坂東ハリー☆今日よりもっと… 今よりずっと☆

故障しながら迷走する50半ば…片田舎の坂東で七転八倒しながら『走る』壮年のトホホな日々

休足なんで😅

2019-01-31 17:19:22 | マラソン
今度の日曜日は…
【別府大分毎日マラソン】
初参加に胸踊らせているランナー🏃‍♀️🏃さんも少なくないでしょう😃

私事ですが…2015~2017年に連続参加しました『特別な場所』であります😊

そんな中でも初参加は…やはりインパクトが強かったぁ~⚠️

当時の私には、参加できるだけで誇らしかった大会です😊
当時、記していたランネット・ダイアリーを『転載』です📄
※一部、執筆当日の脱線話は削除しました。
尚、blogの引っ越し前に『アメブロ』でも同じ記事📝を掲載してますので…読んで頂いた方もいるかもしれません🙇


【第64回 別府大分毎日マラソン大会】~旅の記憶~

前日から関東一帯には積雪予報…羽田発の便には積雪を見越しての欠航便まで発表されている始末で暗雲吹き荒れる旅立ちと思われたが、意外と成田は影響が無かったようで私自身も問題は無かった(^^)

自宅から出発する際は愛車を走らせるとフロントに水滴が疎らに…成田なら一般道でも1時間半程度と読んで出発したが想定の通り予定時刻の7時には空港付近のパーキングへ到着、片道70k弱たいして疲れることもなかった。

海外渡航など経験の無い中年には成田空港は縁遠い場所、送迎車に乗り込むと 『 身分証明書の用意を御願いします 』とドライバーさんに言われたが…なんでやねん?!と思っていたら入場ゲートで1台1台停車させて車輌チェックしつつ身分確認、幸い早朝便で送迎車も私1人乗車だったのでスムーズだったが大勢乗車していたら身分確認だけでも大変だ(T_T)

久々に航空便を利用したので入場チェックの際にベルトを外すのを忘れていた…見事にゲートに引っ掛かり後続に迷惑をかけ同時に羞恥で顔が火照った(-_-;)

ジェットスター(LCC)の利用は初めて…よって空港の中をバスで移動するのも初めてでしたが移動中に国際色豊かな見慣れない機体が見れたので新鮮だったが、タラップの階段を上って搭乗するのも初で小雨程度だから良かったものの大雨とかだと結構濡れそうで厄介なものだと微妙にマイナスポイント。。。

フライトに関しては何ら問題無く…聞き及んでいた座席の狭さは特に感じなかったが今まで関西や北海道くらいしか飛んだことが無いので機体の大きさは航空会社によってそうそう変わるものではないのかも?!2時間弱のフライトは快適で窓側の座席からは終始ぶ厚い雲しか見えなかったが着陸間際に豊後水道や九州山地が見えた時は新たな出会いに少し感激した☆

地方のローカル空港さすがに小さい?!と言っても羽田&新千歳&伊丹くらいしか知らないが…空港到着そう海側に関しては到着時に曇り空、エアポートバスに乗込んで一路大分市へ向かう。
バスは先頭の座席に座ったが…ふと運転手さんを見てみると手袋に軍手をしている!?私の常識ではタクシーやバスの運転手さんは白手という認識だったので少しカルチャーショック、もっとも運転手さん個人の問題なんだろうけど(^^ゞ

大分市までの1時間の道程で目まぐるしく天候が変わった…曇り⇒みぞれ⇒小雪⇒雲間から日差し⇒また曇り、こんな感じで車窓からは別府の湯けむり立上る風景や別府湾も見られ飽きない時間だった(^^)
大分市内に到着し翌日に宿泊する予定だったダイワロイネット大分に明日まで必要の無い荷物を預け、別府に戻る為にバスor 電車で迷ったが…駅の売店お土産コーナーが気になったので電車にした九州でJRに乗るのは最初で最後かもしれない?!

大分は…かぼす推し&やはり麦焼酎なんでしょうね☆
もちろん海産物では関アジ・関サバを筆頭にフグもあるでしょうし鳥天も有名でも土産となるとスナックや飲料になってしまいます。
とりあえず物色だけして目星をつけて退却…駅では特急ソニックの待ち合わせに遭遇し、メーテルのような恰好の乗務員の綺麗なお姉さんを眺め一路別府へ。

途中で決戦のスタートライン ”うみたまご”が視界に入った時には少し気持ちのスイッチも走ることに向かいましたが…まだ前々日ですから気が急いても仕方ありませんね(^_^;)

別府駅に着くと温泉の香り…駅舎にはマラソン歓迎と言わんばかりに特設コーナーがあり、あらためて伝統と格式を感じずにはいられませんでした☆

チェックインまで少し時間があったので路地裏を散策…なんともディープな世界だった?!有名な竹瓦温泉の付近は夜の歓楽街でしたが盛りの過ぎた壮年には縁遠くなった世界でしたね(-_-;)

もし2度目の別大があるとするならば次回は 『 温泉は日帰りで別府、宿泊は利便性の大分 』とすると思います<(_ _)>

~決戦前日~※少し後の編と時間軸が❔となる⁉️
今朝は少し走れた…やはり九州だと日の出も関東の感覚とはズレル。。。
6時半でも暗い感じ…結果的には6k程走って終わらせ屋上の露天風呂に入っている時に朝陽が雲の上から顔を覗かせた。

前日から昨晩そして今朝…経過としては日中一杯めまぐるしい天候の変化と終日風に吹かれたが、これがレース当日もだと思うと少し気が重くなる。。。

朝風呂までは絶好調?!というか至極順調に感じていたが…最後の最後でやらかしてしまったようです。
朝食がバイキングだったので調子に乗って食べ過ぎました!
チェックアウトの時刻には胃が重たくて吐き気もチラホラでムカムカが全開…身体全体に倦怠感が広がって冷たい風が吹き荒れる別府市内で受付スタート時刻までの4時間をどうやって過ごすか途方に暮れました。。。
少し歩けば平気かと思いきや…歩けば歩くほどに身体全体に毒が回っていく感じで 『 なんで最後の最後仕上げでドジこいてんねん 』と自問自答してへこみ100%状態。

無料で過ごせて万が一の為にトイレがある施設…前日に買い物をした【 you me タウン】(ユメタウン)なる商業施設を思い出しそこのエントランスのソファーに座ってボケッ~と2時間半どうにかやり過ごした。
それでも体調は少し改善した程度…とても明日頑張ろうとは思える状態には。。。

シャトルバスの始発少し前に停留所に向かい受付会場のビーコンプラザへ。
早いほうかと思いきや会場は既に受付待ちや受付を終わらせ広場を闊歩するランナーが…シャトルバスでも思ったが聞耳を立てて周囲の会話を探っていると改めて次元の違う世界に来てしまったのだと身が縮む。。。

胃の調子は一向に上向かないのでランナーに支給される500円分のチケットは地獄蒸しプリンに換えて後ほど食べることにした☆
食べ物以外でもブースがあったが一番人気は記念グッズ売り場…やはり上級やベテランランナーでもその手の商品には弱いということかな♪
私も散在せず可能な限り早く宿に帰って落ち着く為に人混みを掻き分けてドサクサに紛れて記念の長袖Tシャツを1枚購入し、少し時間が掛かるのを我慢して無料のネーム刺繍をしてもらった。

知り合いもいないし調子も悪いので2時半には大分駅行きシャトルバスの列に並び…3時過ぎには大分駅に到着、そして宿まで歩いてチェックインです(^^)
依然として胃のほうは落ち着かず…胃薬の調達を兼ねてお土産物色の為に外出、やっと5時過ぎに本当の意味で落ち着きました☆

お友達の方にも 『 別大を目指す 』 と思っている方も居るかもしれないし、今後そのような方とお友達になれるかもしれない?!その時に日誌が役立てば…まぁ役立たないでしょうけども暇潰し程度に読んで頂ければ(-_-;)

現在の状況だと別大参戦の場合は前日入りが必須です。
そんな中で 『 前日に少し走っておきたい 』 と思うでしょう…個人的お勧めは別府から大分に向かうコース沿いが最適かなと考えます。
可能であれば九州到着時に普段着から練習着に着替えてブレイカ―を羽織るなりして別府に向かう…まぁ別府に前泊するなら宿にいって着替える手もあるでしょうが大分市内泊となると難しいので、別府で公衆浴場とか日帰り湯施設を利用するのも良いかもしれません(^^)
海沿いのコースは歩道も幅広く整備されていて走り易く、翌日に体感するであろう海岸風も経験でき一部でもコースを知った安心感が生まれると思います。
レース本文でも書き込みますが実際に別府⇔大分この市内を繋ぐ区間こそがレースを作る意味で一番重要な区間だと感じましたので車道と歩道の違いはありますが…微妙な上下の勾配や海岸沿い特有やや傾斜のある車道そんなとこを考え過ぎない程度に走って体感出来ればプラスに作用するでしょう(^^)v
ただしオーバーワークは禁物…往復で6~7k程度レぺよりも20秒程度遅くしてリラックスするのが1番ですが、天候もありますから状況に応じてやって日帰り湯で汗でも流せば良いかと思います☆

そして午後は時間を見計らって受付ですね…ビーコン行きのシャトルバスは利用したほうが◎、別府駅や北浜からランナーとしては距離的に遠くは感じないですが上り勾配がソコソコなので利用を勧めますし、行きのシャトルに関しては途切れることなく出ていると思いますので。。。
受付会場に到着すると気持ちもだいぶ高まってきます…もっとも今回の私は胃がムカムカ継続中で早く済ませて帰りたい状態でしたが(^^ゞ(^^ゞ
受付会場では写真撮影や飲食ブース巡りや記念グッズ物色と楽しみもあります…ただし私的に期待していたアシックス用品ブースは値段も高いしアイテムも限定されていて目茶苦茶ガッカリでした(>_<)
胃の調子が良ければ飲食ブースでガンガン食べていたかと思いますが…終ってみると胃の調子が悪かったおかげで自重できたのは結果的にプラスだったかも?!どうかな(^_^;)

ここで問題はビーコンからの帰りのシャトルバスです!
私は14時半前に列に並び大きく待たされることはありませんで10分程度でしたが…大会当日に周囲に聞き耳を立てて入手した情報によると中盤から後半の時間帯に関しては混雑したような話。。。
実際に状況を見ていませんので不確かですが…公式な受付開始よりも早い時間から受付をしているようなので帰りの混雑が気になるようであれば?!行きのシャトルバスをパスして早めにゆっくりと自力でビーコンに向かい早め早めの行動が吉かもしれません☆
特に私は大分市内泊だったのでビーコンから大分市内(バスで約30~40分)だったので帰りのシャトルバスがスムーズに使えたのは大変有効だったかもしれません…これが体調万全ならば会場の雰囲気を満喫するかのごとく長居をしていたでしょうから結果論としてここでも体調不良が吉となったのかも?!

大分市内に到着してからは重い足を引きずりながら宿泊先へ…落ち着いて休息とも思いましたが、明日の大会終わりや明後日の翌日ダメージを考えると済ませられることは済ませておきたく、お土産購入と合わせて胃薬購入の為に再度市内へ繰り出しました。
さすがに県庁所在地の中心部で地方とはいえ人波はそれなりに…そんな中で明日の参加者と思われるランナーが歩道を軽く流していく姿が少なからず…時刻は夕方4時過ぎ 『 気持ちは理解できるが場所は選んだほうがよくないかい? 』 そんな心の呟きと共にもし自分が体調万全だったら?!と思うと同じ行動をしていたかもと冷静に自身を見直せました。

おにぎり2個を一応の夕飯として用意…胃薬で31日の日誌にも書きましたがその頃は随分と落ち着きを取り戻せていました☆

結果的には2個完食で気力も回復してくるのが感じられタイトルにもしましたが…絶望の日中から微かな希望の夜半に変わっていくのが実感できて 『 災い転じて福となす 』 そんな前向きな気持ちで前日を終れたような気がします(^^)

そしてこれまで3回のフルマラソン前日&前々日ルーティーンがいかに間違いだらけだったかを思い知らされたような気もしました<(_ _)>

~レース当日⬇️⬇️~

前日に落ちるとこまで落ちた体調!?さすがに上がるしかなかったようで当日朝は抑えつつもシッカリと朝食は頂戴した…もちろん本日もバイキング、しかも今日のほうが格段に美味しいではないか!前日に痛い目に遭っていなかったら本気食いしていたのは想像に容易い(^^ゞ(^^ゞ

少し脱線しますが…ダイワロイネット大分の朝食バイキングは値段以上の価値があると個人的に思います!宣伝料は頂いておりませんがお勧めしたいです☆

会場うみたまご行きシャトルバスは9時~運行ということだったので焦らず急がず9時10分に宿を出発…既に数往復しているので所要時間は概ね把握、歩道にはランナー達がゾロゾロと列を成し其々のペースでシャトルバスに向かう様はレースを少なからず想像させる…いよいよだ…不意に5文字が脳裏を過る。

シャトルバス発車場には10台くらいのバスがランナーを待ちかまえていた。
乗車は9時20分過ぎ、会場手前まではスムーズに20分程度で降車するのに駐車スペースの関係マゴマゴ…それでも乗車時間は30分程度で済んだ。

このシャトルバスはランナー専用で応援の方は御遠慮願っていてランナーは受付時に入手したプレートを首から下げて乗車…気分だけは本物アスリート(^_^;)

降車後はランナー版カースト制度により普通ランナーは山側へ向かうよう頻りにアナウンス…『 わかってまんがな… 』 海側施設を横目に歩道橋を渡って山側へ。
そして普通ランナーの中でも格差が…会場からの距離的に早め現地入りできる別府組はテントの中やバス車中に陣取っており、距離的に到着が遅れる大分組は隙間を探して右往左往していたような(T_T)
幸いにも当日は概ね日差しを受けられるお天気だった為にオープンエアーのアスファルト上でも問題無し、ただし悪天候で雨や強風に晒されたら…身震いが。。。

テント裏の落着ける日差しのある場所に荷物を置いて陣取ると疎らながら次々とおひとり様ランナー達が集まってきた頃には時刻は10時を過ぎていた。
音楽を聴いたり、頻りに身体をストレッチしたり、少し遠目には仲間と陣取って談笑するグループも…其々のルーティーンで準備を着々と過ごしている。
そんな周囲観察に夢中そうな私ですが実際には10時半までアスファルトの上に仰向けになり寝ころんでおりまして毎度お馴染みアップ無しのルーティーン…これだけは変らん。

10時半を過ぎると気象条件を鑑みて用意した長袖&半袖&ランシャツからドレスの最終判断…荷物だったが準備はしておいた。
正直、一世一代の晴れ舞台ここは可能な限り正装で挑みたいと思っていたが今回は天気も味方してくれたので迷い無くランパン&ランシャツの正装を選択…謹んでゼッケンを付けることにした☆参考までにゼッケンは紙製ではありません!布製でしてレース後に保存して記念にもなります(^^)v

レースでの正装は2度目…やはり恥ずかしい(^^ゞ(^^ゞ
しかも大きなゼッケン背負ってドン尻ランナーなのに正装とは…同じカテゴリーとはいえ周りの上級ランナーは冷ややかな目で見ていたかな?!
と、そんなこと考えても仕方ないので気持ちを鎮めてつつストレッチだけは入念に…11時を過ぎ荷物を自衛隊の方々に御願いしにいくと 『 頑張ってください! 』 と声が掛かり気持ちがピンと引き締まる。

11時半過ぎ予備整列の為にドンドンスタート地点から離れて自分のゼッケン表示してあるプラカードを探し続ける…1列15名で並んで私は151列目でした。
ペースメーカー⇒招待選手⇒カテ1⇒カテ2⇒女子⇒カテ3登録⇒非登録の順。
なので私の後ろにも非登録でもタイム上位選手が山盛り状態…その選手達は登録後方組は邪魔でしょうけど、それがレギュレーションですから御容赦願いたい。
私より後方の登録組は約2列…たかだか1m程度にも拘らず自分の列から前に並んでくる選手もチラホラ、挙句には 『 自分らギリギリの持ちタイムだけん少しでもタイム稼ぎたいですな 』 と同じく前にやってきた選手と談笑してる。。。
私は心の中で 『 おいおい、ここで数秒を稼ぐなら走りでタイムを稼げるように練習積んでこいよ… 』 登録選手でありながら情けない輩に言い放つ(ー_ー)!!

ジリジリと時が刻まれ号砲が近づいてくる。
やっと海側のエリート達と本線上で一線となり高まる緊張感、空からは空撮のヘリの音、悪魔になるか?!天使になるか?!別府湾を通りゆく風や正午の日差し、全てが特別な時間となっていく。
プラカードが引いていく、走路には選手と走路監視の役員のみ、残り何秒のアナウンス…そして勝負の号砲鳴り響く \(^o^)/

スタート前に自身に言い聞かせ続けた… 
『 落着け!落着け! 』 『 ゆっくり!ゆっくり! 』 これを呆れるほどに呟いた。
唯一の邪な思考は…号砲直後にカイト君をスタートさせるか?!それともスタートライン越えてからスタートさせるか?!だったが後者を選択。
昨年の中継録画から最後方でもスプリットは2分チョイ程度、直後の渋滞を考慮しても設定ペースを掴むまでに最大3分強と考えればお釣りはくると思っていたが…やはり私の位置だとスターラインまで概ね1分で直後のプチ渋滞でも設定ペースまで300~400m 概算で大丈夫だと踏んでの決断しました。
以後の掲載のラップは概ねです…あくまでも別大ホームページ公式リザルトの順位1904 位が正式唯一の記録ですので御理解願いますm(__)m

今回は5k 毎のラップを重要視…それは当たり前の話なんでしょうけどね(^^ゞ
つくば失敗を成功の素に変えるべく㌔毎ラップは設定ラップの範囲内か否かを確認するだけにし、これまでなら設定ラップを逸脱してもプラス思考いけいけドンドンになって結果暴走していたのを別大に関しては30k 地点までは即修正するように心掛けました。
もっとも今までは設定ラップの感覚を徹底的に体内時計にインプット出来なかったので微妙な強弱に自信が無く調子が良さそうだと勘違いして自分を見失っていたのも事実…でも今回に関しては前回失敗を真摯に受け止め自身が現状フルで持ち堪えられる最速と思われるラップ( 4'30"~4'45" )と向き合い、今までなら中途半端に取り組んでいた設定ラップへの取り組みを徹底していたので体内時計に少し自信が持て勇気を持って上げ下げに挑めたとのだと思います(^^)

☆スタート~5k地点は下り基調の強いコース

スタートラインまでのスプリットは…イマイチ感覚的には捕えられなかったが1分程度の読みは悪くないと感じたし、ライン越えてからはマメににカイト君を確認しながら設定ペースまで上がるのを確認、400m 手前で設定ペース範囲内にきたので以後はカイト君とは㌔毎とペース異変を感じた時だけの会話としました☆
走っていても概ね下りなのが実感できるけども、折返し(9k 地点)までの別府市内北上は逆風基調が予報から考えられたので初っ端での体内時計セッティングが重要だと感じ慎重に進めた…周りはガンガン飛ばしていくし後方からは未登録の上級ランナーが 『 遅せぇ~なぁ~ 』 と呟きながら横を過ぎ去っていく。
コチラも少しはプライド持って走っている…多少はカチン!とくるが心で再び呟き始める 『 落着け!落着け!まだまだ長旅は始まったばかり… 』 山の斜面で影になったコースと北から吹きつける風で “ 頭はクール、心はホット ” なんとかやり過ごして冷静を保てた気がする(^_-)-☆

S ~ 5k 【 4'48" 4'38" 4'29" 4'31" 4'30" 】 22'56"

下り基調だった高崎山を左手にしたコースに別れを告げて別府市街地コースは概ね平坦…雲が切れれば日差しが目一杯にランナーを照らしてくれる(*^_^*)
沿道は地元の方のみならず観光の方も含めて多くの声援が飛び交う。
5k地点の目安はホテル富士観のオレンジ色看板…折り返して同じ地点は概ね13k地点くらいだろうか?!万が一にもこの辺でトップ集団とスレ違うようだと第一関門は赤信号というより絶望だろう。。。

第1目標5k地点の少し手前で前々日に宿泊したホテルの前を通り過ぎる…この辺はムカムカする胃を引き連れて顔面蒼白?!で26時間前位に歩いていたが、レース当日の今は嘘のように気分良く走れているのが嬉しくもあり不思議でもあった(^^)

沿道の距離表示とカイト君のアラーム音は大きく違わず(50m 程度の誤差)に5k看板を通過してスプリット2分と考えてトータル25分で通過は最低限の仕事が出来たと思うし…当たり前だが全然余裕がある状態でもあった(^_^;)

さぁ!この先は5kを23分で纏める走りを30k地点まで余裕を持って続ける戦略だが…あまり先の事を考えても気が遠くなり心の余裕が消えていくだろうから 『 5k毎をシッカリ走る 』 同時に10kやハーフでの自身のスタイルでもある沿道に応えるレースを実践していこう!
本当のスタートは…この5k地点だったかもしれない(^_-)-☆

~旅の記憶⑤~
まだ最初の関門は通過していなかったが予定通りの5k通過で気持ち的には…ひと安心の感覚で幾分楽になったものの気を抜くと何重にも仕掛けられた “ レースの罠 ” に捕まってしまうだろうと肝に銘じた。

降注ぐ日差し、確実にランナーを惑わす向い風、基本平坦だが穏やかに波を打つ走路、そして沿道からの多くの声援…ちょうど身体が解れてきてエンジンの掛かり出すランナーも多いであろう区間です。
私のようなギリギリ組にとって楽しみの1つである先頭集団との中央分離帯を境にしたスレ違い…世界と戦おうという選手たちを目の当たりにして自然とペースが上がったりするが落とし穴になりかねない?!経験が浅い割に練習をシッカリ積んで挑んでいたりすると “ 調子が良い ” と錯覚を起こしたりしかねない(>_<)
確かに調子は良いのかもしれない…しかし、ここで自身の監視&管理を疎かにすると時限爆弾を持たされたことに気づかないで先に進むことになる。。。

7k付近だっただろうか?!私にもスレ違える瞬間がやってきた!(^^)!
スレ違いざまに右手を高々と上げてエールを送ってみたが、おそらく先頭集団の視界に入ることは無かっただろう…それは承知の上、煌めくトップランナーと同じ選手として走れる喜び、その感謝を込めてのエールです☆

先頭集団と交錯したあと…前方にスタート前に見かけたような姿を発見、序章で前述した割込みランナーが苦しそうに走っているではないか!!
見るからに余裕の無い走りでオーバーペースで突っ込んみ10k持たずにツケが廻ってきたような様子…難なく後ろにつけ並ぶ間もなく交して前に出たが抜き去る際の割込みランナーの息遣いは第一関門は突破できたとしても次々と襲い掛かってくる関門地獄には太刀打ちできる様子ではなかった。
心の中で冷静に呟いた 『 スタート前に貴方の別大は終っていたのでしょうね… 』 同じランナーとして厳しい呟きかもしれないが “ 僅か数秒の大切さ ” それと向き合って真摯に練習に取組んだランナーでないと…この別大という大会には快く迎え入れてもらえないと思ったので自然と呟いてしまった。。。悪く思わんでくれ。。。

そうこうしていると目の前にゼッケン番号の色違いを発見…実はエントリーしているカテゴリー別でゼッケン番号色も違っているのですよ。
招待選手⇒名前入り・カテ1⇒黒色・カテ2⇒青色・女子⇒赤色・カテ3⇒緑色。
青色のゼッケンを発見…この辺で遭遇とは早過ぎませんか?!と思っていたら女性の選手と並走している様子で、青ゼッケンのランナーが女子ランナーにアドバイスをしながら走っていました(*^_^*)
どうやら女子ランナーの完走アシスト引き受けている様子で… 『 今は向い風で少し路面が上り傾斜、ここで10秒落ちても大丈夫!下手に向い風に逆らってペース守るなら10秒くらいくれてやりな!不自然なペース維持は無駄なだけだよ 』 こんな感じの会話だったと記憶している。
正直、この時この青ゼッケンの方と同じことを自分自身に言い聞かせていたので非常に印象深く記憶に残っている…まったくもってその通りで、この先1kと少し進めば亀川での折返しが待っていると同時に風も反対方向となり味方につけられるからだ!(^^)!
そのコンビの横を通り過ぎる時に心の中で 『 頑張れよ! 』 と呟いた。

タイムとしては同じ位置くらいでも、前述のようなランナーもいれば、このコンビのようなランナーもいる…そういう意味でも別大は面白いのかもしれないと感じた。

8k付近でカイト君と距離表示の誤差が大きく開いた…側道の距離表示の130m くらい手前でカイト君が唸るようになったので、この先は本当に参考程度にして自身の体内時計を研ぎ澄まさねば。。。

6k ~ 10k 【 4'28" 4'30" 4'31" 4'30" 4'23" 】 22'24"

さぁ!折返しも間近…同時に第一関門へのラストスパート?!にもなる!?
参考ラップを見てもらうと折り返して急激にラップが上昇しているのが判ると思いますが、走っている本人は感覚は同じなんです…ただ向い風に変わった事へ瞬時に対応できなかったということですね。。。
それと第一関門への “ 恐れ ” も少なからず影響したかもしれません。
第一関門の制限時間は50分…カイト君に誤差があるとはいえ少なくとも2分程度は余裕がある筈と踏んでいたが、公式リザルトの通過が 46'23" となっているので少しは余裕を持って第一関門は通過できたようだ☆

※1 大会公式リザルト
⇒ 5k: 23'41" / 10k: 46'23" ( 22'42" )
※2 文中✒️の“カイト君”とは当時使用していたGPS⌚の愛称です💦💦

フルマラソンで1番気分良く走れるのが10k過ぎ辺りではなかろうか?!
十分に練習を積んできた脚がスタート直後の不安や緊張感から解き放たれ普段着に戻り思い通りに繰り出せる…そんな区間がこの辺りでしょうね☆

スタート直後から抜いた抜かれたが比較的頻繁であったが…さすがに10kを過ぎる頃になると周囲の状況も落ち着き、ランナー自身も落ち着き始める。
風が追い風になったのは大いに実感できたが…気分良くなって風に身を任せてしまうと知らぬ間に足を使わせられてしまう心配があるので常に注意注意。

折り返した事により9kまでの道程を反対車線に走路を移して戻っていく格好だが…往路同様の切れ間ない応援に感謝感謝で左手で応えるのは当たり前で時折は軽く会釈しながら走り続けた☆

この区間はどう考えても気分良く走れるが15k地点の東別府駅前を過ぎると再び海沿いのコースに戻るので市街地コースのように簡単ではない、そろそろペースメーカー的ランナーを探さねば…失敗したつくばを思い起こすとこの辺で後続から来た幾分設定ペースが早いと思われるランナーに付いてしまって結果的には良い気分の延長線上となってしまい、のちの戦略など考えずに調子に乗って走ってしまったのを苦々しく且つ冷静に思い出していた。。。

出走規定が厳しいだけに女性ランナーはエントリーで200名程度で国際大会基準の3時間15分以内が持ちタイムのランナーも参加者内では少なくないかもしれない…まだ序盤の区間でペースとゼッケンだけで男性ランナーの力量を推察するのは難しく、周りは緑ゼッケンだらけで同じカテゴリーなわけだから尚更(T_T)
思い切って確実性の高い女性ランナーに的を絞ってペースメーカー探し(^_^;)
断言しますがレース中に…助平心はありませんぞ!冷静に考えてです(^^ゞ

そうは思ってみたものの実際に参加ランナーに対して女性のランナーは7%程度?!そうそう “ これっ! ” と思えるようなランナーには遭遇しないもの…それでもマダマダ自身に余裕があるので自分でレースを作るのは十分に可能だし、もう少し先で市街地から離れた辺りを目安に見つかれば良い。

富士観ホテルのオレンジの看板は本日2回目です。
ということは概ね13k地点…こういう考えは御法度だが 『 まだ3分の2以上残っている… 』 多かれ少なかれランナーは皆そんな考えが脳裏を過るだろうか?!
富士観ホテルの少し先にある的が浜公園には石碑がある…別府大分毎日マラソン歴代優勝者が刻まれた記念碑(画像参照)

11 ~ 15k 【 4'30" 4'32" 4'32" 4'34" 4'31" 】 22'39" (公式 22'51" )

追い風に惑わされないように少しセーブして走っていた為に絶好と思われる風による “ 時計の貯金 ” は出来なかったが…レース終わってよくよく考えると?!この区間でのセーブししながらタイムをまとめた “ 足の貯金 ” が終盤で良い方向に作用していたように思う!(^^)!

本当に沿道の声援が途切れない区間で歩道寄りを走ると際限なく左手で応えてしまいそうだったので…惜しみながらも途中で意識的に中央に進路を進めてみたりして無駄な走りをしてしまったが、本当は歩道側で多くの声援全てに応えたかった(>_<)

惜しみながらも別府市内に別れを告げる。
レースを左右するであろう海沿いの比較的変化に富んだ区間に突入、気持ちにも脚にも余裕は十分にあったが…同じように好調と思って進めて結果失敗だった苦々しい2カ月前の記憶を脳裏から消し去ることは出来なかった(T_T)
或る意味…そういったメンタル部分でも勝負処になりそうな区間への入り口が15kの通過だったのかもしれない。

シーサイドコースに突入したが変化の少ない別大コースにおいて唯一コース変化に富んだ区間…しかも切り立つ山際を縫うように走るので海風の悪戯だったり路面の微妙なアンジュレーションといった仕掛けに惑わされ知らぬ間に “ コースの罠 ” に嵌ってしまう恐れもある(>_<)

それでも自身は冷静だった…すこぶる冷静だった。。。
幸い前日この区間一部を試走していたし往路でも既に走っている…周囲に夢中になって時計だけ気にしていたらコース状況など上の空だっただろうがスタート直後から “ 落ち着け ” と言い聞かせ続けてきたので復路になった折り返す走路も冷静に分析できている。
『 特にこの区間は5㌔で考えよう! 』 それが走っている自分と心の中の自分との共通認識、変化に富んだ区間ゆえに㌔毎で右往左往すると中間点過ぎてから良い流れを変えてしまいかねない…この区間は普通に走っていても少しラップが落ち始め傾向になりかねない 『 ここは落ちるの当たり前…5㌔30秒落ちの感覚で余裕を持って走ろう。あわよくば先を見据えて周囲のランナーの力量計って中間過ぎの目標にしよう 』 心の中で更に申し合わせが1つ増えた☆

まずは高崎山を廻り込むように緩い上り坂を上がっていくが、高崎山で太陽が遮られ走路前面が日陰になる箇所も見られる…背中を後押してくれる海風も随分と冷ややかに感じられ急激に体温が下がったような錯覚を起こす。

なかなか特定のペースメーカーは見つけられないものの前方にランナーは事欠かないので15m くらい先を走るランナーの背中を標的に自分のペースが上ならば追いついて次を探す、差が詰らないようであればムキには追掛けずに視界から外れたら違うランナーの背中を探す…㌔毎のラップ計測は4'40" までは大騒ぎせずに余裕を持って見守り先ずはスタート地点うみたまごに帰還すること☆

本来ならば応援も消えてしまいそうなシーサイドコースも同日開催でウォークイベントを催してくれているので参加者の方が途切れない声援を演出してくれている…天気が良かったのは本当になによりだった(^^)

そうこうしているとスタート地点うみたまご…ようやく視界に入ってくると沿道の応援も復活して賑やかになってくる(^^)
やはり沿道の声援は有難い!(^^)!
気分良く左手で応じ時折会釈を交えていると視線の合った(もっとも私の視線はサングラスで見えないでしょうが(^^ゞ…)沿道の方から 『 余裕があるねぇ~恰好良いなぁ~ 』 と賛辞を頂く…こっ恥ずかしい限りだが嬉しいものです(^_-)-☆
同時に心の中では 『 この辺で余裕がないとお先真っ暗だ…それでどうだい?当たり前だが余裕だろ?! 』 と自問自答していたが、当然答えはイエスのみ!! 

当日はゼリー補給食を3個持ってスタートした…10k までは給水で凌いで10~20/20~30/30~40 といった感じで1個づつの消化予定。
2個を小さいウエストバックに押し込めて1個は手に持ったまま走ってきましたが…1個目の補給食をうみたまご過ぎで捕食完了し直後の給水所ゴミ箱に狙いすまして投げ入れた☆
我々ランナーが常にレースで携帯しておかなければいけないもの…それは 『 マナー&感謝 』 だと思っています。当たり前の事だが時に見失いがちなものです。。。

まだ少しシーサイドコースは続きますが…懸念していた区間も無事に通過が近づいて多少タイムも気になるところでしたが、次区間に入って早々にやってくる中間地点のタイムが大事だと区間の最後に褌を締め直す(喩ですけどね(^^ゞ…)

まだまだ周囲のランナーも元気だ…さすがに皆 “ 足におぼえ有り ” の制限タイムクリア者だが、この様相がレース終盤でどのように変化してくるのか大いに楽しみだった(#^.^#)
もっとも周りの心配よりも自分の心配が先のようにも思えたが(^^ゞ(^^ゞ

結果的に見返すと意外と良いペースで走れていて…余裕があったのも頷ける☆

実際に走っていても 『 今ぐらいの感じでいって…30k でどれだけ余力があるのか自分に問いかけたいなぁ~ 』 そんなふうに考えてはいたが、次の区間には悪夢の距離を通過する…悪夢を払拭して30k に繋げたかった。
16-20k【4'35" 4'34" 4'34" 4'38" 4'40"】⇒ 23'01"(公式 23'07" )

シーサイド区間も終盤…中間点を過ぎると海岸線と別れを告げる準備、コースも概ね平坦の市街地コースへ向けて山側斜面から下りはじめ本当のフルマラソンを味わう距離に突入していく。

中間地点通過(公式) 【 1:37:24 】

カイト君の21k 通過が1時間35分台だったのでスプリットを考慮しても概ね公式のタイムと同じか少しは早いと走りながら考えていた。
同時に失敗した“ つくば ”と3分程度しか遅れていないのに心身共に余裕という意味合いでは雲泥の差…今日が調子が良いのか?!あの時が調子が悪かったのか?!改めてフルマラソンの不可解さを現実を持って味わう瞬間だった。
しかし、まだ油断はできない…急に脚に異変を感じたのは23k 直前、そう今日のコースならば大分市街地に差し掛かった辺りなのだから。。。

そんな不安もよそに周りのランナーにリンクさせつつも冷静に自身の設定ペースで1㌔1㌔とラップを重ね…23k を通過して完全に悪夢を払拭、残りの距離は自身にとって新たなフルマラソンを体感する為の走りにしなければ☆

この日は正装していたが、長距離レースで正装は初めてで正装であるが故のリスクなど考えてもいなかった…どうも20k 過ぎ辺りから内腿がヒリヒリし始めて脚の異変?!と思ったりもしたが原因がようやっと解った気がしたのが23k 過ぎでもあった。
ランパンと内腿が擦れてヒリヒリしているようだ(>_<)
レースに影響するほど大袈裟ではないが微妙に左内腿をスリスリしてみたり…周りのランナーからはトラブルに見えたでしょうね(^_^;)
でも脚の異変でなくてホッと一息だったね。

いつもなら既に呼吸でリズムを取り始めている距離だが…今回の別大に関してはこの距離に進んでも自然な呼吸リラックスした状態で呼吸が出来ていた(^^)
今までだと15k くらいまでナチュラルに…過ぎたら3吐4吸にして25k くらいで2吐3吸みたいなルーティーンでリズムを作ったりしていたが、今回は走りのリズムも呼吸のリズムも普段の練習以上にリラックスして進められた。
これが “ たまたま ” だったのか?! “ 偶然 ” だったのか?!未だに真相に心当たりないが、これが今まで踏んできた距離や練習の成果だとしたら…やはり 『 走った距離は嘘をつかない 』 という事になるんだろうと思う。

市街地コースに突入してきた…まもなく有名な “ 弁天大橋 ” の1度目の上りを経験することになるが、その前に25k 地点の通過だ…ここを先頭集団が左折していなければ2度目のトップ選手とのスレ違いが実現する!(^^)!
世界を戦う選手達と大きく離れてはしまったものの再度交錯できるのは底辺ランナーとしては嬉しい事だ…もっとも先に通過されていたら水の泡だけども(-_-;)

私の脇を勢いよくミズノ製のランパン&ランシャツ姿のランナーが抜き去っていく…ここにきてスピードアップとは上級ランナーですね!?
正直、追掛けてみたい気持ちも脚もあったが、 『 まだ25k 冷静に冷静に30k までは我慢我慢 』と何度も心で呟いて自分自身をギリギリのところでコントロール、1年前の勝田初フルの時と比べると随分と成長したものだ…ダメ中年が少しは見栄えも良くなっただろうか?!

本当のドラマはこれからだ… 待ってろよ!フィニッシャータオル☆☆
21-25k【4'33" 4'39" 4'34" 4'37" 4'36"】⇒22'59" (公式 23'09" )

弁天大橋を初めて体験する区間…トップランナー達は弁天大橋が仕掛けどころでもあるようだが、末端の私のようなランナーにとっては完走への運命を左右しかねない難所になるのかも?!と恐る恐る立ち向かう準備を整える。

そんな弁天大橋の通過を前に対向車線の沿道が騒がしい…トップ集団の通過を待ちわびているからに違いない 『 間に合った! 』 どうやらギリギリで2度目のスレ違いに遭遇できそうだ☆
とはいえ延々と対向車線に視線を送りながら走る余裕までは残っていない…仮にここで集中力を切らす事態に陥れば弁大天橋の餌食になってレースが壊れる危険性もある。。。
チラッチラッと視線で瞬間的に対向車線に視線を送っていたら…どうやら先頭の外国人は見逃がしたか?!放送関係の車輌の陰になって見えなかったが、2位や3位の日本人選手は確認できた☆
表情までは確認できなかったがレースの最終盤…楽なわけはなく走りからは必死さが感じられた 『 最後まで頑張れ! 』 そう心の中でエールを送り自身との闘いの場に集中することとした。

気づけば弁天大橋は目前に(^_^;)
ただ最初の通過となったこの区間では気力も足にも余力はあったので自信を持ってシッカリと上ることもできたし橋上から視界に入るゴール地点でもある大分市陸上競技場には 『 待っていろよ! 』 と言わんばかりの視線を向けられた☆

『 まだいける! 』 そんな気持ちはあったが橋を下って中央分離帯に植え込んである木々で走路が陰になる部分になると両足表面が硬直するような?!血の気が一気に引いていくような?!感覚に陥る。日差しを無くすと著しく体温低下を感じ…特に痛みは伴わないが感覚は明らかに25k までのソレとは違う(*_*)

走りながら現状のラップを確認…やはり弁天大橋の前と比べると5~8 秒くらい落ち込んでいるが、仮にそのラップだとしても4'50" までは落ちないと考えられたので当初からの予定通りに30k を通過するまでは慌てず騒がず淡々と1㌔1㌔を上積みしていこうと心の中で 『 冷静に冷静に 』今日何度目の呟きだろうか?!それでもどうしても心に留めないと。。。

周囲のランナーも一様に苦しそう…それでも足は衰えていないのだからレベルの高い大会は一味も二味も違うものだと実感しながら人の振り見て自身を鼓舞するように一歩一歩と歩を前に進めた(>_<) 

この辺りでは青ゼッケンの上級ランナーでも歩道でストレッチしたり、または急激にペースダウンしかけているのもチラホラと見かけるようになってきた…足が達者なランナーでさえも歯車が狂い出すとトラブルに見舞われてしまう距離…いよいよ本格的なサバイバルだ。

前半の別府市内で度々見かけて大きなゼッケンの割に良いペースで走っていると思っていた5000番台選手の背中を視線で捕えた 『 随分と先行されていたようだ 』 ふと思ったがグングンと背中は接近してくる明らかにペースが落ちてきているのが判る状態で、きっと交してしまえば背中を見ることはもう無いだろう…並ぶ間もなく抜き去ったが 『 まだ長いぞ!頑張れ! 』 或る意味では戦友ともいえる彼に心の中でエールを送る。
そして間もなく運命の30k を通過した。。。
26-30k【4'35" 4'41" 4'41" 4'42" 4'41"】⇒23'20" (公式 23'27" )

無事に30k は通過した☆
正直自身の中では『 気持ちは5割、脚は4割 』 残っている感覚があった。
前の区間でラップは下降傾向に入ったことは実感済み…余裕がある今の状態でラップ下降に歯止めを掛けたかったのでラップup というよりもラップ維持という意味合いで残りのギアに入替えたい気持ちが強くなってくる。。。

それでも今回は前半から冷静に冷静にとコントロールしていたおかげ?!頭は意外にクールな思考でいられた様子 『 まだ10k 以上も残してる…ここは我慢!残り5k までオンボロギアは残しておけよ! 』 もう1人の自分は冷静に判断できていたみたいで…叶うかどうかは別として余力はも少し溜めることとした(^^)

気持ちと感覚の余裕とは裏腹に現実的には足取りは重く呼吸もさすがに多少のリズムが必要となってきて毎度毎度のパターンに陥るのかと脳裏の片隅を不安が過ったが、ここまできたら最後まで自分を信じるしかない…遅れ始めるラップと対峙しながら今のギアで繰り出せる最速を刻み続けた(>_<)

この区間は本当に沿道の声援がチカラになった☆
給水所ではボランティアのお母さんのお手伝いとばかりに小さな女の子がテーブルの後ろに置いてあるコップを前に出してしてくれている…給水することは無かったが女の子に 『 ありがとうね! 』 と左手を翳して声を掛けると母親と共にニッコリと微笑んでくれた(^_-)-☆
その先では少年野球チームと思われるユニフォームの一団が声をからして頑張っての大合唱!?スッと左手を差し出すと一列になった彼らが次々と掌を向けてくるので20人程と連打のハイタッチ!完全に後ろから数えたほうが早いポジションのランナーに最後まで大声援…言葉にできない有難うが胸を熱くするm(__)m

『自分らしいレースしないと!』 決して前を行くランナーのようには速く走れないが…懸命に走り切る努力をする姿は見せられる筈だから、ラップが下降しようがスピードが落ちようが前を向いてシッカリ進んでいくのが小さな恩返し☆

長かった本当にこの5k は長かった…区間に入ったばかりは気持ちも足も残っていると思っていたが半分も過ぎると錯覚だったのか?!と思えるほどに足取りが重く感じていた。

そんな中で暫く前に見かけたミズノのランパン&ランシャツランナーが視界に入ってきたのには驚いた(^^ゞ(^^ゞ
抜かれた時は明らかに私と脚色が違っていいたし2度と背中を見ることもないだろうと思っていたので意外だったが、そんな何気ない1コマでもフルマラソンの過酷さが垣間見える…ホント皆なにを求めて走っているのやら?!ランナー心理は一生解けないパズルのようだ(^_^;)

35k を通過すると再度の弁天大橋となる。平坦でもこの現状だけにどうなる事やらと思いつつも、その弁天橋を下り切ると残り5kになるわけで…本当にオンボロギアは入るのだろうか?!不発でズルズルの最悪パターンも可能性としては残しておかないとパニックになってしまいそうだ(*_*)

ほどなくどうにか?!なんとか無事に?!命からがら?!
長かった区間が終り35k を迎えることとなった。

31-35k【4'45" 4'42" 4'43" 4'46" 4'44"】⇒23'40" (公式 23'58" )

今、結果的に見てみても31-35k区間が5k計測で1番タイムの掛かった区間なのでリアルに走っていた感覚は相当に辛かったのが容易に想像できる。
それでも奇跡的に5kを23分台に残せたのは偶然なのか?!タマタマか?!
真相はともかく、これはレースを振り返っている今…大きな自身に繋がっているのも事実です。
こういうギリギリの1秒とか2秒は理屈でなく普段の取組みからしか生まれないものなのかもしれませんね…もっともっと日常を磨かないとと思う次第です。

2度目の弁天大橋を目前に35k も無事通過…35k の通過タイムはカイト君的には2時間41分と少しだったので頭の中では少しだけ 『 残り5'00"/k を大きく上回らなければPB 更新は可能 』 と要らぬ皮算用。。。
確かにタイムは大事だが別大での目標としては二の次…ここは如何に自分らしいレースをし、後半粘るのでなく上げていく意識を持ち続けられるかを問いたい大会だったので2度目の弁天大橋を攻略して下りで迎える37k 地点からギアが入るのか!?不発となるのか?!自身の真価が問われる最大の瞬間。

そう思って迎えた弁天大橋は…やはり辛かった(>_<)
それは周囲のランナーも同様の様子で明らかにペースダウンした私でも交せるランナーが少なからず…橋上まで上がって左後方少し振り向いて再度ゴール地点の大分市営陸上競技場に視線を合わせた『 あの場所まで…あと5k だ! 』 下りからのギアチェンジに向けて自分自身を鼓舞する。いよいよ下りへ!!

下りに入りギアチェンジ!!下り切った橋のたもとに37k の看板がある!
さすがに下りギアチェンジも伴ってスピードが変わった感覚が脚から感じる。
下りでホッとしているランナーを横目にドンドン前に歩を進め交して前に出ていく。
下り切る直前37k 看板が間近に迫ったところで気合い一発!周囲のランナー含めて鼓舞するように精一杯の大声で 『 よっしゃぁ~残り5k を楽しもう! 』 と雄叫び上げながら37k を通過!!数名の余力あるランナーが雄叫びに応えてくれたが…多くのランナーには無視されたか?!応える気力さえ無かったか?!気づかれなかったか?!それでも自分自身では 『 らしいレースが出来ている! 』 強い気持ちが後押しし始めた☆
ほどなくラスト5k の看板通過して…苦しいラストだが如何に楽しめるのか!?ワクワクも少し湧いてきた(^^)

ギアは入替えたつもりだしスピードも上がっている気分はあった…でも後々のラップを確認すると大してスピードup したわけでも無かったようだ(^^ゞ(^^ゞ
それでも周囲のランナーは私以上に疲れていたようで多くの背中を捕まえて抜き去り…捕まえて抜き去りを繰返すことが出来た☆
そんな中でギアを入替えてから半径2㍍程度で走っている女性ランナーがいた!
赤いチームベストを身に纏った女性ランナーは小柄ながらもピッチ走法で存在感をアピールしてくる… 『 ラストまで同走していきそうだ 』 直感的にそう感じた。

あとはラストまで “ なんちゃってスパート ” が続くかどうか?!コースは平坦な筈だから持ってくれと願うしかなかったが、これが大きな勘違い?!ド忘れ!?だった…最後の最後で苦渋を味わうとは思いもしていなかった(>_<)

弁天大橋を下って1.5k すると左折…38k の半ばを過ぎた辺り。
前述の女性ランナーは直後だったり横だったり…お互いを目標として意識しているのは明らかだったし、その同走によって私としてはギアの速度を保てている感じで2人で前を行くランナーに迫っては抜きの繰り返しでリズム良く走れた(^^)

大分市中心地ゴールも間近に迫る区間…沿道からの声援も更に熱を帯びる。
左折してから1㌔も走らないうちに再度の左折、既にこの時点では39k 看板は過ぎている…競技場まで残り3k ここまでくればカウントダウンもフィニッシュタイム予測も許してもらえるだろう☆
宿泊先のダイワロイネット大分を左側に見ながら通過、瞬間?!このまま宿に戻れれば…極僅かだが弱気の虫も心の中に同居していたようだ(-_-;)

そんな心の内側とは裏腹に間もなく40k 地点を通過して手元のカイト君を覗きこむと3時間5分台だったと記憶している…公式タイムで2分程度のプラスと考えても見えてきた200分切り!大きなアクシデントさえなければ確実に切れそうだ。

しかし、産みの苦しみが僅か先に待ち構えていようとは。。。

それでも…これまで3度のフルマラソンで苦汁をなめた 『 耐え凌ぎ、でも失速の35k 過ぎ 』 から 37k 通過以降に 『 攻める気持ちとギアチェンジ 』 という新たな次元を体感できたのが今回最大の収穫だったと思う(^_-)-☆ 

36-40k【4'49" 4'54" 4'34" 4'42" 4'38"】⇒23'37" (公式 23'45" )

40k を通過して足や心肺は限界に近かったものの…思考的にはレースプラン以外の部分で冷静さを取り戻しつつあった。
ラストのイメージを失礼ながら前年の今井選手の姿にダブらせて思い出しながら走っていて『 最後は土手を左に見ながら競技場入りだなぁ~ 』 なんて思っていたが…待てよ?!

土手を左手にするということは?!左には川があるということ…最後の最後で3回目の橋を渡らねばならんのだっけ??そうだっけ?!
なんとも詰めが甘い…思考が半パニック状態の中で同走していた女性ランナーに後れを取掛けそうになり気を取り直している時に前方に緩やかな上りが見えてきました(>_<)
残り1㌔強…同走している女性ランナーを引き連れて最後のチカラを振り絞る。
足にクル…両足だけに疲労がドッと押し寄せてくる。
足が上がらず動かん…大きく前傾姿勢を取って足元に視線を合わせ上る。
後から確認したら最後の橋は舞鶴橋、カテ3ランナーの預けた荷物は大分舞鶴高校の体育館で返してもらうんだっけ…どうでもいいような事が頭に浮かぶ。。。
同走している女性ランナーは勿論だが周囲を走っていたランナーも必死に足を前に出し腕を振っている…私も40k の手前では呼吸も2吸1吐で周囲に聞こえるほどに大きく音を奏でて荒くなっていたが橋越えで更に呼吸は荒さを増している。

『 もう足が残ってねぇ… 』 周囲に聞こえるような弱気の一言が口をついた(>_<)
それでも舞鶴橋の上から視界に入る陸上競技場のナイター照明に視線を合わせて 『 もう少し…ここでは終われない! 』 弱気の自分に最後の一喝!

橋上に41k 看板…舞鶴橋を渡り切って直後に左折すると残り1㌔となる。
土手沿いの最後の直線に入ると直後にグッと下る…余力の無い足に最後の鞭、自身の呼吸も更に音量増して周囲にハッキリ聞える程に、土手側の沿道からは 『 いいペースだ! 』 声援も聞こえてくるが私に掛けられたのかどうか?!それでも大きなチカラになる。
周囲のランナーも残りの数分を必死にラストスパートで走り抜けようと必死…その頑張りに引っ張られるように私自身も気持ちの中ではラストスパート!!

別大のHPでは全完走者のリザルト掲載されているが…掲載後に35k を私よりも先に通過したランナーがフィニッシュタイムで私よりも遅れていたのが約200名、逆に私が先に通過していたにもかかわらずフィニッシュタイムで後塵を拝したのは17名と確認できた。
同じ時間帯で走ってきた多くのランナーや上級ランナーで故障等の発生による遅れをとったランナーを結果的には相当数交せていたようです。

競技場入口手前では大時計がレースタイムを知らせている。
入口を通過した時に大時計を確認すると3時間15分前半…瞬間的に公式で17分を境にしたタイムが予想されたが17分は是が非でも切りたいと必死の形相が鬼の形相に変わっていたかもしれない。
同走してきた女性ランナーには競技場入口手前で先行を許した…普段なら凹んで一気に水を開けられてしまうところだが今回に関しては背中にシッカリ視線を合わせ必死に追掛けた。

バックストレッチが妙に長く感じた…足は完全に干上がっている。
3コーナーから4コーナー…直線を向いてフィニッシュラインが視界に入ったと同時にトラック内側に設置されている大時計に視線を移すと3時間16分20秒程だったと思う。
最後は干上がった足をただただ必死に前に動かした…大会後数日で掲載されるオールスポーツが撮影した画像を確認すると恥かしくなる位に必死の形相でフィニッシュを目指す自分が居た(^_^;)
多くのランナーは内側内側とフィニッシュを目指していたようだが…私は4コーナー廻って外側に歩を進めた。
本能だろうか?!周囲でランナーが重なるとゴールシーンの撮影がドボンになってしまうと無意識のうちに身体と頭に沁み込ませているようだ(^^ゞ(^^ゞ

そして歓喜のポーズをとる余裕もなく必死にフィニッシュ!!

公式結果は 【 3時間16分59秒 】 薄氷を踏む思いだったが…どうにか17分を切ってのフィニッシュとなった(^_-)☆

本章としての日誌は…どうにかこうにか終れました<(_ _)>
あとは追々で~エピローグ~終章・結び~を書き込みます☆

右往左往した…纏まりの無い…しかも乱文乱筆を最後まで拝読いただき本当に有難うございましたm(__)m
41~finish【4'40" 4'47" 2'23"(500m) 】⇒11'50" (公式 10'19" )

『 終った… 』 とホッとすると安堵と同時に 『 終ってしまった… 』 という一抹の郷愁も込上げてくる…ランナーとは欲張りでもあるようだ☆

4度目にしてようやく 『 フルマラソンを走り切った! 』 そんな気持ちが徐々に満ちてくる…そんな事もあったのでカイト君にお疲れさんのストップボタンを押すのにも少々時間を要してしまった(^_^;)

邪魔にならないコース延長線上で深呼吸…シッカリとフィニッシュラインを見つめて深々と一礼、レースへの満足感から清々しい気持ちで感謝の頭(こうべ)を垂れる事が出来た気がする。どんなレースでもフィニッシュ後は感謝で一礼するが今回は格別だった(^_^)

いつも参加しているような大会なら後続がドンドンやってくるが…さすがに別大!私がフィニッシュ後20分もしないで最終ランナーが競技場に入り無事にゴールして大会を締めくくった。それだけ私のタイムが遅かったという事でもある(^_^;)

別大40k 関門の制限時間は3時間20分で完走者リストを眺めると最終通過者は3:19:59 が2名、この2名に後塵を拝したランナーは残り2.195k という僅かな距離を走ることさえ許されなかったということに…非情といえば非情だが、承知の上での挑戦だけに最終関門を通過できなかったランナー達は 『 この先の世界は来年必ず… 』 そう思っているに違いないと思うし、そうあって欲しいと願う。
余談だが大会を締めくくった最終ランナーは関門最終通過の2名でない…関門通過できなかったランナーの中にも最終ランナーより先にフィニッシュ出来たかもしれないランナーがいたかもしれないと思うと尚更 『 別府大分毎日マラソン 』 この大会の厳しさを再認識させられる。。。

終盤で同走した女性ランナーには最終的に2秒遅れた…。。。レース終わって挨拶しようと思ったが同じクラブから参加したらしき男性と談笑が始まっていたので声を掛けるのは遠慮したが、コースへの一礼の後に彼女のいる方向に軽く会釈…言葉を交わすことは無かったが互いの足で鼓舞し合えた良きランナーとの出会いであったと思う(^^)
後に確認すると北海道から参加のランナーだった…まさに一期一会となるであろうから強引にでも挨拶しなかったのは別大で唯一の心残りでもある(^^ゞ(^^ゞ

もちん疲れは全開!ドリンクを頂戴してトラック内にベタっと座る。
同じような時間帯にフィニッシュしたランナー、後続からフィニッシュしてきたランナーで “ おひとり様ランナー ” をメインに、少なからず同じような行動を…。。。

夕暮れにはまだ時間はあるが…少しずつ空のブルーが薄れていく時間帯。
ドカッと尻を着き空を見上げると改めて安堵と郷愁が押し寄せてくる… 『 ここが1年間願い続けて想い続けた場所なんだ… 』 雲を掴むような始まりから辿り着いた場所は私の薄っぺらな言葉の辞書では表現に困るが 『 居心地の良い場所 』 だった、そう今でも思い起こせる(^^)
最終ランナーは失礼ながら…その体勢で見送らせてもらった。
入場ゲートから2コーナーにかけてのフィールド内…この最終ランナーでも普通の大会なら上から3割程度のポジションだろうし当人も恐らく今までの大会で最終ランナーとなった経験などないだろう。。。

私の周囲を彩るフィニッシュしたランナー達の多くは笑顔に溢れている☆
制限や関門に大きな余裕がなく私同様のギリギリなランナー達であろうか…道中の厳しさを仲間と語っていたり、脚が限界を越えており仲間にストレッチされていたり、私同様マジマジとフィニッシャータオルを眺めてほくそ笑んでいたり、精根尽き果てて放心状態だったり、各人の姿も十人十色で 『 其々の別大 』 のエンディングを楽しんでいるかのようでもあった(#^.^#)

この素晴らしき余韻に延々と浸っていたいと思うと同時に…さすがに30分近くも経過すると身体もググッと冷えてくる(T_T)
後ろ髪を引かれながらも競技場を後にすることに。。。

サブ3ランナーの荷物置き場に向かう導線は長蛇の列&大渋滞…後に知ったのだが渋滞の先では2枚のゼッケンに厳重にテープで貼り付けられたチップを外しており、これが相当頑丈に貼り付けられていた為に外すのも容易でなく渋滞を引き起こしていた。
これは事前に告知&周知しておけばランナー自身で外してゲートに向かったろうに…夕暮れ手前でも流石に真冬の風は走り終わったランナーには厳しいもので、フィニッシャータオルをぐるっと背中に羽織って凌いでいた(^^ゞ(^^ゞ

大分舞鶴高の体育館までは競技場を出て100m 程度?!
その短い道程を足を引き摺り加減で先を急ぐランナーも…フルに少し慣れたので同じような状態にはならないが、辛さは察するに余りある。。。

競技場でノンビリしたので荷物も随分と掃けていたし表示も荷物係の高校生も居てくれたので容易に見つかったが…体育館内に点在するストーブの周囲には人が混み合っていたので先客が引くのを少し待つものの、暖かなストーブにありつくと冷えた身体も復活してくる(^^)

無事にフィニッシュを迎えたから良かったが…これが関門アウトや故障棄権でこの場所に居合わせたら相当に凹むかもしれない。。。
私にしても何か一つ途中で “ レースのボタン ” を掛け違えていたら結果は彼らと同じだったのかもしれない…そう考えると細々な反省は明日以降にするとして、今夜くらいは手放しで自分を褒めてあげるのも悪くないと思った(^_-)-☆

ノンビリと着替えてようやっとホテルに戻る為のシャトルバス乗り場へ移動。
何も考えずに歩道の最後尾と言われたところに並んだが実際に大分駅まで戻っても800m 程度は宿まで歩く必要がある…事前に調べたところでは舞鶴高校体育館から宿までは2k 弱の距離で1000m 程度余計に歩くつもりになればバス待たずに先に進むことも可能だった!?
列が少し動いたので先を確認してみると…気が遠くなるような先まで列が!?
大いに足は重かった?!とはいえ歩けないこともない距離、覚悟を決めて苦しかったラストと同じ道程を4度目の橋渡(舞鶴橋)を含めて大決行!最後の最後でコースを逆走しようとは…私にとっての本当の別府大分毎日マラソンのfinale となりました(^_^;)

これは大分市内に宿泊で事前に最悪のこと(宿まで徒歩)も考えていたので成り立ちましたが…大分市内中心部以外に宿泊予定だと成立しない離れ業、来年以降に別大参加を考えている方は帰りのシャトルバス利用&帰りのアシに関しては注意が必要かもしれませんね☆

宿には4時半過ぎには到着しました…シャワーで汗を流し、とにかくとにかく1ヶ月振りのアルコール&祝杯の為に宿の1Fにある居酒屋さんに飛び込んだ(^^)v
ラン友でも一緒なら…あ~だった!?こうだった?!ラン談議に花が咲いて一層楽しい宴になったのでしょうが生憎 “ おひとり様 ” だけに会話は無し(^^ゞ

それでも今回はソレ!?で良かったかもしれません!?1ヶ月振りに大ジョッキを傾けて五臓六腑に流し沁み込ませつつ激戦の記憶を脳裏のスクリーンに映し出し独りでほくそ笑む…服装はジャージでマラソン当日だけに明らかにランナーと判る姿なら多少様子がおかしくても?!笑って許してもらえるでしょう(^_^;)
でも調子に乗ると会計で酔いが冷めてしまう恐れもあるので居酒屋さんでは大ジョッキ1杯&地元大分の麦焼酎を水割りで1杯に留め、かぼす平目の薄造り&白海老の唐揚げ&ほか少々の肴で我慢し店内が賑う前に部屋に戻る…缶ビールにチェンジして宵の口から夜半を独りドップリと余韻に浸りました(#^.^#)

程良い?!以上に疲れた身体でしたが…この瞬間を安堵の気持ちで迎えられた夜 『 ランナー冥利に尽きる 』 そんな言葉がピッタリと嵌まる一夜でしょう(^^)

来年は?!そんな言葉が聞かれそうですが…白紙です(^_^;)
今年よりも自信を持ってスタートラインに立てる準備が今夏もしも叶うようならばエントリーを決断するかも?!ただ1つ言えるのは次に国内で真剣勝負のフル舞台に立つ機会があるとするならば…別府大分毎日マラソン大会以外は考えていません。もちろん現状のレギュレーションならばの話ですが。。。

暫くはフルを離れます…決めていた事だし、改めて今現在でも変わりません。

自分なりに考える “ 真のフルマラソン ” その形が見出せた今大会は自身のランナー人生にとって大きな財産…その財産を活かして次シーズン春夏はトラック&秋冬のロードで新たな世界を切り開いていきます。

ホント長い長い~旅の記憶~を呆れずに最後まで読んで頂き感謝です<(_ _)>

🙇あらためまして…乱文乱筆✒️を御覧いただき🙇
自分自身で読み返してみると…大半が『こっ恥ずかしい』限りではありましたが、初心を振り返るって意味では良かったかな⁉️と😅

ちょいと慌ただし

2019-01-30 17:50:29 | マラソン
今夜は…
夕食🌃🍴の支度に…
風呂🛁の準備に…
洗濯🌀👕に…

なんせ独りなんで…全部やらにゃぁ~💦

練習🏃終わりの買い物🛒もしてきてたし…まぁ慌ただし😵

練習🏃はトラック外周【465m】いつもの😊

練習前に右足脹ら脛(最近ちょこちょこ“つる”ところ)が気になったが走り自体に影響は無かった😌
ただ…いきなり『ピリッと』なんてのが怖かったので11周回で終わらせた🔚

自分の感覚だと…土曜日の壬生は『厳しくなりそう😩』そんな印象です⤵️⤵️

明日は…休足日🏃🚫の予定です🙇

さて⚠️
洗濯🌀👕したのを干して…
風呂🛁に入ろう❗
そしたら🍴🏠の支度だ❗

まぁ…自分の分だけだから😅😅

風🍃嫌い😡

2019-01-29 17:41:14 | マラソン
も~😡
風🍃嫌い❗

そんな中で選択した練習🏃は…
【1時間走🏃】
公園内周回(2Kコース)で💨💨

ペース的には予定通り👌

明日は🍃風も落ち着くようなんでポイント🏃

シッカリと負荷を掛けられれば良いのだが😅

なんとか…

2019-01-28 20:07:21 | マラソン
どうにか今月も【300K】を通過🏃
年始に長い休みがあったにも関わらず『月末通過』になったのは不甲斐ないが…先月の『300K』とは中身が全然違うので、少し納得している部分もある💡

週間天気予報を睨むと『木曜日が休足向きか⁉️』って感じの天気なんで、明日が強風予報なら明後日にポイントを入れるのが良いみたいだ😊

今日は残業🌙🏢1hこいてたら…日没間近😭
まぁ、元々『スロージョグ🏃』の予定だったから🆗でしょう💡

土曜日の案内が来ていた📩

スタートが昼過ぎなのが有難い👌
ペース設定は15Kまで【㌔ 4'05"】を考えているが果たして⁉️
可能なら12K通過が【48分】なら、尚🆗なんだが…そこまで戻っているのか⁉半信半疑だ😅

明日も…残業🌙🏢かもなぁ~😭

次の土曜日

2019-01-27 18:53:23 | マラソン
次の土曜日は…

RADIO BERRY ベジタブルマラソンinとちぎわんぱく公園2019

への参戦…部門はハーフですが…
『15K走』の練習舞台
と、考えています🙇

随分と久々の【栃木県壬生町】となりますが…感謝して走りたいと思います🙇

『ツルッ禿げ』にお気付きならば…声を掛けてください😊