
定期的にお邪魔するご近所の寿司屋すし金。
ここの大将が名物男で、話題が豊富だし、大きな身振り手振りで話すのが面白い。
この大将の人柄で通ってくるお客さんに我々も含まれるのだが、ここのお寿司が本当に美味しいのだよ。
いいお魚を使っていて、その日美味しいお魚を勧めてくれる。
勧めてもらったお魚には本当にハズレがない。
今まで食べられなかったお魚が、すし金で食べて初めて好きになった!なんてことがよくあるのだ。
例えば、ウニ。基本的に生臭い味がすると、どれも飲み込むのが非常に辛い。
北海道で食べたときにでさえ、あまりの不味さに今後は一切食べるのをやめようと誓ったくらい。
それが、すし金で出されるウニは毎度毎度最高なのだ。
普通のお寿司屋さんでは軍艦巻きで出てくるウニがすし金では普通のにぎり。
これもまたよいのだよ。
つい先日は新鮮なカツオを頂いた(写真には撮っていないけど・・・)。
その3日前に目黒権之助坂途中にある某お食事処で「本日のオススメ」にあったカツオを食べて
その生臭さに辟易し、やっぱりカツオは苦手だと確信したばかりだった。
いくらすし金の大将のオススメでもなあ・・・
半信半疑でいただいてみたら、超ビックリ!!!
生臭さがないどころが、肉厚のカツオが生まれて初めて美味しく感じられたのだ!
美味しい物を出したい
しかも、安くね!
すし金大将の心意気。とても頼もしいし、客としては嬉しいのである。