目黒新橋の近く、目黒通りをちょこっと入ったところに「すし金」はある。
なかなか目立たない場所だし、初めて入るには少し勇気がいることだろう。
でも、ここは目黒ではかなりの穴場。知る人ぞ知る的お店。
そして、その割に敷居が高くないのだ。
大将の自慢はネタの良さ。築地市場まで籠を持って長靴はいて買い出しに行く。
とにかく、いつ行っても感動するのがここのウニ。
築地で二番目に高いウニを買ってくるんだって。
ちなみに、一番目に高いウニは銀座久兵衛みたいな高級店しか買えないらしい。
だからといって、すんごく高くつくわけではない。
大将のもうひとつの自慢は、リーゾナブルなお値段。
「このネタ、こんな値段で出すところはないよ!だから、儲からないんだけど・・・」が口癖なのだ。
小さい店ではあるが、すし金にはカウンター席と座敷席があり
カウンターに座ったときは大将といろいろ話をするのが楽しい。
最近では、大将を交えてカウンター席の他のお客さんと話す機会もある。
今回はわたしたちの後に入ってきた男性客と話す機会があり
なんだかとても励まされてしまった。
今の時代こそ、夢や希望を持ってひとつのことを突き詰めると良い。
待っていてはだめで、自分から出ていったほうがいい。
ただ、自分が見つけるというよりは、気づかせてもらう感じ。
人生何が起こるかは本当にわからないから、希望を持って仕事がんばれ。
大将もうんうんって聞いている。
この方も大将もそれぞれが経営者。自分なりの経営哲学を持ってお仕事に励んでいらっしゃる。
そういう方たちから希望を持って仕事がんばれ!なんて言われると単純なあたしは
よ~し、明日からがんばるぞぅ♪なんてすぐにその気になっちゃう。
ついでに、調子に乗ってもう一貫たのんじゃったりして・・・
とにかく、すし金、寿司も大将もお勧めです。