非属の才能 (光文社新書 328) | |
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学校になじめないあなた、自分はこの社会のどこにも属していないと感じるあなた、
それはあなたが才能ある証拠です!
と著者は言う。
割と画一的な見方ではあります。
わたしはどちらかというと著者の言う
「思考停止」グループに属しているほうなので、
本書に書かれていることの半分以上は想像で補って
読むしかないのですが、そんなわたしでも
「この部分は参考にできる!」「この点は共感できる!」
と思った点があります。
一番共感できたのは、本をいっぱい読もうという著者の主張。
身近な人の理解が得られないときは、芥川龍之介や太宰治や
三島由紀夫などなど今でも読まれている文学作品などは精神性が
高いと考えられるし、そういった作品を読んで味方を見つけるとよい
みたいなことを著者は言っています。
わたしなりの解釈で言えば、人と違う生き方をしている人や
同じようなことで悩んでいる人を文学作品中に見つけて、
多様な価値観を身につけていったらいいということだと思う。
全体的にはかなりextremeな感じの本でした・・・
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