ミュウタントのブログ

日本国憲法第9条は地球人類の宝、それを改悪するための日本国憲法第96条の改正に反対!

絶対に許してはならない

2008-09-03 17:02:00 | インポート
 この8月15日も、多くの議員たちが靖国神社に参拝した。国のために命を落とした人たちの慰霊をしてどこが悪いというのである。
 どこの国でも国のために、命を落とすことを厭わない国民を育てるための施設が必要らしい。中国、韓国も今のところ、A級戦犯を合祀してあるから、首相をはじめとする国の機関その他公的機関の公式参拝に反対するスタンスをとっている。
 でも私は、日本国憲法第20条が日本人を靖国の呪縛から解き放ったと思っているので、靖国の存在そのものに疑問を感じている。
 靖国の本質は、今も昔も変わっていない。先の戦争を大東亜戦争と言い、アジア解放の聖戦だったと掲示する遊就館をその境内に持つ施設だということだ。
 国のため、天皇のために死ぬことを厭わない国民を育てるソフト=教育勅語をハード(=靖国神社)面で貫徹する装置として存在していた。
 鹿児島の知覧に行く前に、ホテルで偶然、女優の黒田福美さんが、17年の年月をかけて、日本の特攻隊員として死んだ韓国人の慰霊碑の建立除幕式という直前になって、韓国人の反対にあって、建立を断念したドキュメントテレビを見ていました。
 朝鮮半島人でありながら、日本人として死んだ人が、知覧の特攻平和記念館に日本名で顕彰されていました。
 日本人として、このことをどうしたらいいのか考えさせられました。
 靖国神社に合祀されている中にも、韓国人が合祀されています。現在、遺族が合祀取り消しの訴訟を起こしています。
 靖国神社は、一度合祀した御霊を取り下げることなどできないと嘯いて、頑なに拒んでいます。
 昨年、遺族の人たちと支援者が靖国神社の宮司と会おうとしたときに、右翼が大挙してそれを邪魔した。機動隊が間に入ったが、右翼の妨害をやめさせようとせず、結局宮司には会えなかった。
 今また、ソフトとして小中学校で「心のノート」(故河合隼雄が編集監修した)が使われ、靖国神社が再び国家神道として再構築されようとしていることに危惧を覚える。今年、読売新聞社説は、普通の人間ならばこの日本に再び軍国主義が復活するなどとは思わないと書いている。
 私は普通の日本人ではないのだろう。
 周辺事態法(攻撃事態法)ができ、イラク米軍の後方支援に自衛隊という武装集団を派兵し、インド洋で有志連合軍に給油活動を続けている今。
そして最高裁までもが国家の犯罪を裁こうとはせず、隠蔽するための判決を繰り返している今。またいつか来た道を、再びたどっているような気がしてならない。
 だから今は戦時下だと書きもし、警告を発してきた。再び壊憲の鳴動が、起こっている今、子供に危ないおもちゃを持たせたような自衛隊が、世界に堂々と出て行こうとしているのに、新聞という公器は、何も感じていないのか。
 
 自民自公政権がまた国民の信を問うための解散総選挙をやらずに、自民党総裁選をやり、国会の指名を受けて、組閣するという茶番はもうたくさんだ。
 自民党総裁選のお祭り騒ぎに、有権者は再び騙されてはならないと思う。

えっ、貯金がなくなっちゃうの

2008-09-03 12:05:00 | インポート
 朝日新聞が自治体にアンケートを実施して、お金が足りない時に自治体が引き出せる貯金にあたる、都道府県の財政調整用の二つの基金が、今後3年以内に11道県で底をつく見通しにあることがわかった。
 国と自治体の役割分担と、それに伴う財源確保が課題として改めて突きつけられている。

 アンケートは47都道府県に、「財政調整基金」の残高と、借金返済に備える「減債基金」のうち満期一括償還分を除いた残高を尋ねた。その結果、07年度の最終予算時の残高が06年度の決算額より減ったところは38道府県に及び、増えたところは8都府県だけだった。

 残高をゼロと見通す時期も尋ねたところ、北海道は08年度中に全額取り崩す見通しだ。09年度には宮城、福島、栃木、香川、熊本の5県が、10年度は茨城、静岡、大分、宮崎の4県が、11年度は高知県がゼロを見込む。これが11道県、これからどうするのだろう。

 11道県以外でも、神奈川県の07年度の残高は175億円だが、08年度末に1億7千万円台に減る見通しだというから、いつ夕張状態になるかわからない自治体が、じわじわと増えていることになる。
 「年度末に積み立てた財政調整基金を翌年度の当初予算で全額取り崩す状態が続いている」という。

 京都府は、減債基金の満期一括償還分を除く残高が06年度に151億円あったが、07年度は全額取り崩し、財政調整基金が2061万円残るだけとなった。大阪府は2基金とも残高を増やしたが、借金返済を優先して減債基金からの取り崩しをやめたため、08年度以降は財政調整基金13億円だけとなる。

 兵庫県の財政調整基金は06年度の5200万円から07年度は300万円へと減った。

 福岡県は「公共施設整備基金」も財政調整に使い、人件費削減などによって3基金がゼロにならないようにしているという。長崎県も「退職基金」を活用し、「基金枯渇は当面回避できる見込み」だというのだけど、当面は、今だけということなのかな。それにしても、いったい何に使ったのだろう。
 少ない収入なのに、支出は今まで通り大盤振る舞いということなのだろうか。再建団体になっても自分が困ることはないだろうって思っているのだろうか、各自治体の職員=自治体公務員たちは。しわ寄せを食うのはここでも住民=国民なのだが。


やる気がなくなったから、やめるんじゃないの~

2008-09-03 11:37:00 | インポート
 石原都知事が、福田さんの辞任会見を受けて、面白い発言してた。

 「あの人やる気あんのかね。理念を感じないよ。それに伴う言葉がなく、情熱が感じられない」。東京都の石原慎太郎知事は2日、辞意を表明した福田首相を批判。その一方、森元首相について「重厚になって成熟してきた。小沢党首と正面切って太刀打ちできるのは体重からいっても彼じゃないか」と語った。

 首相の辞任を予期していたという知事は「サッカーと同じで、走り回るキャプテンがその気になって、迫力がなかったらチームは動かない」と指摘。福田首相が辞任会見で「私は自分自身を客観的に見ることができる」と言ったことには、「それを自覚して、国家のため、党のために引退したのじゃないですか」と皮肉ったというんだけど、初めの発言はおっかしいよなあ。やる気ないから、思い通りにならないからやめるって会見したのに、やる気あるのかって、な~に言ってんだか。

福田さんの「あなたとは違います」は大うけです。