ミュウタントのブログ

日本国憲法第9条は地球人類の宝、それを改悪するための日本国憲法第96条の改正に反対!

新聞が報じない最高裁判決

2008-09-08 23:28:00 | インポート
 あらゆる裁判の結果を報じてほしいと、言っているのではない。でもこれは、絶対にこれは伝えてほしかった。

 今年6月10日、千代田区の中学校の社会科教諭だった増田都子さんの個人情報を、古賀俊昭(自民)、田代ひろし(自民)、土屋たかゆき(民主)の三都議に対して、都教委が提供したことについて、都の個人情報保護条例に違反していると断定しました。
 2004年都議の井沢けい子さんが都議会において「増田さんの個人情報を三都議に提供したことは、と条例違反に当たるのではないか」と追及したとき当時教育長だった横山要吉は、行政機関の自由裁量で情報を提供したもので、「提供することが法令上相当であると判断した」と答弁し、都教委が違法行為を犯したということを認めませんでした。しかし今回の最高裁判決は、都のこの主張を認めず、この情報提供行為を違法だと判決しました。
 この3都議は、都教委が漏洩した個人情報を利用し、自らの著書に掲載したり、増田教諭への誹謗中傷に利用したり、誹謗中傷を都議会内外で行ってきました。
 増田さんは、社会科教員として、アジアに対する日本の侵略行為についても真正面から教え、「紙上討論」という手法で、生徒たち自ら考え、表現できる生徒たちをたくさん育ててきた。まさに子どもたち自身が自分たちで考え身につけていくという民主教育を実践したものだった。
 
 都教委は増田さんを、2006年3月末に分限免職にしました。これは行政による不当な介入であり、明らかな教育基本法違反です。
 都教委が増田さんを首にして、子どもたちの真実を学ぶ権利を奪ったのです。
 増田さんは今、復職に向けて、都教委を相手に裁判を戦っています。東京都の教育を民主化するためにも、この戦いに勝利しなければなりません。

 増田さんのホームページは、私のリンクに貼ってありますのでご覧ください。

増田都さんの裁判に行ってきました

2008-09-08 21:50:00 | インポート
 都教委から分限免職された増田都(元千代田区立の中学校社会科の教師だった)さんの裁判の傍聴に行ってきた。
 都教委で戒告処分を出した当時の指導担当と処分した役人二人を、証人として呼んだのだ。ともに今は中学校の校長、小学校の副校長に納まっている。
 PTAの副会長がプリントを土屋都議に送って、土屋都議がこんなもので授業しているやつがいると都教委に噛み付いた。
 土屋都議は、先のアジア太平洋戦争は、侵略ではなかった、大東亜戦争はアジア解放の戦争だと嘯いている都議だ。
 証人二人とも「個人を特定できる名前を挙げて
、誹謗、中傷する」言葉が書かれているプリントで、中学生に授業したのが悪いと言っていた。
 その誹謗中傷の意味について原告側が尋問したが、誹謗中傷を「悪口」と言っていた。批判することは勝手だが、そのことをこどもたちに伝えることは、悪影響を及ぼすとも言っていた。
 子どもたちの前で、他人を批判するような授業はしないというのは常識だと言ってのけた。
 誹謗中傷で戒告処分をした基準はと問いただしたが、そんなものはないとも。そうしたら、恣意的な処分だってありうるということではないか。

増田都子さんの裁判に行ってきました

2008-09-08 21:49:00 | インポート
 都教委から分限免職された増田都子(元千代田区立の中学校社会科の教師だった)さんの裁判の傍聴に行ってきた。
 都教委で戒告処分を出した当時の指導担当と処分した役人二人を、証人として呼んだのだ。ともに今は中学校の校長、小学校の副校長に納まっている。
 PTAの副会長がプリントを土屋都議に送って、土屋都議がこんなもので授業しているやつがいると都教委に噛み付いた。
 土屋都議は、先のアジア太平洋戦争は、侵略ではなかった、大東亜戦争はアジア解放の戦争だと嘯いている都議だ。
 証人二人とも「個人を特定できる名前を挙げて
、誹謗、中傷する」言葉が書かれているプリントで、中学生に授業したのが悪いと言っていた。
 その誹謗中傷の意味について原告側が尋問したが、誹謗中傷を「悪口」と言っていた。批判することは勝手だが、そのことをこどもたちに伝えることは、悪影響を及ぼすとも言っていた。
 子どもたちの前で、他人を批判するような授業はしないというのは常識だと言ってのけた。
 誹謗中傷で戒告処分をした基準はと問いただしたが、そんなものはないとも。そうしたら、恣意的な処分だってありうるということではないか。