Photo by Atushi
あつしさんが再び景虎乗船のためサモアへ向かってくれました。
サモアの首都がApiaです。
もうすぐまた、あの美しい写真が載せてもらえることでしょう!!
<9月11日(日本時間9月12日)のメールより>
9日にSuwarro環礁出港して順調に2日間帆走している。
Suwarroの紹介を少し追加すると、周囲は4kmあるが陸として見えるのは点々と10個くらいか?係官の居る小島(モツ)は7分も歩けば外海に出てしまう位の奥行きで幅は500m位の小さな島だ。全体としても陸の面積は極わずかで4000mの海底からポツンとこの環礁だけが付き出ている感じだ。
(詳しくはGoogle Earthで検索下さい)
1958年の日本の気象観測船 おしょろ丸が訪れた記念のコンクリートに銅線で文字が書かれた碑がある。係官は6カ月勤務(6月で交代?)で常駐は二人。昨年の6カ月間で108艇の入港が有ったが今年は3カ月と10日間で景虎は209艇目と倍増だそうだ。ちなみにハーモニーは208艇目で今季最初の日本艇。記念にハーモニーは大きな日章旗に乗員のサインをして啓示して貰っていた。景虎もラグナマリーナのバージにサインをして天井に貼って貰った。
(そう言えばボラボラYCとライアテアのAppiti marinaYCにもバージを置いてきたがどちらのYCも提供するバージは無いとの事で交換ならず。)
係官のジェームズとジョン(40歳)の家族は同じクック諸島のラロトンガに住んでいるとの事で緊急時はイリジウム電話があるが家族とは音信不通。TVもネットも無しの生活で裏庭で野菜を栽培、あとはココナッツと魚が主食。本国のニュージーランド政府は必要物資を充分に供給してくれないそうで、ハーモニーはガソリンを4L程提供していた。そのお礼だろうか鯛刺身、ブダイ、ロブスターと貴重な野菜を貰っていた。(野菜はおこぼれを景虎も頂く。)
※SPOTの位置情報を発信する様になったのでブログ左の景虎位置情報を是非ご覧下さい。