なばな鍼灸院@田原市 菜の花のように「快活」「明るさ」を取り戻す治療をおこなっていきます。

頭痛、肩こり、腰痛だけでなく、メニエール病や不妊症に対してツボのご紹介や地域情報を発信していきます。

風邪でもないのに長引く咳。それってもしかして・・・

2019-07-11 20:54:57 | アレルギー
皆さんこんにちは 田原市の

なばな鍼灸院です

西日本の集中豪雨をはじめ

長雨が日本各地で続き

今年の梅雨は久しぶりの

梅雨らしい梅雨となっております

梅雨明けの予報は

7月20日~22日辺りと

言われておりますので

まだしばらくはジメジメとした

はっきりしない天気が続きそうです

気圧の変動による頭痛や神経痛

関節痛などが発症しやすい

季節でもあります

体調管理には十分注意して

いきましょう


ここ最近来られる患者さんの中で

「カラ咳が止まらない」

という症状を訴えて来られる人が

みられるようになりました

もともとは風邪症状があったのに

気が付けば2ヶ月以上咳ばかりしている

そんな症状の方はもしかしたら

「咳喘息(せきぜんそく)」かもしれません







咳喘息の特徴には

気管支喘息とは違う以下のような

特徴があります

1.喘鳴(呼吸をする時にピューピューとか
 ゼロゼロといった音)を伴わない咳が
 2カ月以上以上続いている


2.喘鳴や呼吸困難などを伴う喘息に
 今までにかかったことがない


3.気管支拡張薬が有効である


4.咳を引き起こすアレルギー物質
 などに反応して咳が出る


5.胸部レントゲンで異常が見つからない

こういった症状の場合は

咳喘息の症状が疑われます


咳喘息に対しては

風邪薬や抗生物質 

咳止めなどは効果がないため

気管支拡張剤(気管支を広げて

空気を通りやすくする薬)や

吸入ステロイド剤で気管支の

炎症を抑える治療をおこなうのが

主流の治療となります

数ヶ月にわたって薬を

使用することによって

症状が快方に向かいます


長期にわたる薬の治療もありますが

鍼灸治療による咳喘息の治療もあります

今日はその中でも気管支を広げる

治療で用いるツボを一つご紹介します

「郄門(げきもん)」というツボです








ツボの取り方は

内側の肘関節の線と手関節の線を

一本の線で結んだ中間に取ります

咳発作の強いときは座った状態で

押していただくと症状が軽減します


咳喘息自体は放置しても

自然に治ることはありますが

症状を発症した方の三分の一の人は

喘息に移行する可能性があるそうです

症状でお困りの方は

一度ご連絡ください





なばな鍼灸院連絡先




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