←鉄線 アイアンライン？チガウかっ！
先ほど ゼネコンに勤める同級生と話していたら 「ちわっ ナベちゃん 久しぶり」 という声が聞こえる。 ナベちゃんはコーヒーを入れてたので ｛あーい｝ といいながら 振り返ると なんとそこには 髪の毛バサバサ 髭ぶしょぶしょ 顔真っ黒の薄汚い ちょっと見危ない感じの男が来てました。おおお これはもしや ｛○○山だろ｝というと 「久しぶりねー」と 同級生の横に自然に座るではないか それから同級生の彼は無口になってしまいました。やっぱそうですよね あまり関わりたくない空気が流れてましたから。
実は彼は もう１５年ほど前に 先輩が経営する建築会社にいたのですが つぶれて ブローカーみたいなことを やっておりました その時に知り合いになったわけですが その後 居酒屋を始めたり リフォーム屋を始めたり そして建築屋が最後だったと思います。消息が途絶えたのは 彼女の家（彼の名義）が競売になったとき 相談に来てからです。
←手裏剣？ 海星（ひとで）？ アイアンライン！違うかーっ！？
そのときの相談は ある人に 火をつけろと言われたそうで どうかな？という相談でした。ほんと馬鹿ですね そんなことしたら 手が後ろに廻って立ち直れなくなるよ と言いましたが、彼は真剣に考えていました。その後火災の話は 新聞に載らなかったので ほっとしてました。それ以来連絡が途絶えてました。それがフイッと現れて 苦労話のオンパレード 今は清掃業をやってるそうで なんか仕事くれなんて言ってました。どうにかこうにかやりくりできているので たいしたものだと感心しました。 そんなときに隣りの同級生が 「ふふっ」とこらえ切れなくなり 吹き出してしまいました。それを見て 彼はえへへと笑っております。ナベちゃんも ｛○○山 やっぱ馬鹿がいいなあ｝と同調して ３人で大笑い。
←地鎮祭・・・献泉～撤泉 てっせん～ 何のこっちゃ。
彼の一番面白かった話 そう１０年ほど前 そのときは神妙な顔で相談にきた 「ナベちゃん この前 下通りで占いをしたら その人が気持ち悪いくらい当たるんよ 彼女のことを占ってもらったら 生年月日まで当てて 最後に別れろといわれた」そうでした。 ほほーっ と思っていたらその日の夜 夜中２時 電話がかかってきて 「ナベちゃーん あの占いの人 彼女のおばさんだった 結婚してることばれたー 彼女から別れるって言われた どうしょうーか？ きつかーっ」ナベちゃんはどうせそんなことだろうと思っていたので 時間もじかんだし ｛○○山 海岸を走れー」と言って電話を切りました。
一週間後 やってきて 「ナベちゃん走ったよ 悲しかった」と報告に来ました。本当に走るとは思わなかったんですが 青春ドラマ 海岸 目に浮かびました。
ちなみに彼は 剣道４段 今度は県知事選に出馬か？