気仙沼さんま寄席( 移動)

気仙沼市民会館で行われた「さんま寄席」に参加してきました。
糸井重里さんとほぼ日のスタッフ、
そして立川志の輔さんが中心となり実現。
気仙沼の皆さんが運営に関わり、
県外から集客しようとする初めての試みでした。



目黒のサンマ祭りに使われているサンマは、毎年気仙沼から贈られていたそうです。
被災した昨年も。
そして、今年も贈りたい。
しかしながら、さすがに予算がしんどい。
なんとかならないものか・・・。
そんな状況で企画されたのが、この気仙沼さんま寄席なんです。



慰問的な落語会は頻繁に開かれるようになりましたが、
被災地の皆さんが主催者側となり利益をあげようとする会は初めてでしょう。
参加者はチケットを購入して地元の交通機関で移動、
地元に宿泊して地元のものを美味しくいただく。
お土産をたくさん買って、自宅や会社や友人に送る。
落語を聞いて心から笑う。
地元の皆さんと交流する。



まだまだ復興の滞っている状況を、
それぞれの手段で伝える努力をする。








気仙沼と陸前高田です。
民間の継続支援と国の強いリーダーシップが必要だと改めて感じました。





気仙沼のみなさんのおもてなしが身にしみる、とても素敵な落語会でした。ありがとうございました！