ぎりぎりの

ぎりぎりの予算に知恵を足す旅行

★★西川に本郵政社長の辞任

西川社長がやっと辞任の意思を固めたようだ。
私は遅すぎたような気がする。
たぶん、私をやめさせたら銀行協会、経済界が黙っていないだろうということで居座っていたような気がする。
かんぽの宿の売却問題が浮上した段階でやめるべきだった。
日本郵政の株売却までがんばるつもりだったのだろうけれど、リーマンショック以来、そんな大量の株を売却できる状況でないことは西川さんなら一番良く知っていたはずである。
それはそれとして、これからは民営化に踏み切った最初の理由から離れない形で、民営化の実を挙げていってもらいたいものである。

★政治の世界における友愛精神

鳩山さんが友愛と言い出したときから、よく分からなかった。
政権をとってから1ヶ月がたつがまだよくわからない。
昨日、高速道路が無料化されると経営が成り立たなくなるということで、バス協会が陳情したという。
高速道路が無料化されると、鉄道、バス、フェリーなどに影響が出てくると以前から言われている。
しかしながら、それにどのように対処するのか政策が分からない。
八ッ場ダムの建設中止の場合もそうだ。
ダム建設を中止して、仕事のなくなった建設業者をどうするかについては、一度も聞いたことがない。
天下り官僚を受け入れ、ダム建設を長引かせることによって甘い汁を吸っていたのだから、そんな会社はつぶれても良いということでもあるまい。
また、鳩山さんから各閣僚に個々の政策において、どのように友愛精神を発揮するのかその指示がないような気がする。