御用学者

今の原発は、自民党政権時代に作られたものである。
最近、原発事故が起きてから、何人もの専門家先生が登場して、解説している。
しかし、これらの先生が、事故が起きる前に、原発の安全性について何をしたというのだろうか。
今朝の新聞にも、東電が設計の不備を認めているようであるが、学者先生が事故の起きる前にもっと国や東電に警告をしていればこんなことにはならなかったのではないか。
それを考えると、いまさら、物知り顔にテレビに出てくるなといいたい。

ピットからの漏水が止まった

今朝、ラジオを聞いていたら、ピットからもれていた汚染水が止まったという。
まずはよかった。
水ガラス系薬剤を注入していたけれど、これが汚染水に混ざりだしたら、汚染水の処理が大変になるのではと心配していたからである。
汚染水は放射能が出るとはいえ、固形分は極めて少ない。
それに比べて、もし水ガラス系薬剤の固化しない部分が混ざると、固形分は桁違いに大きくなって、その後の処理が大変になるからである。
それにしても、昨日安藤アナウンサーが、水ガラス系薬剤で固めたものを素手で触っていたけれど、大丈夫だったのだろうか。
固めたものは、アルカリ性が強く、普通一般の人が素手で触ってはいけないものである。