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宮駿もの2枚。2枚とも8cmシングルとしての発売は1988年。
まだスタジオジブリが存在しなかった昔の話。
宮駿監督のオリジナル作品第一弾。
①風の谷のナウシカ アニメ映画「風の谷のナウシカ」シンボルテーマソング
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:萩田光雄
ナウシカガール・コンテスト出身、安田成美のデビュー曲。オムニバスCD「イエローマジック歌謡曲」のライナーによれば、映画音楽を細野さんが担当する可能性もあったらしいが流れ、(監督の趣味と違った?)「シンボルテーマソング」という劇中では使用されない微妙な位置づけの曲となった。テクノ歌謡ファンには絶大な人気を誇る名作。同ライナーの「極東版エリザベス・フレイザー」はちょっと褒めすぎだとは思うが。ヴォーカルの不安定さ(=初々しさ)まで全て計算に入れたかのような作家陣の職人芸が光る。曲は使われなかったが、映画も名作でしょう。嶺川貴子によるカヴァーも素直でよかった。
②風の妖精
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:白井良明
この3人の組み合わせって…とまた松本隆全作品リストでチェック。他に3曲あった。イモ欽トリオ2曲と藤真利子1曲。歌えない子でも歌えるように、と細野さんがジェントルで素朴なメロディを書いてる。詞はやはりナウシカを意識した(①ほど露骨にタイトルを連呼したりはしないが)世界観。そして、あのヒトのギターが聴こえる。
定価937円、中古で600円。結構高い買い物しました。別の店で1500円ってのを見たあとだったからか。ジャケは(アニメの絵ではなく)宮駿本人によるイラスト。淡い色彩が美しい。
2年後の、オリジナル第2作「天空の城ラピュタ」。これがスタジオジブリ(1985年設立)の第一作。
①君をのせて アニメ映画「天空の城ラピュタ」挿入歌
作詞:宮崎駿、作・編曲:久石譲
井上あずみは、しっかりした発声の「歌のおねえさん」的な歌唱で監督のハートを射止めたシンデレラガール。童謡歌手だったのかと思ったが、デビューは「スターストーム」という(アイドル?)ポップスだった模様。言うまでもなく、最大のヒット曲は「となりのトトロ」。この曲はNHKアニメのエンディングを思い出すような、真面目さが伝わってくる。こういうのが好みなら、成美は厳しかったか。
②合唱 君をのせて(杉並児童合唱団)
作詞:宮崎駿、作・編曲:久石譲
同じ曲の合唱ヴァージョン。アレンジも全く①と異なり、うすいシンセのみ。
こっちは「挿入曲」と書いてないから使われなかったのかなあ。映画はTVで見た記憶があるが、よく覚えてない…
どうでもいいが、①②は全く同じ歌詞なのに、ジャケ裏には歌詞がわざわざ2回印刷されている。ちょっと不思議。
定価937円、中古で105円。こちらはアニメの絵がジャケットに。
ちなみに私、心にスキがあると、宮崎作品でわりと簡単に泣ける。「魔女の宅急便」あたりのベタなヤツで涙が…。昨年「ハウル」を映画館で見た。うまく言葉にできないが、なんか物凄く理解できた気がした。泣きはしなかったが、ああこの監督どんどん進んでいるんだなあって思った。
まだスタジオジブリが存在しなかった昔の話。
宮駿監督のオリジナル作品第一弾。
①風の谷のナウシカ アニメ映画「風の谷のナウシカ」シンボルテーマソング
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:萩田光雄
ナウシカガール・コンテスト出身、安田成美のデビュー曲。オムニバスCD「イエローマジック歌謡曲」のライナーによれば、映画音楽を細野さんが担当する可能性もあったらしいが流れ、(監督の趣味と違った?)「シンボルテーマソング」という劇中では使用されない微妙な位置づけの曲となった。テクノ歌謡ファンには絶大な人気を誇る名作。同ライナーの「極東版エリザベス・フレイザー」はちょっと褒めすぎだとは思うが。ヴォーカルの不安定さ(=初々しさ)まで全て計算に入れたかのような作家陣の職人芸が光る。曲は使われなかったが、映画も名作でしょう。嶺川貴子によるカヴァーも素直でよかった。
②風の妖精
作詞:松本隆、作曲:細野晴臣、編曲:白井良明
この3人の組み合わせって…とまた松本隆全作品リストでチェック。他に3曲あった。イモ欽トリオ2曲と藤真利子1曲。歌えない子でも歌えるように、と細野さんがジェントルで素朴なメロディを書いてる。詞はやはりナウシカを意識した(①ほど露骨にタイトルを連呼したりはしないが)世界観。そして、あのヒトのギターが聴こえる。
定価937円、中古で600円。結構高い買い物しました。別の店で1500円ってのを見たあとだったからか。ジャケは(アニメの絵ではなく)宮駿本人によるイラスト。淡い色彩が美しい。
2年後の、オリジナル第2作「天空の城ラピュタ」。これがスタジオジブリ(1985年設立)の第一作。
①君をのせて アニメ映画「天空の城ラピュタ」挿入歌
作詞:宮崎駿、作・編曲:久石譲
井上あずみは、しっかりした発声の「歌のおねえさん」的な歌唱で監督のハートを射止めたシンデレラガール。童謡歌手だったのかと思ったが、デビューは「スターストーム」という(アイドル?)ポップスだった模様。言うまでもなく、最大のヒット曲は「となりのトトロ」。この曲はNHKアニメのエンディングを思い出すような、真面目さが伝わってくる。こういうのが好みなら、成美は厳しかったか。
②合唱 君をのせて(杉並児童合唱団)
作詞:宮崎駿、作・編曲:久石譲
同じ曲の合唱ヴァージョン。アレンジも全く①と異なり、うすいシンセのみ。
こっちは「挿入曲」と書いてないから使われなかったのかなあ。映画はTVで見た記憶があるが、よく覚えてない…
どうでもいいが、①②は全く同じ歌詞なのに、ジャケ裏には歌詞がわざわざ2回印刷されている。ちょっと不思議。
定価937円、中古で105円。こちらはアニメの絵がジャケットに。
ちなみに私、心にスキがあると、宮崎作品でわりと簡単に泣ける。「魔女の宅急便」あたりのベタなヤツで涙が…。昨年「ハウル」を映画館で見た。うまく言葉にできないが、なんか物凄く理解できた気がした。泣きはしなかったが、ああこの監督どんどん進んでいるんだなあって思った。
>嶺川貴子によるカヴァーも素直でよかった。
懐かしいですねぇ。
>他に3曲あった。イモ欽トリオ2曲と藤真利子1曲。
すげー(笑)。さすが師匠!もうねー、頭んなかが引き出しだらけで凄いことになっているはずであろうのに、この知識の豊富さを全然ひけらかすコトなくサラリと言っちゃうコレね!カッコイイ~!やっぱ8cmパーティーの審査委員長しちゃう位の人だもん。いったい師匠って何モノなのー?(笑)
というか
>ちなみに私、心にスキがあると、宮崎作品でわりと簡単に泣ける。
おおおおおー!そうやって婦女子の心奪うつもりだな。くー、惚れちゃうじゃないか(笑)。
ちなみにアタクシは「未来少年コナン」「ルパン三世カリオストロの城」でかなりヤバイです。
>知識の豊富さを全然ひけらかすコトなく
…いや、知識っていうかトリビア?(笑)単純に検索かけてるだけですよー。「松本隆全作品リスト」は使えます!
そうそう、やっぱ「コナン」ですよね!なんだかんだ言って一番面白いですよ。何度見たか分からない。去年も再放送、真剣に見ちゃったし(笑)