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1988年にリリースされた郷ひろみの5曲入りコンパクトベスト。「MY SELECTION」だから自分で選んだのだろう、きっと。
①よろしく哀愁 1974
作詞:安井かずみ、作曲:筒美京平、編曲:森岡賢一郎
ひろみの10thシングル。これ、次回に。
②ハリウッド・スキャンダル 1978
作詞:阿木燿子、作曲・編曲:都倉俊一
28thシングル。メロウ&ゴージャス、都倉俊一のシティポップス感覚が光る歌謡曲。
1994年にGOGO'S名義のリミックス作品が存在する。
③哀愁のカサブランカ 1982
作詞・作曲:B. Higgins, S. Limbo, J. Healy、日本語詞:山川啓介、編曲:若草恵
43rdシングル。オリジナルはバーティー・ヒギンズ(Bertie Higgins)「Casablanca」(1982)。日本人好みの湿っぽいメロディを持つアメリカ人の曲を即カヴァー。カラッとしたひろみの声でオリジナルより聴きやすくなっている。ひろみの洋楽日本語カヴァー路線はここから。この曲のヒットがなければ「ナタリ~」も「アーチーチー アーチ―」もなかった。
④ケアレス・ウィスパー 1984
作詞・作曲:G. Michael,A. Ridgeledy、日本語詞:郷ひろみ、編曲:大村雅朗
52ndシングル。オリジナルはジョージ・マイケル「Careless Whisper」(1984)。WHAM!時代の曲で、WHAM!のアルバムにも収録されているので紛らわしいが、一応ジョージのソロ名義シングルだった。同年、日本を代表する男性シンガーふたりがそれぞれ別の日本語詞でカヴァー。西城秀樹「抱きしめてジルバ」との競作となった。ひろみ盤は「どこまでアバンチュール/ケアレス・ウィスパー」の両A面シングルとしてリリース。
イントロのむせび泣くサックスはオリジナルどおりなのに、このムード歌謡感!英国人が書いた完璧な歌謡曲を、ひろみが切々と歌う。日本語詞クレジットはもとは「ヘンリー浜口」のペンネームを使用していたが、この8㎝では「郷ひろみ」に直していた。
⑤千年の孤独 1987
作詞:さがらよしあき、作曲:郷ひろみ、編曲:唐木裕史
57thシングル。自作曲も1曲入れておこう。知名度、完成度ともに上記4曲に比べやや劣るが、濃いめの2曲のあとに置くと一服の清涼剤となっている。
定価1500円、中古で100円。
CBS/SONY「My Favorite Songs」シリーズの一枚。今まで登場した中では南野陽子のがあった。
右の横型はバーティー・ヒギンズ「カサブランカ」(1991)。再発盤ではなく、リメイクヴァージョン。
①カサブランカ CASABLANCA
(B. Higgins, S. Limbo, J. Healy)
バーディーは米国では「キー・ラーゴ」1曲のみがヒットした一発屋として認識されている。つまりこの「カサブランカ」はおそらく日本ローカルヒット。ヒゲのAORシンガーが暑苦しくも情熱的に歌い上げる。ひろみより演歌の心を感じるな。このリメイクは日本市場をかなり意識していたのだろう。収録アルバム『Back to the Island』の邦題はもちろん『哀愁のカサブランカ』。
②アズ・タイム・ゴーズ・バイ AS TIME GOES BY
(H. Hupfeld)
映画「カサブランカ」(1942)で歌われて有名になったが、もとは1931年にミュージカルのために書かれた曲。ボギー大好きなバーティーがこの曲を見逃すわけはない。「カサブランカ」のサビの最後の歌詞は「AS TIME GOES BY」だしな。予想どおりの陶酔ムードで歌い上げる、まったりカヴァー。
定価930円、中古で100円。
AORらしい色使いのヤシの木イラストジャケ。バーティーのアルバムジャケを見ていると、一貫した美意識(私には理解不能な)があることは分かる。
①よろしく哀愁 1974
作詞:安井かずみ、作曲:筒美京平、編曲:森岡賢一郎
ひろみの10thシングル。これ、次回に。
②ハリウッド・スキャンダル 1978
作詞:阿木燿子、作曲・編曲:都倉俊一
28thシングル。メロウ&ゴージャス、都倉俊一のシティポップス感覚が光る歌謡曲。
1994年にGOGO'S名義のリミックス作品が存在する。
③哀愁のカサブランカ 1982
作詞・作曲:B. Higgins, S. Limbo, J. Healy、日本語詞:山川啓介、編曲:若草恵
43rdシングル。オリジナルはバーティー・ヒギンズ(Bertie Higgins)「Casablanca」(1982)。日本人好みの湿っぽいメロディを持つアメリカ人の曲を即カヴァー。カラッとしたひろみの声でオリジナルより聴きやすくなっている。ひろみの洋楽日本語カヴァー路線はここから。この曲のヒットがなければ「ナタリ~」も「アーチーチー アーチ―」もなかった。
④ケアレス・ウィスパー 1984
作詞・作曲:G. Michael,A. Ridgeledy、日本語詞:郷ひろみ、編曲:大村雅朗
52ndシングル。オリジナルはジョージ・マイケル「Careless Whisper」(1984)。WHAM!時代の曲で、WHAM!のアルバムにも収録されているので紛らわしいが、一応ジョージのソロ名義シングルだった。同年、日本を代表する男性シンガーふたりがそれぞれ別の日本語詞でカヴァー。西城秀樹「抱きしめてジルバ」との競作となった。ひろみ盤は「どこまでアバンチュール/ケアレス・ウィスパー」の両A面シングルとしてリリース。
イントロのむせび泣くサックスはオリジナルどおりなのに、このムード歌謡感!英国人が書いた完璧な歌謡曲を、ひろみが切々と歌う。日本語詞クレジットはもとは「ヘンリー浜口」のペンネームを使用していたが、この8㎝では「郷ひろみ」に直していた。
⑤千年の孤独 1987
作詞:さがらよしあき、作曲:郷ひろみ、編曲:唐木裕史
57thシングル。自作曲も1曲入れておこう。知名度、完成度ともに上記4曲に比べやや劣るが、濃いめの2曲のあとに置くと一服の清涼剤となっている。
定価1500円、中古で100円。
CBS/SONY「My Favorite Songs」シリーズの一枚。今まで登場した中では南野陽子のがあった。
右の横型はバーティー・ヒギンズ「カサブランカ」(1991)。再発盤ではなく、リメイクヴァージョン。
①カサブランカ CASABLANCA
(B. Higgins, S. Limbo, J. Healy)
バーディーは米国では「キー・ラーゴ」1曲のみがヒットした一発屋として認識されている。つまりこの「カサブランカ」はおそらく日本ローカルヒット。ヒゲのAORシンガーが暑苦しくも情熱的に歌い上げる。ひろみより演歌の心を感じるな。このリメイクは日本市場をかなり意識していたのだろう。収録アルバム『Back to the Island』の邦題はもちろん『哀愁のカサブランカ』。
②アズ・タイム・ゴーズ・バイ AS TIME GOES BY
(H. Hupfeld)
映画「カサブランカ」(1942)で歌われて有名になったが、もとは1931年にミュージカルのために書かれた曲。ボギー大好きなバーティーがこの曲を見逃すわけはない。「カサブランカ」のサビの最後の歌詞は「AS TIME GOES BY」だしな。予想どおりの陶酔ムードで歌い上げる、まったりカヴァー。
定価930円、中古で100円。
AORらしい色使いのヤシの木イラストジャケ。バーティーのアルバムジャケを見ていると、一貫した美意識(私には理解不能な)があることは分かる。
そうそう、何故4が苦手なのかというと、
>イントロのむせび泣くサックスはオリジナルどおりなのに、このムード歌謡感!
激しく同意します。そうなんですよ、それなんですよね!どうしてこんなにムード歌謡的に聞こえるんだろうとずっと思ってました。ありがとう、師匠。
80年代2曲はどちらも洋楽カヴァーってのがバランス悪いですよね。
あえて億千万は入れないんだ~とか考えちゃいます。
私が80年代シングルから選ぶなら「美貌の都」は入れたい!