失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「カレンダー・ガール」 サーカス 1991年

2016-02-04 | 
CIRCUS are; 叶正子、叶高、叶央介、原順子(1991年当時)

1978年のデビュー以来、幾度かメンバーチェンジをしながらも、叶姉弟を中心とした男2+女2=4人グループのスタイルを守り続けているサーカス。現メンバーには叶高の娘がいたりする。グループの歴史は、ほぼ叶家のファミリーツリーに組み込まれる。

メンバーの原順子は1984年にオーディションで加入したが、このシングルがリリースされた1991年に叶央介と結婚し、叶ファミリー入り。

①カレンダー・ガール CALENDAR GIRL  TBS系「ブロードキャスタ―」エンディングテーマ
作詞・作曲:Howard Greenfield and Neil Sedaka、編曲:志熊研三、コーラスアレンジ:山田秀俊
オリジナルはニール・セダカ、1961年。「アラバラバラアバ」の突き抜けたサビ始まりでおなじみのオールディーズヒットを混声コーラスグループが言語のままカヴァー。Aメロで先導するように「January」「Feburuary」と入ってくるコーラスには、テクノっぽいエフェクトがかけられている。サウンドはさわやかシティポップスで、サックスの音色も涼し気。

②たったひとつの言葉
作詞:叶央介、作曲・編曲:日野皓正
このシングル2曲を収録したアルバム『たったひとつの言葉』(1991)のタイトルソングになったバラード。日野皓正プロデュースのもと、NYでレコーディングされた。薄い演奏をバックに、4人のハーモニーが映える。トランペットはもちろん日野皓正だろう。

定価930円、中古で100円。
下半分に12人のカレンダー・ガールたちのシルエット。

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3 コメント

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Unknown ()
2016-03-17 09:38:27
何だか信藤三雄の香りがするジャケットですね。
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Unknown (nakamura8cm)
2016-03-18 00:01:35
例によって短冊にはデザイナーの名前などはないわけですが、CTPP本に載っていなかったので違うのかな?
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大瀧詠一さん (CFB48)
2016-03-26 19:54:40
大瀧詠一は「ナイアガラカレンダー」を作るときこの曲が浮かび幻のシングルとして「カレンダー・ボーイ」と「恋の骨折」というシングルリリースを計画しましたが企画倒れに終わりました。
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