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これほどまでに節操のないミュージシャンを他に知らない。
四人囃子、プラスティックス、NiNaってほとんど共通点の見えないバンドのメンバーとしての顔。もっとすごいのは、プロデューサーとしての仕事の幅広さ。オフィシャル・サイトにプロデュースを手がけた全アーティストが羅列してある。抜粋すると、175R、GLAY、ジュディマリ、氷室京介、ブルーハーツ、P-Model、パール兄弟、大槻ケンジ、早川義夫、テレサ・テン(!)って、もうメチャクチャとしか言えない、ホント来るものは拒まず、という姿勢が伺えるライン・アップになってる。
なんなんだろう、この人。あまり音楽にこだわりのない、ギョーカイ人風のオヤジなのかなあ、などと失礼な想像をしていた。昨年、エンケン(遠藤賢司)35周年記念ライブでゲストとして登場し、エンケンのデビュー曲「ほんとだよ」でギターの伴奏。これが素晴らしかった!この人が信頼している、というだけで、もう大丈夫というくらい、全面的に信頼を置いている純音楽家・エンケンが、記念のライブでデビュー曲を一緒にやろうって程の人なわけで。オリジナル・レコーディングではフルートとチェロが独特の静謐な音空間を作っていたけど、ライブでの佐久間さんのギターもそれに勝るとも劣らない、祈りにも似た純粋さを感じる名演だった。その日のもうひとりのゲストが鈴木茂だったこともあり、佐久間さんという人を、日本のロック史の重要人物のひとりとして意識するようになった。
そう、プロデュース・リストには載ってないけど、エンケンとの付き合いは古い。エンケンといえば、初期のはっぴいえんど、ティンパン系のアレンジのイメージが強いが、その後の79年「東京ワッショイ」、80年「宇宙防衛軍」のアレンジを手がけているのは佐久間さんだった。
今回はジャケットはマキシサイズ、中身が8cm。
NiNaのメンバーは、
Vocal:Kate Pierson
Vocal:Yuki
Guitar, Keybords:Masahide Sakuma
Unknown:Shima Takemi (何だ?Unknownて)
Bass:Mick Karn
Drums:Steven Wolf
①Happy Tomorrow
作詞:Yuki・Kate、作曲:Ma-Chang・Yuki、編曲:Masahide Sakuma
イントロの佐久間さんのギターは、David Bowie“Heroes”にそっくり。つまりはフリップ卿へのオマージュか。プログレ魂を、さりげなく(?)忍ばせる。
パワフルな女性ヴォーカルふたりがポジティブに歌い上げる。英語詞だけど、ジュディマリ効果でヒットしてた。
作曲のMa-Changって佐久間さんかな?
②カラオケ
定価816円、中古で50円。
で、アナログ・シングルはPlastics「GOOD/PATE」(1980)
プラスティックスのメンバーは
Voice , Dance:Chica Sato
Voice, Guitar:Toshio Nakanishi
Guitar:Hajime Tachibana
Synthesizers:Masahide Sakuma
Rhythm Box:Takemi Shima
バカテク合戦のプログレバンドから一転してノン・ミュージシャンぽいテクノ・パンクへ。幅広い音楽性、と言うのは簡単だが、どういう心境の変化だったのだろうか。佐藤チカ、中西トシ、立花ハジメ、というビジュアル的にも強烈なフロント3人を確かな演奏力で支えた、という裏方的な位置。2曲とも作曲は立花ハジメ。佐久間さんらしいか、といえば微妙なところだが、キレキレのカッコいい2曲だ。
定価700円、中古で100円。
過去にもいくつか佐久間さんプロデュース作の記事あり。
カテゴリー「佐久間」を新設した。
四人囃子、プラスティックス、NiNaってほとんど共通点の見えないバンドのメンバーとしての顔。もっとすごいのは、プロデューサーとしての仕事の幅広さ。オフィシャル・サイトにプロデュースを手がけた全アーティストが羅列してある。抜粋すると、175R、GLAY、ジュディマリ、氷室京介、ブルーハーツ、P-Model、パール兄弟、大槻ケンジ、早川義夫、テレサ・テン(!)って、もうメチャクチャとしか言えない、ホント来るものは拒まず、という姿勢が伺えるライン・アップになってる。
なんなんだろう、この人。あまり音楽にこだわりのない、ギョーカイ人風のオヤジなのかなあ、などと失礼な想像をしていた。昨年、エンケン(遠藤賢司)35周年記念ライブでゲストとして登場し、エンケンのデビュー曲「ほんとだよ」でギターの伴奏。これが素晴らしかった!この人が信頼している、というだけで、もう大丈夫というくらい、全面的に信頼を置いている純音楽家・エンケンが、記念のライブでデビュー曲を一緒にやろうって程の人なわけで。オリジナル・レコーディングではフルートとチェロが独特の静謐な音空間を作っていたけど、ライブでの佐久間さんのギターもそれに勝るとも劣らない、祈りにも似た純粋さを感じる名演だった。その日のもうひとりのゲストが鈴木茂だったこともあり、佐久間さんという人を、日本のロック史の重要人物のひとりとして意識するようになった。
そう、プロデュース・リストには載ってないけど、エンケンとの付き合いは古い。エンケンといえば、初期のはっぴいえんど、ティンパン系のアレンジのイメージが強いが、その後の79年「東京ワッショイ」、80年「宇宙防衛軍」のアレンジを手がけているのは佐久間さんだった。
今回はジャケットはマキシサイズ、中身が8cm。
NiNaのメンバーは、
Vocal:Kate Pierson
Vocal:Yuki
Guitar, Keybords:Masahide Sakuma
Unknown:Shima Takemi (何だ?Unknownて)
Bass:Mick Karn
Drums:Steven Wolf
①Happy Tomorrow
作詞:Yuki・Kate、作曲:Ma-Chang・Yuki、編曲:Masahide Sakuma
イントロの佐久間さんのギターは、David Bowie“Heroes”にそっくり。つまりはフリップ卿へのオマージュか。プログレ魂を、さりげなく(?)忍ばせる。
パワフルな女性ヴォーカルふたりがポジティブに歌い上げる。英語詞だけど、ジュディマリ効果でヒットしてた。
作曲のMa-Changって佐久間さんかな?
②カラオケ
定価816円、中古で50円。
で、アナログ・シングルはPlastics「GOOD/PATE」(1980)
プラスティックスのメンバーは
Voice , Dance:Chica Sato
Voice, Guitar:Toshio Nakanishi
Guitar:Hajime Tachibana
Synthesizers:Masahide Sakuma
Rhythm Box:Takemi Shima
バカテク合戦のプログレバンドから一転してノン・ミュージシャンぽいテクノ・パンクへ。幅広い音楽性、と言うのは簡単だが、どういう心境の変化だったのだろうか。佐藤チカ、中西トシ、立花ハジメ、というビジュアル的にも強烈なフロント3人を確かな演奏力で支えた、という裏方的な位置。2曲とも作曲は立花ハジメ。佐久間さんらしいか、といえば微妙なところだが、キレキレのカッコいい2曲だ。
定価700円、中古で100円。
過去にもいくつか佐久間さんプロデュース作の記事あり。
カテゴリー「佐久間」を新設した。
ホント、佐久間さんのお仕事、幅広いですよね。175R、GLAY…は知らなかったです。一体どんな人なんだろうとは思ってました。やはり私の中で印象的だったのはエンケンさんの「東京ワッショイ」と「宇宙防衛軍」でした。そのライブでの「ほんとだよ」、聴きたかったなぁ。
いつもありがとうございます。
日本の音楽を聴いていて、この人が関わっている音盤を一枚も持っていない、という人はいないんじゃないかと思いますね。白井良明も相当広い、と思っていましたが、この人にはかなわない(笑)。
オフィシャルを見ると、誠実そうな音楽バカ(いい意味で)であることが分かります。
先週のエンケン祭り、アンコールは東京ワッショイでした!
そんなBLOGここ以外どこにもないでしょう。
佐久間正英さんの名前って、ずっと昔から知ってて
いやというほど目にしているんだけど、
じゃあ何で知ってるの?と言われると
私の場合何だろう?意外に把握してない…。
こんどレコ棚ひっくり返してみて
報告にきまーす。
名前は目にしていても、あまり気にしていなかった人が、
何かをきっかけに急に気になりだす、ということは時々あります。
佐久間さんについては上記のライブが決定打でした。
カテゴリ化してみたので、GLAYやヒステリック・ブルーの8cmを買っちゃうか?
…いや、そこまではちょっと…(笑)
報告、お待ちしてまーす。