失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「きっといつか・・・」 chéz vous [シェ・ヴー] 1998年

2014-05-06 | 
chéz vous are; yoshiki, hana

ふたりのプロフィールについてはエイベックスのページに詳しい。プロデューサーである日向大介のコメントが最後に載っている。「DISCOをテーマに唄とdance、16ビートのフィリーサウンドを表現するユニット」をコンセプトにプロジェクトをイメ-ジした、とのこと。

yoshiki=布施良季さんということが判明。その後の転身が週刊誌などで少々話題になったようだ。hanaについては情報が見つからず。

そんなシェ・ヴーのデビュー作にしてラストシングル。

①きっといつか… ANB系ドラマ「女教師」主題歌
作詞:伊秩弘将、作曲:日向大介・RIZZOBUD、編曲:日向大介
イントロの「♪Ha~」から切な系Aメロ~ちょっとシリアスになるBへの流れはスリーディグリーズ「天使のささやき(When Will I See You Again)」(1974)の雰囲気あり。サビの大部分はシュビドゥビ言ってて、ここだけMe & Myぽい。昔の彼を思い出しつつ「きっといつか… 逢えるよね 素敵な人に ハッピーエンド信じて 自分をさがしつづけるよ」って薄っぺらくも前向きな伊秩歌詞も、このユニットの行く末を思うと一抹の切なさを感じなくもない。

②シュ ビィ ドゥ ビィ ワぁー
スローなレゲエヴァージョン。上記ページで日向大介が「かすれ気味で独特な中域の声」と評するhanaさんの魅力が①より伝わってくる。
一応言っとくとタイトルは「ワぁー」で合ってるんだよ。

③①のカラオケ

定価1020円、中古で50円。
あおり強めで画面の70%は脚。スポーティーな衣装で健康的なビジュアル。裏ジャケはレスリングの選手みたいだし。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿