欽ちゃんファミリー、橋田壽賀子ファミリーと並ぶ芸能界3大ファミリーといわれた小室ファミリー。このシングルは97年元旦リリースで、その翌年あたりからブームに陰りが。単純に絶頂期のお祭り気分だったのか、そろそろ厳しいかな…と予感した小室が最後の記念的な意味合いで残した録音なのか。肥大化したファミリーがチャリティソングを歌う。
①YOU ARE THE ONE "ORIGINAL MIX"
作詞:小室哲哉、MARC、DJ KOO、hitomi 作曲・編曲:小室哲哉
ヴォーカリストを登場順に列挙。括弧内は歌った(またはラップした)小節数。
内田有紀(8)
hitomi(8)
甲斐よしひろ(4)
宇都宮隆(4)
taeco & kaba with 久保こーじ(4)
浜田雅功(4)
大賀埜々(4)
SAM, ETSU & CHIHARU(4)
木根尚登 with 宇都宮隆(4)
m.c.A・T(4)
天方直実 with 久保こーじ(4)
taeco & asami with 久保こーじ(4)
MARC PANTHER(8)
DJ KOO(8)
安室奈美恵 with TK(8)
華原朋美 with TK(8)
KEIKO with TK(8)
YŪKI(8)
観月ありさ(8)
1997年時点での小室ファミリー総出演と考えていいだろう、多分。内田ではじまり観月におわるアイドルサンド。小室の片腕と呼ばれた男、久保こーじはソロはないものの「with」3回、12小節で最多出番賞!(TK本人は除く)TMNの盟友、ウツは2回、木根は1回の出番。TRFのダンサーズSAM, ETSU & CHIHARUにまで歌わせちゃって、えらいことになってる。MARC PANTHER→DJ KOOというキツいラップパート(これはそれぞれ本人がリリックを書いてると思われる)を我慢して聴くと、アムロちゃん、朋ちゃんの高音大サビリレーが鼓膜に響く。KEIKOは通常のサビで、前ふたりに比べると少し控えめなポジションか。TRFのYŪKIはさらに地味なパートだけど、ラスト前という位置で存在感を発揮する。
ぐだぐだ書いてしまったが、この曲を聴いて思うのは、小室哲哉が非常に細かく神経を配るバランサーなのだ、ということ。これだけの人数のシンガーにパートを配分しているのだから、いろいろ不公平も生じそうだが、大物にも裏方にも気を遣って、歌順、小節数、歌詞の量すべてにおいて絶妙のバランスをとっていると思う。hitomiの出番を早めにもってきて、作詞に参加させてるってのも上手いっ!
メロディはともかく、歌詞は意外とチャリティソングらしくない。「わがままだったり」「めちゃくちゃだったり」「道を外して恐い」人でも「THE ONE」だから「結局憎めない存在」という内容で、今のtが聴いたらどう思うのかな。一番スゴイと思うのはm.c.A・Tが歌った部分「世紀末の10年 いろいろあるよね」。こんな詞でよかったのか、A・T。
華原朋美、asami、KEIKOが並んでるのも、小室プライベート史を考えれば、なんとなく豪華な気分になる。
どうでもいいけど、このメンツの中で最も痛々しく思えてしまうのはやっぱり甲斐よしひろ。なんか小室ワールドに「降りて」きた感じがしたんだよねえ…当時「なんでコムロ?」と思った甲斐ファンは多かったと思うが、それはきっと「なんで甲斐よしひろ?」と思った萩尾望都ファン(それは私です)に近い気持ちだったろう。
②YOU ARE THE ONE "A CAPPELA MIX"
タイトルからして「WE ARE THE WORLD」を参考にしているのは明らかだが、このヴァージョンのイントロは「Do They Know It's Christmas?」のほうに似てる。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち10円。
右は安室奈美恵ソロによる不安な気持ちになるカヴァー。
①YOU ARE THE ONE "ORIGINAL MIX"
作詞:小室哲哉、MARC、DJ KOO、hitomi 作曲・編曲:小室哲哉
ヴォーカリストを登場順に列挙。括弧内は歌った(またはラップした)小節数。
内田有紀(8)
hitomi(8)
甲斐よしひろ(4)
宇都宮隆(4)
taeco & kaba with 久保こーじ(4)
浜田雅功(4)
大賀埜々(4)
SAM, ETSU & CHIHARU(4)
木根尚登 with 宇都宮隆(4)
m.c.A・T(4)
天方直実 with 久保こーじ(4)
taeco & asami with 久保こーじ(4)
MARC PANTHER(8)
DJ KOO(8)
安室奈美恵 with TK(8)
華原朋美 with TK(8)
KEIKO with TK(8)
YŪKI(8)
観月ありさ(8)
1997年時点での小室ファミリー総出演と考えていいだろう、多分。内田ではじまり観月におわるアイドルサンド。小室の片腕と呼ばれた男、久保こーじはソロはないものの「with」3回、12小節で最多出番賞!(TK本人は除く)TMNの盟友、ウツは2回、木根は1回の出番。TRFのダンサーズSAM, ETSU & CHIHARUにまで歌わせちゃって、えらいことになってる。MARC PANTHER→DJ KOOというキツいラップパート(これはそれぞれ本人がリリックを書いてると思われる)を我慢して聴くと、アムロちゃん、朋ちゃんの高音大サビリレーが鼓膜に響く。KEIKOは通常のサビで、前ふたりに比べると少し控えめなポジションか。TRFのYŪKIはさらに地味なパートだけど、ラスト前という位置で存在感を発揮する。
ぐだぐだ書いてしまったが、この曲を聴いて思うのは、小室哲哉が非常に細かく神経を配るバランサーなのだ、ということ。これだけの人数のシンガーにパートを配分しているのだから、いろいろ不公平も生じそうだが、大物にも裏方にも気を遣って、歌順、小節数、歌詞の量すべてにおいて絶妙のバランスをとっていると思う。hitomiの出番を早めにもってきて、作詞に参加させてるってのも上手いっ!
メロディはともかく、歌詞は意外とチャリティソングらしくない。「わがままだったり」「めちゃくちゃだったり」「道を外して恐い」人でも「THE ONE」だから「結局憎めない存在」という内容で、今のtが聴いたらどう思うのかな。一番スゴイと思うのはm.c.A・Tが歌った部分「世紀末の10年 いろいろあるよね」。こんな詞でよかったのか、A・T。
華原朋美、asami、KEIKOが並んでるのも、小室プライベート史を考えれば、なんとなく豪華な気分になる。
どうでもいいけど、このメンツの中で最も痛々しく思えてしまうのはやっぱり甲斐よしひろ。なんか小室ワールドに「降りて」きた感じがしたんだよねえ…当時「なんでコムロ?」と思った甲斐ファンは多かったと思うが、それはきっと「なんで甲斐よしひろ?」と思った萩尾望都ファン(それは私です)に近い気持ちだったろう。
②YOU ARE THE ONE "A CAPPELA MIX"
タイトルからして「WE ARE THE WORLD」を参考にしているのは明らかだが、このヴァージョンのイントロは「Do They Know It's Christmas?」のほうに似てる。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち10円。
右は安室奈美恵ソロによる不安な気持ちになるカヴァー。
ていうか「久保こーじ」って懐かしすぎます…。
>華原朋美、asami、KEIKOが並んでるのも
ほんとですね~。皮肉なもんで。そこら辺が公私混同しない(してなかったと思う)つんくと違うとこですね。ビジネスオンリーで割り切れないTKは純粋なんですよ(笑)。朋ちゃんに歌わせてた歌詞もすごいのあったなぁ…。
やっぱり誰かさんが言ってたように「残らない」曲たちなんだろうかね。
>甲斐よしひろで「あ~」
そこか!確かに浮きまくってたから記憶に残ります。
そうか、つんくは混同しない人なんだ。そのへんが悪いビジネスマンぽく見える要因か。「つんくファミリー」とも言われてるけど、ホントのファミリーも入ってるTKの勝ち!ところでYŪKIさんはそういうアレはなかったのかな。
おもしろすぎるんですけど(笑)
>悪いビジネスマン
ウケるわ、もー。ウソの宝石売る人みたいですよね。でもこの人は、後の事ちゃんと想定して手出しそうだし…マイナスにならないように。知らんだけかな。
TK、朋ちゃんに『私をどうにか輝かせるため 苦しんだり悩んだりしてがんばってる~うぉうぉうぉ~』って歌わせてたでしょ?「TKすごくがんばってるの」みたいなやつ。彼はいつでも寂しいんでしょう。
1枚も持ってないのにベラベラすいません(笑)。
>私をどうにか輝かせるため
あったあった!こんな歌詞やっぱTK以外に書けないよ…そりゃ「うぉうぉうぉ~」だわ(笑)
>1枚も持ってないのに
正しいです。
え~次回も私のTKコレクションからです。もうウンザリ、という声も聞こえてきそうですが。