"MY NAME IS PRINCE" Prince and the New Power Generation 1992
14thアルバム『ラヴ・シンボル(邦題)』(オリジナルタイトルは短冊中央に見えるマーク)からのシングルカット。
①MY NAME IS PRINCE 4:06
(Prince)
「俺の名はプリンス、ワン・アンド・オンリー!」と叫びまくる。ちょっと日本人には理解しがたいセンスのラップ作品だ。ヒップホップ系ではめずらしくないけど(「オレ、スチャアニ」とかね)。イントロには自作「I Wanna Be Your Lover」がサンプリングされている。リリースされた1992年は、殿下の勢いにやや陰りが出はじめ、ヒップホップがブラックミュージックの主流になってきた時代。そんな新興勢力への対抗意識なのか、「こんなモン簡単にできるぜ!」という余裕をかましたかったのか。シャウト系のラップはなんか違うだろ、と当時も思っていた。途中のTony M.のラップが、ああこれが本物だよなーってな具合にこなれていて、やはりラップミュージックには殿下の個性はフィットしないと確認させられる(「SEXY M.F.」での殿下のラップは、クールでよかったんだけどねえ)。ちなみにアルバム・ヴァージョンは6:38なのでシングル・エディットということになる。
②SEXY MUTHA 3:55
(Prince)
ひとつ前のシングル「SEXY M.F.」の変奏曲。タイトルのとおり「M.F.」の「F.」のほうが歌われていない寸止めヴァージョン。原曲はサビが思いっきり放送禁止用語(米国では)だったので、ラジオで流せるようにこのヴァージョンを作ったのかな。でもリズムが打ち込みになっているせいで、原曲の魅力が半減している。
定価900円、中古で100円。
右はなぜかドイツ盤マキシシングル。
①MY NAME IS PRINCE (Original Mix Edit) 8:06
長い。
②MY NAME IS PRINCE (12" Club Mix) 8:11
いわゆる四つ打ち。
③SEXY MF (12" Remix) 7:34
これもリズムトラックがちょっと…あまりにもオリジナルがカッコいいからねえ。
値段忘れた。新品で800円くらいだったか。確かこちらを先に買って、8cmもまあ一応、と買ったんだな中古で。
「マイ・ネーム・イズ・プリンス」と宣言したこのシングルのあと間もなく、プリンスは自身の名前を捨て、例の「シンボルさん」時代を迎えるのであった。
14thアルバム『ラヴ・シンボル(邦題)』(オリジナルタイトルは短冊中央に見えるマーク)からのシングルカット。
①MY NAME IS PRINCE 4:06
(Prince)
「俺の名はプリンス、ワン・アンド・オンリー!」と叫びまくる。ちょっと日本人には理解しがたいセンスのラップ作品だ。ヒップホップ系ではめずらしくないけど(「オレ、スチャアニ」とかね)。イントロには自作「I Wanna Be Your Lover」がサンプリングされている。リリースされた1992年は、殿下の勢いにやや陰りが出はじめ、ヒップホップがブラックミュージックの主流になってきた時代。そんな新興勢力への対抗意識なのか、「こんなモン簡単にできるぜ!」という余裕をかましたかったのか。シャウト系のラップはなんか違うだろ、と当時も思っていた。途中のTony M.のラップが、ああこれが本物だよなーってな具合にこなれていて、やはりラップミュージックには殿下の個性はフィットしないと確認させられる(「SEXY M.F.」での殿下のラップは、クールでよかったんだけどねえ)。ちなみにアルバム・ヴァージョンは6:38なのでシングル・エディットということになる。
②SEXY MUTHA 3:55
(Prince)
ひとつ前のシングル「SEXY M.F.」の変奏曲。タイトルのとおり「M.F.」の「F.」のほうが歌われていない寸止めヴァージョン。原曲はサビが思いっきり放送禁止用語(米国では)だったので、ラジオで流せるようにこのヴァージョンを作ったのかな。でもリズムが打ち込みになっているせいで、原曲の魅力が半減している。
定価900円、中古で100円。
右はなぜかドイツ盤マキシシングル。
①MY NAME IS PRINCE (Original Mix Edit) 8:06
長い。
②MY NAME IS PRINCE (12" Club Mix) 8:11
いわゆる四つ打ち。
③SEXY MF (12" Remix) 7:34
これもリズムトラックがちょっと…あまりにもオリジナルがカッコいいからねえ。
値段忘れた。新品で800円くらいだったか。確かこちらを先に買って、8cmもまあ一応、と買ったんだな中古で。
「マイ・ネーム・イズ・プリンス」と宣言したこのシングルのあと間もなく、プリンスは自身の名前を捨て、例の「シンボルさん」時代を迎えるのであった。
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