
島崎和歌子の4thシングルは、2曲ともカヴァー曲。
①南南西
作詞:麻生香太郎、作曲:あすなろ、編曲:竜崎孝路
オリジナルは高田みづえ、1977年。デビューアルバム『オリジナル・ファースト』の一曲(シングルカットなし)。翌1978年、秋川淳子がデビューシングルとしてこの曲をカヴァー。たぶんそんなにヒットしてない。さらに12年後に島崎和歌子がカヴァー。秋川淳子はシングル2枚のみで引退したらしい。そんな裏街道まっしぐらなムードをワッコさんはひっくりかえせるのか?業界(一部)注目の昭和歌謡リバイバル作品だったのだろう。サビはじまりの曲はなかなかキャッチーで、間違ってヒットしても悪くない雰囲気はある。誰なんだろ?あすなろ。和歌子も昭和テイストたっぷりの卒のない歌唱を聴かせ、全体として典型的B級歌謡の出来上がり!
②赤道直下型の誘惑
作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:竜崎孝路
オリジナルは渡辺桂子、1984年の2ndシングル。これも知られざるB級アイドル歌謡と言っていいマイナー作だから、チーム島崎のどうにも止まらないアイドルマニアっぷりが伺える。イントロで聴ける哀愁のサックスがいい味出してる。筒美さんのパッチワーク的な作風が楽しめる、タイトルどおりの扇情的な夏歌。ガツガツした若人たちが渚で繰りひろげる性の饗宴。和歌子の優等生的な面白みのない歌声が、売野雅勇が描くチープでライトな世界を上滑りしていく。もうたまらなくBな香り。どっちもカヴァーなら絶対こっちがA面だろ!と思うけど、まあどっちでもいいか。
ちなみに「ポスト堀ちえみ」の呼び声も高かった渡辺桂子はデビューから2年で結婚、引退。翌年には離婚してヌード写真集という、絵にかいたような裏アイドル路線を突っ走った。なんでそんな失敗アイドルの曲をデビュー2年目の和歌子に背負わすかなあ。
2曲に共通するのは、ちょっと主張の強い女性コーラス隊。これまた強烈に昭和を感じる「♪ハ~ン」がノスタルジーやね。
定価937円、中古で100円。
今さらながら、美貌だな。完璧すぎて、アイドルとしてはややマイナスポイントになるくらいに。
①南南西
作詞:麻生香太郎、作曲:あすなろ、編曲:竜崎孝路
オリジナルは高田みづえ、1977年。デビューアルバム『オリジナル・ファースト』の一曲(シングルカットなし)。翌1978年、秋川淳子がデビューシングルとしてこの曲をカヴァー。たぶんそんなにヒットしてない。さらに12年後に島崎和歌子がカヴァー。秋川淳子はシングル2枚のみで引退したらしい。そんな裏街道まっしぐらなムードをワッコさんはひっくりかえせるのか?業界(一部)注目の昭和歌謡リバイバル作品だったのだろう。サビはじまりの曲はなかなかキャッチーで、間違ってヒットしても悪くない雰囲気はある。誰なんだろ?あすなろ。和歌子も昭和テイストたっぷりの卒のない歌唱を聴かせ、全体として典型的B級歌謡の出来上がり!
②赤道直下型の誘惑
作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:竜崎孝路
オリジナルは渡辺桂子、1984年の2ndシングル。これも知られざるB級アイドル歌謡と言っていいマイナー作だから、チーム島崎のどうにも止まらないアイドルマニアっぷりが伺える。イントロで聴ける哀愁のサックスがいい味出してる。筒美さんのパッチワーク的な作風が楽しめる、タイトルどおりの扇情的な夏歌。ガツガツした若人たちが渚で繰りひろげる性の饗宴。和歌子の優等生的な面白みのない歌声が、売野雅勇が描くチープでライトな世界を上滑りしていく。もうたまらなくBな香り。どっちもカヴァーなら絶対こっちがA面だろ!と思うけど、まあどっちでもいいか。
ちなみに「ポスト堀ちえみ」の呼び声も高かった渡辺桂子はデビューから2年で結婚、引退。翌年には離婚してヌード写真集という、絵にかいたような裏アイドル路線を突っ走った。なんでそんな失敗アイドルの曲をデビュー2年目の和歌子に背負わすかなあ。
2曲に共通するのは、ちょっと主張の強い女性コーラス隊。これまた強烈に昭和を感じる「♪ハ~ン」がノスタルジーやね。
定価937円、中古で100円。
今さらながら、美貌だな。完璧すぎて、アイドルとしてはややマイナスポイントになるくらいに。
秋川さん・渡辺さんともに島崎さんの事務所の先輩なので、そのつながりのカバーだったんでしょうね。
デビュー作は「H-i-r-o-s-h-i」っていうんですね。
これも京平作品か~
と言いますか、わっこさんバージョンしか聴いたことないんですけどね。
当時はカバーかどうかすらもはっきりわからず聴いていました。
昭和の香りがするな~とは思ってましたが(笑)
主張の強い女性コーラス隊ww
昭和っぽさはここから来てたんですね~!
納得できました!
普通、最新型のサウンドで、となりそうなところ、昭和の曲をあえて昭和のままでカヴァー。
いわゆるアイドル氷河期らしい迷いが感じられるプロダクションですね。
でも、この哀愁漂うアゲ感は嫌いじゃないです。
夏の友達さんはリアルタイムで聴いてたんだ~
私なんか、今年このシングルを手に入れてはじめて聴きましたよ。