失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「Let's sing with Kahimi Karie」 1995年

2005-06-02 | KO系
カヒミついでにちょい変り種を。

このブログは8cmCDにこだわり、基本は短冊型ジャケット、をテーマとしている。
別に威張って言うことでもないのだが。今回は王道から外れた品物ってことで。

以前にも8cm四方の正方形ジャケット(洋盤)を何枚か紹介したが、今回のはそれらともちょっと違う「オマケ8cm」だ。左に覗いてるカヒミ・カリィのジャケットは、Good Morning Worldのカップリング曲でもあった「若草の頃」を含む4曲入りミニアルバム「『彼ら』の存在」。半分見えるCDがメインの12cmだ。そして今回の主役は右の8cm。「Let's sing with Kahimi Karie」と題された、カラオケ集。盤面には「NOT FOR SALE」と書いてある。初回限定のオマケだった。扱いとしては、ブギーバックのサンプラーCDと同じで、型番はもちろん一枚分

①若草の頃
作詞:Kahimi Karie、作曲・編曲:小山田圭吾

②偽りの恋~愛のL'amour~
作詞・作曲・編曲:小西康陽

カラオケということでカヒミのヴォーカルがないのかな、と思って聴くとちゃんと歌ってる。あれ、カラオケじゃないじゃん、と思ってよく見るとタイトルが「カヒミ・カリィといっしょに歌おう」である。
そうだった。12cmの方に収録されている原曲では、①はムッシュかまやつ、②は伊武雅刀とのデュエットだった。つまりこのCDはカヒミ以外のヴォーカルをカットした男役用のカラオケなのだ。どの程度需要があるかは疑問だが、カヒミの声以外聴きたくない人にはこちらを、ということか。

CD自体の定価は1600円(定価で購入)。8cmはオマケなので0円?



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