失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「ムサシノep disc2」カーネーション 1998年

2005-06-04 | 湾岸系
素晴らしきカーネーションの世界。昨日高田馬場で演奏された「サンセット・サンセット」は直枝+渡辺シュンスケ(keyboards)の二人ヴァージョン。これまた泣けた。

前回のカヒミと似たパターンだが、こちらは8cmCDも正規盤。型番ももちろん2枚分ある。

disc1 (12cm)
こちらは当ブログの趣旨から外れるが、まあたまにはいいでしょ。
①One day
淡々と繰り返されるメロディーがいつの間にか盛り上がっていく。「遠く離れても 僕らは自由じゃない」の大サビのなんとも言えぬ開放感。
②ムサシノ・ブルース
この2枚組みのタイトル・ソングとも言える、「あのムサシノから逃げてきたウサギ」の放浪歌。
③サンセット・サンセット
タイトルは「サンライズ・サンセット」から?上記のライブ・ヴァージョンはレオン・ラッセル「A song for you」風だったが、このスタジオ盤は後半の管楽器とコーラスがカラフルな印象を残すアレンジの名曲。この曲でテナー・サックスを吹いている平原まこと氏は、平原綾香の父上である、というトリビアも。

disc2 (8cm)こちらはライブ盤。
直前にリリースされたライブ・ビデオ「the booby show」に収まりきらなかった音源を収録。
①Hello, Hello
アルバム「booby」収録のグルーヴィー・チューン。直枝の早口ヴォーカルも聴きどころ。キーボード抜きではなかなか成立しない曲かな、と思っていたが、昨年のライブで3人でもカッコよくキメてくれた。
②My Little World
「Girl friend army」収録曲。3人編成になってからも定番曲のひとつ。3人でのライブヴァージョンはカーネーション唯一のCCCD「スペードのエース」に収録されている。
③アイ・アム・サル
「Edo river」収録のダンスナンバー。最後に「夜の煙突」のイントロが聴こえてフェイド・アウト。続きはビデオで、という構成になっている。現在ではDVDで視聴可能。

全ての作詞・作曲:直枝政太郎

収録時間だけを考えれば、余裕で一枚のdiscに入るが、スタジオ盤とライブ盤を分けたのは心意気。
8cmファンとしてはうれしいサービス。12cmのトレーの裏に8cmが付く作りだった。

定価1890円。もちろん定価で購入。

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2 コメント

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Unknown (あや)
2005-06-07 00:23:49
こんばんは。TBありがとうございました。

この間のカーネーションのツアーで久々に「サンセット・サンセット」を聴いて、アルバムに入ってない隠れた名曲の数々を思い出し、それからせっせとシングルをiTunesに入れました。

「ムサシノ・ブルース」、すごい好きなんです。『Looking for my love~』の『love~』のすっとぼけた感じが特に!
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Unknown (nakamura8cm)
2005-06-07 08:51:29
「ムサシノ・ブルース」も確か昨年のライブでやってましたねえ。どこだったか忘れたけど、かなり小さなハコだったような。私も大々好きです。サビの変な展開が、これぞカーネーション!て感じで。
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