この2枚はいずれも1993年リリース。野島伸司が手がけたTVドラマの主題歌として発掘された。野島さんの選曲は、洋楽に関しては誰でも知っている超大物の曲を使って、「今さら○○かよ…」と、ため息をつかせるのが上手いという印象だったが、これは恐ろしく渋いチョイス。字面は見たことあったけど、「どうじ」って読むとは知らなかったもの。笛吹の仲間?
①ぼくたちの失敗 TBS系TV「高校教師~禁断の愛と知らずに~」主題歌
作詩・作曲:森田童子、編曲:石川鷹彦
元六文銭の石川鷹彦によるピアノ、アコギ、ベース+ストリングスのシンプルなアレンジに、訥々と語りかけるような、儚げなヴォーカルがいかにも70年代な雰囲気。間奏の口笛がなんともフラフラなのはこれでいいのか。
ドラマ「高校教師」は少し見た。桜井幸子の暗いエロがなかなかよかったような記憶があるが、あんまり覚えてないな…
②男のくせに泣いてくれた 同・挿入歌
作詩・作曲:森田童子、編曲:石川鷹彦
2曲とも、『マザースカイ=きみは悲しみの青い空をひとりで飛べるか=』(1976)収録。
定価900円、中古で100円。
TVシリーズが社会現象と呼べるほどの大ヒットとなり、その勢いで映画も作られた。主題歌はやっぱり童子で。
①たとえば ぼくが死んだら 東宝映画「高校教師」主題歌
作詩・作曲:森田童子、編曲:千代正行
映画の繭は、遠山景織子。リサイクル好きの野島さんが、この曲のタイトルを翌1994年のドラマ「人間・失格」でサブタイトルとして流用した。
②ラスト・ワルツ
作詩・作曲:森田童子、編曲:千代正行
これは、ドラムが入ってる。もちろんTHE BANDとは無関係。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち100円。
2枚とも、ジャケット画は風間完による。なんか怖い絵。
1983年に活動休止した森田童子は、野島さんのおかげで巻き起こったブームにも動ぜず、一切表舞台に登場することはなかった。
①ぼくたちの失敗 TBS系TV「高校教師~禁断の愛と知らずに~」主題歌
作詩・作曲:森田童子、編曲:石川鷹彦
元六文銭の石川鷹彦によるピアノ、アコギ、ベース+ストリングスのシンプルなアレンジに、訥々と語りかけるような、儚げなヴォーカルがいかにも70年代な雰囲気。間奏の口笛がなんともフラフラなのはこれでいいのか。
ドラマ「高校教師」は少し見た。桜井幸子の暗いエロがなかなかよかったような記憶があるが、あんまり覚えてないな…
②男のくせに泣いてくれた 同・挿入歌
作詩・作曲:森田童子、編曲:石川鷹彦
2曲とも、『マザースカイ=きみは悲しみの青い空をひとりで飛べるか=』(1976)収録。
定価900円、中古で100円。
TVシリーズが社会現象と呼べるほどの大ヒットとなり、その勢いで映画も作られた。主題歌はやっぱり童子で。
①たとえば ぼくが死んだら 東宝映画「高校教師」主題歌
作詩・作曲:森田童子、編曲:千代正行
映画の繭は、遠山景織子。リサイクル好きの野島さんが、この曲のタイトルを翌1994年のドラマ「人間・失格」でサブタイトルとして流用した。
②ラスト・ワルツ
作詩・作曲:森田童子、編曲:千代正行
これは、ドラムが入ってる。もちろんTHE BANDとは無関係。
③①のカラオケ
定価1000円、レンタル落ち100円。
2枚とも、ジャケット画は風間完による。なんか怖い絵。
1983年に活動休止した森田童子は、野島さんのおかげで巻き起こったブームにも動ぜず、一切表舞台に登場することはなかった。
>写真みて「わっ」ってすごい衝撃
「わっ」って(笑)
まあ、確かにパーマにサングラスってビジュアルも強烈ですよねえ。現役の人ではないって一目で分かる。歌の内容もダメダメ人間って感じで、相当なブラックホール系。周りにファンが2人もいるって、何か問題ある環境かも(笑)
当時、タイムリーに高校生でしたから、もうこぞって見ては翌日ワーワーとしゃべってました。
森田童子も衝撃的でしたねぇ。その頃の私はとにかくユーミンとか小田和正とかでしたから。(URCレーベルとか中津川フォークジャンボリーとか知りませんでしたから)
正直このジャケットでは絶対買いたくないです。なぜなら、夜トイレに行けません(マジに)
「失敗」とか「死んだら」とか、一般的にはNGワードがタイトルなのがまた。野島さんが狙って選んだとしてもやはりインパクトのある存在ですねー。
ユーミン…でも実は荒井由実と童子は紙一重って感じもします。音に対する執念が、荒井由実のが勝っていたのでしょうね。
私はドラマを見ていなかったので分からないのですが、私の世代でいうと金八加藤世情みたいなインパクトだったのかなあ、と想像します。(「世情」は中島みゆきの曲です。)
あ、でも今調べたら「人間・失格」の主題歌はサイモン&ガーファンクル「冬の散歩道」だったようですね。