私にとっての青春歌謡。フリッパーズについて語ろうとすると、何がしかの感傷的な気持ちを抑えることができない。
考えてみると完全に同年代のアーティストにのめりこんだのはフリッパーズが初めてだった。「渋谷系」とか「ネオアコ」とかの検証は各地で行われているのでパス。
縦ジャケが「LOVE TRAIN」定価937円。
①Love Train
2ndと3rdの間に発表されたオリジナルアルバム未収録シングル。(編集盤には普通に収録)
2nd の流れを汲むギター・ポップ。発表時は今ひとつピンと来なかったが、今聴くと当たり前にカッコいい。
②SLIDE(Christmas Mix)
リリース当時はこっちの方が先にお気に入りになった。今聴いてももちろん最高なクリスマスソング。3rdの内省的なサウンドが先取りされたシングルとも言える。フリッパーズのメイン・ヴォーカルは小山田だが、ここではメイン・メロディーの陰で囁くような小沢のヴォーカルも聴ける。今更ながらすごい才能。
横ジャケが「Groove Tube」1991年 定価930円。
①Groove Tube (pt.1)
②Groove Tube pt.2
3rdにしてラストアルバム「ヘッド博士の世界塔」からの先行シングル。このアルバムはロック(いやロックだけではないが)・ヒストリーをサンプリング&コラージュしてグツグツ煮込んだ作品。初回盤は立体映像(メガネで覗くとパーフリが飛び出す)付きだった。本当に何回聴いたか分からん。ご多分に漏れず、私もサンプリングネタ探しにレコ屋を回ったクチ。Groove Tubeの印象的なイントロが、全く予想せずに中古屋で300円で買ったレコードから流れ出した時は感動したな。The Electric Flagが手がけた「The Trip」という映画のサントラだが、今はCDでも手に入るようだ。14年も経ってこんなことを書いてるのもどうかと思うが。
②はインスト。9分を超えるロング・ヴァージョンで、このシングルでしか聴けない。プリンスの「Alphabet Street」のカップリングを思い出す。
このCDのジャケットは三つ折になっていて、広げたら写真に納まらなかった。裏ジャケ(右側)は戦闘服の二人の写真で、小山田が左手に8cmCDを持っている。さらに左では小沢が右手に8cmCDを持っている。今までたくさん見てきたが、ジャケットに8cmCD自身が写っている自己言及的なデザインは珍しい。このへんもフリッパーズらしいんだな。全ての曲はwritten and arranged by double knockout corporation(前々回のマリナの回参照)
考えてみると完全に同年代のアーティストにのめりこんだのはフリッパーズが初めてだった。「渋谷系」とか「ネオアコ」とかの検証は各地で行われているのでパス。
縦ジャケが「LOVE TRAIN」定価937円。
①Love Train
2ndと3rdの間に発表されたオリジナルアルバム未収録シングル。(編集盤には普通に収録)
2nd の流れを汲むギター・ポップ。発表時は今ひとつピンと来なかったが、今聴くと当たり前にカッコいい。
②SLIDE(Christmas Mix)
リリース当時はこっちの方が先にお気に入りになった。今聴いてももちろん最高なクリスマスソング。3rdの内省的なサウンドが先取りされたシングルとも言える。フリッパーズのメイン・ヴォーカルは小山田だが、ここではメイン・メロディーの陰で囁くような小沢のヴォーカルも聴ける。今更ながらすごい才能。
横ジャケが「Groove Tube」1991年 定価930円。
①Groove Tube (pt.1)
②Groove Tube pt.2
3rdにしてラストアルバム「ヘッド博士の世界塔」からの先行シングル。このアルバムはロック(いやロックだけではないが)・ヒストリーをサンプリング&コラージュしてグツグツ煮込んだ作品。初回盤は立体映像(メガネで覗くとパーフリが飛び出す)付きだった。本当に何回聴いたか分からん。ご多分に漏れず、私もサンプリングネタ探しにレコ屋を回ったクチ。Groove Tubeの印象的なイントロが、全く予想せずに中古屋で300円で買ったレコードから流れ出した時は感動したな。The Electric Flagが手がけた「The Trip」という映画のサントラだが、今はCDでも手に入るようだ。14年も経ってこんなことを書いてるのもどうかと思うが。
②はインスト。9分を超えるロング・ヴァージョンで、このシングルでしか聴けない。プリンスの「Alphabet Street」のカップリングを思い出す。
このCDのジャケットは三つ折になっていて、広げたら写真に納まらなかった。裏ジャケ(右側)は戦闘服の二人の写真で、小山田が左手に8cmCDを持っている。さらに左では小沢が右手に8cmCDを持っている。今までたくさん見てきたが、ジャケットに8cmCD自身が写っている自己言及的なデザインは珍しい。このへんもフリッパーズらしいんだな。全ての曲はwritten and arranged by double knockout corporation(前々回のマリナの回参照)
私、これ全部持ってました…だけど今はもう取り返せない類の人のとこにあるので(それは例えば引っ越した友達とか付き合ってた相手とか。そーいうことはないか。私はある。…サブタイトル引用・笑)この写真見て興奮しちゃったわよー。「SLIDE」、いいよねぇ。この季節、聴きたくなります。そしてそしてなんですって?「Groove Tube pt.2」でプリンスの「Alphabet Street」のカップリングを思い出すですって???くー、聴きたくなっちゃったよ(泣)。
double knockout corporation…全てのセンスに鳥肌でしたね。名前からしてヤラれた感ありまくり。同世代で一番影響を与えてくれた人たちですね。
涙で滲んでるって雰囲気に取っていただければ、と。
ときどきGroove Tubeのシングルを見かけますが、だいたい相場は1500~2000円ぐらいの高値ですね。
やはりFGの人気は8cmワールドでも健在、ということか。