
紅白2016後半。
美空ひばり「川の流れように」(1989)を島津亜矢が歌った。ま、一応オリジナルを並べとく。
初出場、KinKi Kidsはデビュー曲「硝子の少年」。リアルタイムではまったくピンとこず、古臭い曲だなぁと思っていたのに、今大人になったキンキのおふたりが歌うとなかなかどうして味わい深いじゃないか。「硝子の少年時代の破片が胸へと突き刺さる」中年ふたり。松本隆+山下達郎は約20年後のこのシーンを見越した曲作りをしていたのか?と思うほど今のふたりにフィットしていた。
星野源はPPAPとならぶ真の2016年ヒット「恋」。ガッキーの目を伏せながらの恋ダンスも萌えたが、長岡亮介(浮雲)がダンサーの動きに合わせてわざと伊賀航に当たっていくシーン(しかも2回)に私の中の腐女子が目覚めてしまいそうになった。伊賀航ショウ、最高です。
エディット・ピアフの代表作「HYMNE A L'AMOUR」を越路吹雪が岩谷時子の日本語詞でカヴァーしヒット。初出場の大竹しのぶは松永祐子の訳詞で歌った。ぎゃー目がコワイ!
坂本冬美「夜桜お七」(1994)とX JAPAN「紅」(1989)はいずれも8㎝シングルだが、残念ながら持ってない。個人的には何の思い入れもないエックスの皆さんに同情していしまうくらい事故級のゴジラネタだったな。
唐突に登場したポール・マッカートニー。来日プロモーションを高視聴率番組で行う74歳。閉店セール商法もたいがいにしなさいよ、とそろそろツッコんであげなくていいのか。
ポールにつづき、ラスト3組で実現した1996年短冊対決!
先攻、紅組高橋真梨子は自身最大のヒットである26thシングルで勝負。
①ごめんね… 日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」主題歌
作詞:高橋真梨子、作曲:水島康宏、編曲:十川知司
歌唱力をこれでもかと見せつける濃口バラード。カラオケ人気もあったというが、こんなの素人に歌いこなせるのか?別にカラオケは本人が気分よければいいか。本人作の歌詞は結構酷い内容。「悪ふざけで 他の人 身を任せた」主人公を一晩中待ち続けた「貴方」。最終的に「連れて行って 別離のない国へ」。火サスワールドで考えれば、この主人公は「貴方」に殺された被害者のようにもとれる。一夜の過ちが許せなかった男が犯行におよんだ純愛殺人てことで。歌詞中には一度も「ごめんね…」が出てこないのがテクニカル。
紅白での演奏はキーボードが3人もいて、インパクトあった。
②Good-by Love
作詞:高橋真梨子、作曲:HIROSHI、編曲:大森俊之
タイトルからして悲しい失恋ソング。そういえば夫はヘンリー広瀬。いや最近ヘンリーについて考えてたから。
③④カラオケ
定価1000円、中古で52円。
高橋真梨子のジャケってどれも似たような雰囲気で、持っているやつかそうでないかの判別が難しい。ちゃんとリストにしたのは最近で、あと2枚でコンプリートというところまできた。
対する白組THE YELLOW MONKEY(初出場)は代表作となった9thシングル。
①JAM
作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY
教会音楽ぽい荘厳な導入から、リズムが入ってくるところでグッとくるロッカバラッド。イエモンはもっとグラムでやんちゃな曲(たとえばカップリング曲のような)が持ち味だとは思うが、こういう内面吐露型のドラマチックな曲で勝負したくなる時期だったんだろう。デヴィッド・ボウイ作「すべての若き野郎ども(All the Young Dudes)」を意識して作ったとのこと。なるほど、そういわれると共通するガッツとアンセム感。紅白終盤にふさわしい終末ムードもある。
②Tactics
作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY
クネクネ踊りたくなるギターリフ。グラムロックバンドとしての面目躍如。
③④カラオケ
定価1000円、中古で108円。
じつは今月ブックオフで買ったばかり。傘ジャケだった。
紅組トリは石川さゆり「天城越え」、ついに同一曲10回出場の新記録!今年の年末には「津軽海峡・冬景色」が並ぶ見込み。もうさゆりも諦めがついたか。
白組トリは嵐メドレー。1曲目に「A・RA・SHI」。メドレー後半、相葉くんが放心状態になり、最終的には感極まって涙をぬぐうシーンに紅白司会の重圧を見た。
裏トーク、西川貴教戻ってこなかったね…
ではまた来年。よいお年を。
美空ひばり「川の流れように」(1989)を島津亜矢が歌った。ま、一応オリジナルを並べとく。
初出場、KinKi Kidsはデビュー曲「硝子の少年」。リアルタイムではまったくピンとこず、古臭い曲だなぁと思っていたのに、今大人になったキンキのおふたりが歌うとなかなかどうして味わい深いじゃないか。「硝子の少年時代の破片が胸へと突き刺さる」中年ふたり。松本隆+山下達郎は約20年後のこのシーンを見越した曲作りをしていたのか?と思うほど今のふたりにフィットしていた。
星野源はPPAPとならぶ真の2016年ヒット「恋」。ガッキーの目を伏せながらの恋ダンスも萌えたが、長岡亮介(浮雲)がダンサーの動きに合わせてわざと伊賀航に当たっていくシーン(しかも2回)に私の中の腐女子が目覚めてしまいそうになった。伊賀航ショウ、最高です。
エディット・ピアフの代表作「HYMNE A L'AMOUR」を越路吹雪が岩谷時子の日本語詞でカヴァーしヒット。初出場の大竹しのぶは松永祐子の訳詞で歌った。ぎゃー目がコワイ!
坂本冬美「夜桜お七」(1994)とX JAPAN「紅」(1989)はいずれも8㎝シングルだが、残念ながら持ってない。個人的には何の思い入れもないエックスの皆さんに同情していしまうくらい事故級のゴジラネタだったな。
唐突に登場したポール・マッカートニー。来日プロモーションを高視聴率番組で行う74歳。閉店セール商法もたいがいにしなさいよ、とそろそろツッコんであげなくていいのか。
ポールにつづき、ラスト3組で実現した1996年短冊対決!
先攻、紅組高橋真梨子は自身最大のヒットである26thシングルで勝負。
①ごめんね… 日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」主題歌
作詞:高橋真梨子、作曲:水島康宏、編曲:十川知司
歌唱力をこれでもかと見せつける濃口バラード。カラオケ人気もあったというが、こんなの素人に歌いこなせるのか?別にカラオケは本人が気分よければいいか。本人作の歌詞は結構酷い内容。「悪ふざけで 他の人 身を任せた」主人公を一晩中待ち続けた「貴方」。最終的に「連れて行って 別離のない国へ」。火サスワールドで考えれば、この主人公は「貴方」に殺された被害者のようにもとれる。一夜の過ちが許せなかった男が犯行におよんだ純愛殺人てことで。歌詞中には一度も「ごめんね…」が出てこないのがテクニカル。
紅白での演奏はキーボードが3人もいて、インパクトあった。
②Good-by Love
作詞:高橋真梨子、作曲:HIROSHI、編曲:大森俊之
タイトルからして悲しい失恋ソング。そういえば夫はヘンリー広瀬。いや最近ヘンリーについて考えてたから。
③④カラオケ
定価1000円、中古で52円。
高橋真梨子のジャケってどれも似たような雰囲気で、持っているやつかそうでないかの判別が難しい。ちゃんとリストにしたのは最近で、あと2枚でコンプリートというところまできた。
対する白組THE YELLOW MONKEY(初出場)は代表作となった9thシングル。
①JAM
作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY
教会音楽ぽい荘厳な導入から、リズムが入ってくるところでグッとくるロッカバラッド。イエモンはもっとグラムでやんちゃな曲(たとえばカップリング曲のような)が持ち味だとは思うが、こういう内面吐露型のドラマチックな曲で勝負したくなる時期だったんだろう。デヴィッド・ボウイ作「すべての若き野郎ども(All the Young Dudes)」を意識して作ったとのこと。なるほど、そういわれると共通するガッツとアンセム感。紅白終盤にふさわしい終末ムードもある。
②Tactics
作詞・作曲:吉井和哉、編曲:THE YELLOW MONKEY
クネクネ踊りたくなるギターリフ。グラムロックバンドとしての面目躍如。
③④カラオケ
定価1000円、中古で108円。
じつは今月ブックオフで買ったばかり。傘ジャケだった。
紅組トリは石川さゆり「天城越え」、ついに同一曲10回出場の新記録!今年の年末には「津軽海峡・冬景色」が並ぶ見込み。もうさゆりも諦めがついたか。
白組トリは嵐メドレー。1曲目に「A・RA・SHI」。メドレー後半、相葉くんが放心状態になり、最終的には感極まって涙をぬぐうシーンに紅白司会の重圧を見た。
裏トーク、西川貴教戻ってこなかったね…
ではまた来年。よいお年を。
「ごめんね…」の歌唱は嬉しかったですね。「桃色吐息」も良いんですが、やっぱりこういうバラードを歌うのが聴きたいです。
今度は「for you…」でしょうか?と勝手に早くも推測を。
X「紅」の短冊は持ってますが、LIVEテイクという事を買うまで知りませんでした。
「夜桜お七」は一応探してますが、遭遇なしです。
「for you…」は2013年のトリでしたね。
つぎは「ジョニィへの伝言」に戻るか、「はがゆい唇」にいくか、紅組最年長記録達成したので紅白卒業するか・・・