
RHINOがリリースした4曲入りコンパクトベスト盤「Lil' Bit Of Gold」シリーズの一枚。1988年リリース。
The Everly Brothers are; Donald "Don" Everly, Phillip "Phil" Everly
ドン&フィルのエヴァリー兄弟によるユニット。
①WAKE UP LITTLE SUSIE 1957
(Bryant/Bryant)
初の全米No.1となったヒット曲。軽快なアコギのバッキングに朗らかな兄弟のハーモニー。めちゃくちゃサイモン&ガーファンクルっぽいな。絶対S&Gもやってるだろと思いYouTubeを訪ねてみると、1981年のセントラルパークでのライブで歌ってた。2003年のS&G再結成ライブではエヴァリー兄弟がゲスト出演しこの曲を演奏した他、「Bye Bye Love」を4人で歌ったりもしてた。
②BIRD DOG 1958
(B. Bryant)
兄弟のコミカルな掛け合いが楽しい、こちらも軽快なナンバー。
③LET IT BE ME 1960
(Bécaud/Curtis)
オリジナルはGilbert Bécaud「Je t'appartiens」1955年。原詞はもちろんフランス語で、英語詞ヴァージョンは1957年にJill Coreyによって歌われた。エヴァリー兄弟はそれを3年後にカヴァー。名曲なんだけど、ジルベール・ベコーもジル・コリーも聴いてみるとあんまりよくない。エヴァリーの美しいハーモニーで歌われてはじめて、この曲の真価が世に伝わったのだと思う。私がこの曲を知ったのは、やっぱり山下達郎のサウンドストリート。最近では山下まりやさんとのデュエット曲として有名だけど、80年代は矢野顕子と歌った。ラスカルズ「How Can I Be Sure」のカヴァーとともにサンストでオンエアされたのがよすぎて繰り返し聴いていた。今調べたら1985年、渋谷ジャンジャンでのライブ音源らしい。「LET IT BE ME」の男女デュエットによるカヴァーの原型は1964年のBetty Everett and Jerry Butlerヴァージョン。
④All I HAVE TO DO IS DREAM 1958
(B. Bryant)
若さと勢いだけのカントリーシンガーではないことを印象づけるソフトなハーモニーが美しい。1981年にオンエアされた山下達郎と大滝詠一のスタジオライブで披露された曲。私はこの本放送は聴いていないが、その後新春放談などで流されたのをカセットに録音して何度も聴いた。エヴァリーのカヴァーを中心に演奏されたスタジオライブの中でも白眉と言える名カヴァーだった。このエヴァリー盤とフリートウッズの盤を買ったのは、大滝・山下の声で親しんでいた曲が収録されていたから。
おそらく1988年に輸入盤屋で新品を買った。500円くらいだったと思う。
写真では分かりづらいが、ディスクはシリーズタイトルに合わせて金色。
関連エヴァリー
「クライング・イン・ザ・レイン」 a-haによるエヴァリーカヴァー。
「Lil' Bit Of Gold」シリーズは、1988年から1989年にかけて全60タイトルがリリースされた。意外なところではトッド・ラングレンのもあったりする。
このエヴァリー盤はシリーズ8枚目で、「R3 73008」の番号が振られている。
今まで紹介したLil' Bit Of Gold
ザ・フリートウッズ
ナンシー・シナトラ
リンクは(a-haの盤も含め)だいたい達郎と大滝さんの話しかしてない…
The Everly Brothers are; Donald "Don" Everly, Phillip "Phil" Everly
ドン&フィルのエヴァリー兄弟によるユニット。
①WAKE UP LITTLE SUSIE 1957
(Bryant/Bryant)
初の全米No.1となったヒット曲。軽快なアコギのバッキングに朗らかな兄弟のハーモニー。めちゃくちゃサイモン&ガーファンクルっぽいな。絶対S&Gもやってるだろと思いYouTubeを訪ねてみると、1981年のセントラルパークでのライブで歌ってた。2003年のS&G再結成ライブではエヴァリー兄弟がゲスト出演しこの曲を演奏した他、「Bye Bye Love」を4人で歌ったりもしてた。
②BIRD DOG 1958
(B. Bryant)
兄弟のコミカルな掛け合いが楽しい、こちらも軽快なナンバー。
③LET IT BE ME 1960
(Bécaud/Curtis)
オリジナルはGilbert Bécaud「Je t'appartiens」1955年。原詞はもちろんフランス語で、英語詞ヴァージョンは1957年にJill Coreyによって歌われた。エヴァリー兄弟はそれを3年後にカヴァー。名曲なんだけど、ジルベール・ベコーもジル・コリーも聴いてみるとあんまりよくない。エヴァリーの美しいハーモニーで歌われてはじめて、この曲の真価が世に伝わったのだと思う。私がこの曲を知ったのは、やっぱり山下達郎のサウンドストリート。最近では山下まりやさんとのデュエット曲として有名だけど、80年代は矢野顕子と歌った。ラスカルズ「How Can I Be Sure」のカヴァーとともにサンストでオンエアされたのがよすぎて繰り返し聴いていた。今調べたら1985年、渋谷ジャンジャンでのライブ音源らしい。「LET IT BE ME」の男女デュエットによるカヴァーの原型は1964年のBetty Everett and Jerry Butlerヴァージョン。
④All I HAVE TO DO IS DREAM 1958
(B. Bryant)
若さと勢いだけのカントリーシンガーではないことを印象づけるソフトなハーモニーが美しい。1981年にオンエアされた山下達郎と大滝詠一のスタジオライブで披露された曲。私はこの本放送は聴いていないが、その後新春放談などで流されたのをカセットに録音して何度も聴いた。エヴァリーのカヴァーを中心に演奏されたスタジオライブの中でも白眉と言える名カヴァーだった。このエヴァリー盤とフリートウッズの盤を買ったのは、大滝・山下の声で親しんでいた曲が収録されていたから。
おそらく1988年に輸入盤屋で新品を買った。500円くらいだったと思う。
写真では分かりづらいが、ディスクはシリーズタイトルに合わせて金色。
関連エヴァリー
「クライング・イン・ザ・レイン」 a-haによるエヴァリーカヴァー。
「Lil' Bit Of Gold」シリーズは、1988年から1989年にかけて全60タイトルがリリースされた。意外なところではトッド・ラングレンのもあったりする。
このエヴァリー盤はシリーズ8枚目で、「R3 73008」の番号が振られている。
今まで紹介したLil' Bit Of Gold
ザ・フリートウッズ
ナンシー・シナトラ
リンクは(a-haの盤も含め)だいたい達郎と大滝さんの話しかしてない…
https://www.youtube.com/watch?v=i22xbY4u2iI
ちょっとアレンジ、歌ともクドめですが。
let it be meは初めて聞いた時、鼻血が出るかというくらいの名曲だと思い出しました。
誰のバージョンだったか、男性、女性カバーだったので、エヴァリーバージョンではないことは確かです