地図読みハイキング

さてさて、こんなものが山の中にセットされていましたよ。付近は獣の匂いが充満しているような重い空気、オリの中には何やら餌のようなものが入っていますね。
良い子の皆さんは、この中に入って餌を決して取らないでくださいね、もしも入口が閉まって出られないなんて事になったら．．．．恥ずかしいですね♪

目指すは地形図にあるピークで、地元の有志により新しく石票が出来たとの情報、そこへ行ってみようという事に。
山と高原地図には載っていないルート、地形を読みながらピークを目指します。
さ、ここは何処ですか！とリカ隊長の一声は一瞬にして張りつめた雰囲気に変わります。

地形図を老眼でピントの合わない瞳で一生懸命見る訳で、ピントが合うまで時間が掛かるんだ。明るい場所でないと見えないから、日の当たる場所で真剣に地図を見る．．．．と、今ここだ！　というのが最近少しだけ解るようになったんですな。（自慢）
地図読みという行為は、地図が見えなきゃ始まらねぇぜ。とはいっても老眼鏡は邪魔なもの、首にぶら下げても、下りを走ったら邪魔になるんじゃないのかな。
何か良い方法ってないものか．．．．．

目的のピークは、簡単に見つける事が出来た。実に素晴らしい景色、ここで初日の出はどうかな？と思うほど東の景色が広がっていました。
ま、標高が低いから蕨山のような景色は望めませんが。

このピークから車を止めたところまで尾根が続いている事をリカさんが知っていて「ここ下りましょう！」確かに地形図を見ると尾根が通っているのですね。
道なき尾根を下って行くと．．．．．ゴール！目の前に車。　実に面白い。

この日、ここまでは比較的簡単に地形を見る事が出来たと思ったが、次のピーク、そして尾根が難しかったのです。
ピークへの取り付き場所からして難しい．．．．道がないから斜面を登って尾根に出よう、という事で斜面を登って行くと．．．．？ゴルフコースのフェンス！
地形図にフェンスは載っていませんねぇ．．．．またまた道なき斜面をトラバースしたり登ったりしながらやっとの事で尾根に出た。

尾根には小道があるのですねぇ．．．獣道なのかなぁ。
ここまでくればピークは問題なくゲット。

次は尾根を辿って帰りましょう、のこれが難しかったんだ。
等高線がウネウネしていて、ヨーク見ないと尾根じゃないようなエリアなんだ。

結果、大きなロストもなく順調に山を下る事が出来たけど、リカ隊長もマジ読みしていたなぁ。
ここ、アドベンチャー練習にみんなを連れてこようと思うんだ。きっと最高のエリアだと思うなぁ。

そんなこんなで、難関地図読みエリアだという事が解りましたので、ここをロゲイニングで使うかどうかは、隊長にお任せね♪

とっても有意義に学習出来たし、楽しく過ごせました、リカ隊長ありがとうございました。
で、次回はいつでしょう？
楽しみだわ、ワクワク♪

そうそう、途中で見つけたコレ、ウスタビガの繭との事だったけど、調べてみたら「天蚕（てんさん）」ではないでしょうか？

自然にいる蚕で、クヌギやナラの葉を食べて繭の色が葉っぱのような色になるようです。
ウスタビガの繭は、みな同じ形に作るようなので、この形がレギュラーらしいです。