葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

竜神木

2008-09-09 15:27:55 | 100均観葉図鑑「ら」

竜神木、というのを見て思い浮かんだのが、「朴念仁」。

(ボクしかあってない、ボクしか。)

そーかー、お前、朴念仁っぽいもんなー。(濡れ衣)

というわけで、愛称は、ボクちん。(ひどい?)

竜神、という神々しい部分は抜きにしてボクちん。

いつしか、人の背丈を超えるほどになったら、竜神様!と崇めたいと思います。

 

 

■お店での様子■

 

この子は、去年のサボテンフィーバーで入荷した子です。

一年近く欠品が続き、もうこのまま廃番に突入か?と危惧していた頃に

多肉・サボテン欠品解除!の第一報が。

ひと月ほどしたら、また欠品報告がきたんですけれども。

いや、どうせすぐまた欠品だろうな、と第一報を聞いた時点で思っていたので、

そうはさせじ!と発注したんですけれども。

結局2回入荷して、フィーバーは終わりました。

 

それ以前に、他社サンからミニ多肉サボテンシリーズでさんざん入荷した、

多肉・サボテンの代表格です。

が、この通り、見た目、あまりにも地味なので人気がある方ではなく

(いや、他の子たちがド派手にきらびやかな容姿すぎまして)

不人気に相まって、繁忙期などで上手に構ってやれない時などには、

針で穴を開けた風船のように、日に日にしぼんでいき、

それを止める手立てもなく、枯れていきました。

 

いずれ竜神様になる木になんてことを!!

 

と、今では思うのですが、当時は名前も知らなかったので

おおう枯れたー・・・。と思っただけでしたが。

 

今回も結構長い事居残り組みでした。

最後の一鉢がどうしても売れず、品定めの度に鉢からぬけて転がりまくってました。

根っこが、ちょろりとしか生えてないんです。こんながっつりしたガタイなのに。

おまけに、土はサボテン用に砂並みにさらさら、

それを乾燥ぎみに管理しているので、あっさりと抜けて転がります。

そんな環境で元気を失くしていき、表面にしわがよってきたので

見かねて、家に連れて帰りました。救急救命、自宅バージョンです。

 

日当たりのいい場所に出して、水やりを多めに、加えて乾燥を確保。

誰にも触れられない安住の地で、少しでも根が育てば、と思ってのことですが

4か月、七咲家で頑張って、しわも消え、自力で立つまでに回復!!

 

もう持ち上げても転がりません!

 

よし、今だ!!と、店に戻して、二週間ほどで売れました。

すがすがしい別れに拍手喝采。BGMのドナドナも今回ばかりは、マーチの様。

初めてサボテンの救命に成功しました。

もう二度と起こらない奇跡のような気もしますが。

 

サボテンは滅多に入荷しないので、観葉と違って日々触れ合うこともないため

不調を見抜きにくく、気づいてた時はたいてい手遅れで、あっという間に

 

ミイラになります。

 

まさに朴念仁です。朴念仁としか言いようがありません。

しかし、そんな朴念仁が、こちらの愛情に応えてくれた時を思うと

抱きつきたいほど感極まります。

お返しに思いっきりトゲをさしてくれるんでしょうけれども。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

七咲、そこそこ爬虫類好きです。なので竜も大好きです。

(爬虫類?!竜は爬虫類の分類ですか?!)

(・・・東洋の竜はともかく、西洋の竜は哺乳類ではないと思うんですよ)

そういうわけで、この子もまあ嫌いではないですが、

見た目は面白みに欠けますね? 

もっとこう、トゲが危険物並みに派手だとか、竜神のように肌がうろこ模様だとか、

・・・だったりすると、即買い!なんですけどねえ。

 

と、いう感じで、不人気なのもうなずける。と思っていたのですが。

 

春、大阪市立大学理学部付属植物園に行ってきました。

そこの熱帯植物系の温室の周りをうろつきました。

熱帯植物大好き人間としては汗にまみれてでも入りたかったのですが、

部外者立入禁止だったので、未練がましくうろつくだけにとどめました。

 

ガラスの向こうのめくるめく夢のような楽園!

楽園とは得てして、常に凡人は入れないもの、と相場が決まっております。

凡人でもいい。理学部、と聞いただけで入れない。学生さん万歳。

 

その中心に、人の背丈を超えるほどの竜神木が!

 

凄い!凄すぎる!いいなあ、温室!住みたいぜ!

毎朝、お神酒をおそなえしちゃうな、こりゃ!

悪さもできないまっとうな人間に改心するのもわけないよな!

学生は、夜に動き出さないかどうか見回りとかしてるよな、絶対!

 

と、竜神木ファンクラブでもない七咲も、相当テンションが上がりまくったくらい、

ただただ、圧巻でした。

人間が、鑑賞用にミニチュアに仕立てたサボテンの本来の姿はやはり、

自然の偉大さに恐れ入って、拝んでしまいます。

 

ぜひ、そこそこ、大きくしてみてください。

 

(そこそこ、以上に大きくするのは個人的には無理かなあ、と。

やはり竜神様を崇める社(温室)から立てないといけないですから・・・)

 

100円ショップの子は大抵一本の柱状態ですが、これが育っていくと

西部劇に出てくる姿のように枝分かれするので、予想できない面白さです。

人みたいな形になって、テンガロンハットをかぶせたくなるかも?


レッドエッジ

2008-07-28 19:52:36 | 100均観葉図鑑「ら」

レッドエッジ、5月にも書きましたが、もう一度書きます。

お店での愛称は「ジジ」。

コルリネターミナリスの品種、レッドエッ。なので、ジジ。

ジジと言われて、この木を思い浮かべる事が出来るのは世界中でただ一人。

(言わずもがな私だ)

 

*育て方*

明るさ

強(夏以外、直射日光OK!)

暗さ

弱い(何が何でも明るい場所へ)

寒さ

強(5度くらいまで大丈夫)

水やり

普通(土が乾いてからたっぷりと)

葉水

好む(霧吹きで水分補給を)

 

■売り場での様子■

 

何ゆえに「ジジ」になったからは、過去の記事コチラで。

大丈夫、大した理由ではありません。

(この世界に大した理由なんて、不要です。それがへっぽこ七咲ワールド)

 

そんなジジですが、初入荷から怒涛の入荷ラッシュが続きまして

気がつけば、こんな幅の広い葉っぱと幅の狭い葉っぱの2種類がきたので

もう一度、とりあげました。

 

レッドエッジ観察日記より。

5/3 5鉢入荷

5/20 赤い色のジジを残して4鉢完売

5/24 10鉢入荷

5/28 赤ジジの葉っぱがちぎれる!!誰にやられた!ジジ!

    緑の中の、(これぞまさしく)紅一点だから

    「みにくいアヒルの子」状態で苛められたのか・・・?(汗)

5/31 三度10鉢入荷

    葉っぱの幅の広いのが来た!細いのが太って広くなるのか?

    元々、別の品種か?名づけてレッドエッジワイド?

    (勝手に名付けるな・・・)

6月 怒涛の入荷ラッシュが始まる!40鉢溜まる!枯れる!

    うわー!水切れに弱ッッ!

 

という観察日記を(脳内で)つけていて、発見した事が二つ。

 

水切れに弱いのは、レッドエッジワイド!(勝手に命名)

 

葉っぱが広い方です。広い方が、勢いよく枯れます。今日も3鉢廃棄しました。

5割引にしてても、全く売れません。つまり。

 

レッドエッジは人気がない!

 

もの凄く、人気がないです。

まあ、見かけは雑草みたいだしな・・・。これじゃあな・・・。と、納得。

(納得しちゃうのか!)

 

なんとか売れる要素はないものか、とネットの波にさらわれ

販売サイト様の「レッドエッジ13500円也」、を見てきましたが

 

素晴らしいです!13500円!

 

あまりの美しさに、欲しくなってしまいました。

じゃあ、自分の売り場の子を買いなさいよ。(売れ残っている事だし)

 

・・・え?これを?

 

と、売り場で躊躇った程、13500円の見栄えにするには、根気が要りそうです。

水切れに弱いしな。(トラウマになるほど、痛恨の廃棄・・・)

 

それくらい、見かけも違うので、実はコルジリネじゃないんじゃ?

なんか他の無名の草のレッドエッジなのでは?

と、最近、疑いの目で見てしまって大変なので、あと8鉢、

どうか無事に売れますように。

(自分は買わんのかい!)

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

買いません。すみません。もう手がいっぱいです。

(ウチの子のいずれかが枯れたら、ちょっと飼ってみたいです)

 

そんな甘い誘惑のレッドエッジ、5/28にちぎれた子は、この子。

 

 

見てくださいよ、このちぎれ具合。涙を誘うでしょ?

 

と言いたくて撮ったのではなくてですね(いや言いたいですけどね)

赤っぽい葉っぱの中で、ひときわ緑鮮やかな葉っぱ。

これが、新芽です。

5月入荷から、ちゃんと新芽が出ました!

水切れにさえしなければお店でも立派に成長します。

あと、新芽は緑。つまり、緑の葉っぱが赤くなります。謎が解けました。

日照不足だと、赤くならないみたいです。

という事はお店に居続ける限り、他の子らは赤くならない・・・。

 

あと、不幸な事故で折られてしまった子を水に挿しておくと

立派に根が出てきました!わりと強いんですね。

 

レッドエッジをお買い上げの皆様、注意すべきは、水切れです。

棚卸の準備に追われて、ちょっと目を離したすきに枯れてしまいました。

水挿しの子も、赤ジジも。

 

赤ジジは今、必死で救命中ですが、どうなるでしょう。

救命にも必死なのですが、棚卸も必至なので、もうてんやわんやです。

すまん、ジジ。

赤ジジは、七咲退職の折、水切れで廃棄した他の子たちへの責任をとって

己で買い取る所存なので、

せめてそれまでに元気になっていてくれるといいのですが。

(飼う気だ!!)

 

そういえば、5月のレッドエッジの記事は、AzbyClubのブログ紹介で

とり上げてもらっていました。有難うございます!

お礼を言いに行きたかったのですが、根が引きこもりなもので

謹んで、引きこもらせて頂きました。

 

とはいえ、取り上げられるなら、もっとマトモに書いとけば良かった!!嗚呼!!

 

・・・激しく後悔した次第でございます。


レッドエッジ

2008-05-10 18:26:53 | 100均観葉図鑑「ら」

コルジリネ(コルディリネ)ターミナリスの

園芸品種の「レッドエッジ」らしいです。

過去には立て続けに入荷していましたが、今回ものすごくお久しぶりの入荷です。

なので愛称は今決めます。んー。

どこをとっても親しみの湧く愛称にならない渋い名前なのですが・・・

コルジリネという名前も覚えないといけないので・・・レッド=コルジリ・・・

 

レッド=コルジリです!!

 

・・・覚えられない!絶対、覚えられない!!!(加えて、2回ほど舌噛む!)

一度たりとも呼ばれることのない愛称を付けられる不憫さは如何なものでしょう?

 

*育て方*

明るさ

強(夏以外、直射日光OK!)

暗さ

弱い(何が何でも明るい場所へ)

寒さ

強(5度くらいまで大丈夫)

水やり

普通(土が乾いてからたっぷりと)

葉水

好む(霧吹きで水分補給を)

 

■売り場での様子■

 

笹のような葉っぱ、深い緑と暗い赤の絶妙なバランスが美しいです。

色彩感覚のない私は惚れぼれします。

こんなに暗い色の組み合わせで、うっとりと周囲の溜息を誘うのは

キミくらいですよ、レッド=コルリジ、じゃない。コルジジ・・・、リ。(舌噛んだ)

 

観葉アソート、と同じく、木物アソート、という商品があった頃

ドラセナ一族やらに交じって、たびたび入荷していました。

何が何やら、サッパリ解らなかった、七咲混迷期あたりですね・・・。

(木物は全部、同じに見えたのが自慢です)

 

とても人気で、枯らした記憶はないのですが

(今も昔も、観葉より木物の方が、ちびっとばかし人気です)

今回、ちょっと売れ残っているので、少々ドキドキしております。

 

枯れないでプリーズ!

 

長く付き合えば情も湧くのですが、それは常に枯れる別れとの背中合わせ。

毎朝ハラハラして見守っていますが

今のところ、可もなく不可もなく。特に成長著しいこともない

いたって平穏な子です。

 

物静か過ぎて、居るのか居ないのか、気に留めることもないくらいですが

そのうち、高級インテリア風に、モダンな輝きの存在感を示すと思われます。

なんといってもこの色合い。

寝ぼけ眼で水をやっていた今朝。

なんと、ゴムノキと勘違いしてしまいました。

 

  あら?今朝のゴムゴムったら、随分ペラペラね?(七咲)

  何を言う!ペラペラなのはアンタの脳だ!(レッド=コルジリ)

  まあ!レッド=コルジジ、・・・痛。 コルジリだったのね!ごめんなさいね!

 

・・・いいや、もう。愛称、ジジで。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

レッドエッジ、と呼ばれるほど赤くもないですが?

同じ園芸品種のアイチアカ、なんか驚きの赤さですよ!

他の追随を許さないほどに、赤! 毒々しいほどに、赤っ!(称賛してます。一応)

 

たまにしか来ない子は、モデルを決めるのに苦労します。

見慣れた子は、お!こいつは別嬪さんだ!(おっさんか)と解るのですが

このレッドエッジは、どの子で撮るか迷いました。

 

この子は、赤いでしょ?上の子に比べると。

 

この赤さが、玄人的には「別嬪さん」なのか、「枯れかかっている」のか

素人には判断できないんですよ!!

 

並べるとこんな感じ

 

左の子が生き生きとして緑を増して、右の子になるのか

右の子が気力を無くして、褪せて左の子になるのか

 

どっちだ!!

 

と悩んだので、2ショットにしときました。

色の名前がついた植物は、こういうとき判断が鈍るので

困ったものです。(個人的に。私が)

 

そんな困った経験のある私が商品名を付けるとしたなら・・・

 

夕陽を抱く深淵の森、刃の囁きを添えて

 

とかどうでしょう?

 

(フランス料理かい!)


リボンカクタス

2007-11-06 22:22:24 | 100均観葉図鑑「ら」

     *太陽大好き。夏でも直射日光OK!
       暗い場所は苦手なので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒いのはやや苦手
       5~10℃は欲しいところ      

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       葉っぱには水をかけないように気をつけて

親記事は7/14に掲載済みです。


 □ 


さてさて。
いつものように入荷してきた植物の箱を開け、今回のメンバーを確認。

と。
お?なんだ、この新顔?と思って箱から出したら、ネームプレートが
「リボンカクタス」となっているではありませんか。

え?今回、どこにもリボンカクタスは入ってないが?

と思わず箱の中にリボンカクタスを探してしまいました。
付近のネームプレートが間違って刺さっているのかと思って。

そんな感じで、いつもと違う容姿で入荷してきたリボンカクタスですが
「私もみましたよー」という情報をいただいたので、じゃあ検索だ!!と
ハリキッテ検索できました。ありがとうございます。

しかし検索してみて驚いたのなんの?
世間ではどうもこの姿の方がメジャーなようなのです!

じゃあウチに頻繁に入荷してきていた真緑のリボンカクタスは希少なのか!?
しまった!希少価値を前面に押し出しておけばよかった!
(そういう問題ではない)

ググーっと検索かけると、ペディランサス、という名前で、バーン!と出てきます。

この写真では葉が密につまっていますが
成長した姿は、茎がじぐざぐと折れ曲がり、そこに左、右、左、右、
と葉っぱが規則正しく映えてきています。
多分、この子も伸びるに従って、そのような姿になると思われます。
葉っぱは寒くなると、ピンク色に紅葉(?)するようです。

かなり見ごたえのある姿に成長しますので、俄然興味が出てきました。

(売れ行き如何を心配するでもなく、体調不良になるでもない…
まあお好きにくつろいでいてください、というような淡白な付き合いだったので)

枝分かれせず、一本調子で高く伸びますので
(このブログで同じような成長を見せるのはサンデリアーナですな)
そういった姿をお好みの方は、ぜひとも大きく育ててくださいね。

幾本も束ねて、一斉に直立している姿はとても美しいです。



完売しました!!

何故に?!

見た目はなんか、しなしなのキフペペロミアって感じなのに
何故売れるのか?(失礼にもほどがある)

キフペペはあんなに売れないのに、この子が売れるというのが解せない。
いや。この子は当然キフペペじゃないから売れるのか…。

キフペペとホヤチェリーを足して2で割って、しなしな感を掛算すると
この子が出来上がるような気がします。

売れない子と売れない子を足したり割ったり掛けたりすると売れるのか。
こうして園芸界には新種を生み出す技術が発展していくのか。
成程。園芸家の皆様の努力に感心しきりでございます!

と。

たった4鉢完売で大騒ぎ。

するものいかがなものか。失礼しました。
しかし緑リボンカクタスの売れ行きから考えて、この完売の早さは
予想をはるかに上回っていたので。(おまけにしなしなしてるのに)

やはりリボンカクタスと言えば、この斑入り品種がメジャーなのか。
単に物珍しさでお買い上げなのか。
次回入荷で、見極めたいような、無理なような。
2種同時に入荷してくれると解り易くていいと、願っております。

えー。
なぜ4鉢完売かといいますと。

1鉢、瀕死の状態で入荷したからです。
そりゃもう、一目見るなり

ぐおー!わかめ!!

と叫んだほどに、葉が生わかめのように垂れて、地に這うありさま。
一応、水不足で「くたーっ」となる症状に似ていたので水をあげましたが
一日待っても回復せず、水切れではなかったか・・・と敗北宣言。
(多肉なので水切れに弱いというのもおかしな話か…)

あと考えられるのは、生まれて初めて輸送されて

トラックの振動に酔った

せいで、わかめ状になってしまったのか?!
という事くらいですかね…。
(それが仮にも植物を世話する者の言う事なのかね?)

一応、ストックに避難させておりますが一向に回復の兆しがありません。
なんかもう、生き返る気がしないんですが。
かといって、ご臨終、って感じでもないんですが。

一体どうしてこんな事になっているのか、不思議でたまりません。
でもデジカメのバッテリーが切れて、わかめまでは撮れませんでした。

これがここ最近の、一番の無念です・・・。

リボンカクタス(大銀龍、ペディランサス)

 □ 

涼雲

2007-08-26 21:09:59 | 100均観葉図鑑「ら」

☆ 調査中 ☆

個々の性質がまだ調査中なので
↓サボテンの基本に則って↓

太陽大好き。夏でも直射日光OK
暗さには弱いので、日当たりの悪い部屋は付加

寒さに強い。5℃くらいまで下がっても大丈夫

乾燥を好むので水やりは抑え気味に
サボテンには水をかけないように気をつけて

 
□ □ 


サボテン連投、第3段。
以下、お世話の方法は、やっぱり金晃(7/24)の記事からの概略です。

サボテン系は大抵、直射OK。光不足で弱ります。

寒さに強く、乾燥にも強いです。
水やりの目安は月2~3回。成長の止まる冬には月1回。

これがサボテン全体の基本です。
あとは個々の好み(コレを調査中なんだが)や
ご家庭の環境の違いなどがありますので、基本のお世話をアレンジして
様子を見てみてくださいネ。

さてさて。

リョウウン。ですよね?
しかし、スズシグモ、と強引に読んでしまうのも風情があります。(そうか?)

丸っこい体に、トゲの塊をたくさんつけています。
先にご紹介した日の出丸と違って、規則正しく並んでいるように見えます。
それは、トゲの配置具合と体の形状。

写真でも確認できますが(見づらいですが)本体は、9つの角ができています。
9つ角がある星型です。
5つ角がある星型を五芒星といいますが、じゃあコレは九芒星?
(調べる時間がなくて相済みません)

ところが、面白いことに、五鉢入荷の4つまでは角が9つでしたが
残りの一鉢は、角が10ありました。
コレは、四つ葉のクローバー的なものなのか、
それとも涼雲の形に角の数は決まりがないのか。

気になって仕方がないので、次回入荷でも角を確認したいです。
細かいことに突っ込みたいA型です。
しかし、気にならないことには無頓着なのもA型です。
どうでもいいですか。

人気は、サボテン一族の中では低めです。
今日の出勤でも、日の出丸とともに仲良く残っていました。

まあ丈夫なので、吞気に構えることができます。
一皿丸々売れない子で埋め尽くされているのも、また一興。
そこだけ常に新入荷!って感じでいいですね!
(吞気すぎだ!)


□ 
□ 


先の日の出丸よりトゲが多いですが、まっすぐ伸びているので
触ってもそれほど痛くはないです。

子供は、このトゲが伸びている系のサボテンを、面白がって触ります。
進んで痛い思いをしたい、お年頃ですか。
いいねえ、若いって。危険を体験する余力があってさ。
歳をとると危険を遠ざけて生きていくようになるのだわさ。
と、老婆心で見守っている場合でもないので、高い場所に配置します。

しかし、あまり高い場所に配置すると、ますますお買い上げから遠ざかってしまう。
枯れるときはしぼんでいきます。干からびる、というか。
こうなると水を与えても逆効果。
サボテン系で、再生に成功した子はいません。(個人的に)
滅多に枯れませんが、危機を回避する為に、衰弱はいち早く察してください。

あとは、花をつけるのも楽しみですね。
サボテンに詳しくないので(サボテン以外にも詳しくないが)
交配とかがまだ不勉強なのですが、サボテンサイトを夜な夜な訪れていると
この丸型のサボテンのてっぺんに花が咲いているのが
たまらなく可愛いと思いました。

サイトの夜歩きで疲れた心に、一服の清涼剤。
ほほう!とか言いながら写真を愛でていると、あっという間に時間が過ぎます。

調べきれないのは、この「清涼剤」の所為なのか?
いやいやいや。

お客様にも時々、花が咲いたわよ~。と声を掛けていただきます。
先日は、サンセベリアの花を「携帯で撮ったわよ~」と、見せて下さいました。
実は、お二人目です。
お一人目の方は写真だったので「コピーさせてください!」
と頼みこみ、お店に展示しております。今度、HPに載せますネ。
(載せる載せるって、口先ばかりで一向に実現しないのはどういうわけか)

本当に、毎日接している方の愛情は重みが違います。
孫の写真を見せてくれるおばあちゃんたちのように、嬉しそうです。
そんな愛情の形を見せていただいて、
私はとても幸せな場所で働いているなあ。と実感しております。

その幸せを皆様にお届けできるように、日々精進いたします。

涼雲


リボンカクタス

2007-07-14 20:35:28 | 100均観葉図鑑「ら」

      *太陽大好き。夏でも直射日光OK!
       暗い場所は苦手なので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒いのはやや苦手
       5~10℃は欲しいところ

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


 □ 


リボンカクタス、というネームプレートですが
大銀龍というのが、古くからの呼び名のようです。

しっかりと太い幹から、葉っぱを規則正しく左右に付けます。
その葉は密になっていて、なんだか百足を連想します。
(百足嫌いな人はごめんなさい。いや私も別に好きではないですが)

幹にたくさんのリボンを括りつけているような姿ですね、
リボンカクタス、という名前から連想すると。

わりとよく入荷します。
人気もほどほどによく、順調に売れます。
売場に居る限りでは、とても丈夫で、不調になったことがありません。

しかし、こうゆう優等生な子は、あまり印象に残りませんね。
多少手がかかるとか、手がつけられないほど問題児、とかの子の方が
語るべき恨み事が多々あってノリも良いのですが・・・。

入荷は稀ですが、お目にかかることがあったらヨロシク。
奇抜な姿なのできっとわかると思います。


  □ 


私は売り場専門なのでレジを打つことがありません。

なので、お買い上げくださる姿を見かけた時は、「ありがとうございます」
と言えるのですが、言えないことの方が多いです。

このブログを始めた時は、お買い上げくださる皆様にお礼を言いたい!!
という気持ちからだったのですが、よく考えたらお買い上げくださる皆様全員が
このブログを見てくださるわけがないんですよねぇ。
と、最近気づいた次第です。

なんか抜けてる自分に、がっくしきますが(笑)
それでも、「ありがとうございます」の気持ちを最大限に込めて
写真をアップしております。が、私的には超能力パワーはないので
受け取ってくださる皆様のご協力をお願いしたいところでございます。
平にご容赦。

で。

えー、なんでしたっけ。・・・あ、そうでした。
なんでレジの話を持ち出し方というと
(脱線したまま終わりそうでしたよ。危ない危ない)

昔、レジ打ち部門の人が飛んできて

「今、虫みたいな葉っぱがきたんやけど!あれ何なん?!」

と、今しがたお客様に買われた植物があまりにも気になって
売り場まで見にきたことがありました。

私はその興奮も当然わかるわー!!と思ったので
我が人生で初めて見た奇妙な植物、その名もリボンカクタスをわしづかみ、

「これでしょー?!」

と意気揚揚答えました。が、しかし!

「違う違う、これやん、これ!!」

と彼女がバーンとわしづかんだのは

マザーリーフでした。

ええー?!!!

驚愕する私を余所に、彼女は怖々とマザーリーフを遠目に見
どこがどのように虫のようで気持ち悪いかを語ってくれました。

マザーリーフのブログ紹介は、えーっと、まだでしたね確か。
葉っぱの縁から新芽がちょろちょろ生えてくる植物です。
この葉っぱの縁から新芽がびっしり出ていて、虫の足みたいで気持ち悪!
かったらしいのですが。
コダカラベンケイソウみたいな感じで・・・って、コダカラベンケイソウもまだですね。
不死鳥のような・・・って、不死鳥もまだですね・・・。

・・・。

意外と多いな!!うちに入荷する植物!!!


(そして以外と書いてないな、ブログ・・・)

 

いや、人の感性って様々で面白いなあ。と思った事件でした。
すいません、それだけです。

(リボンカクタスについて語ることがないのもここに極まれり・・・)

 

リボンカクタス(大銀龍、ペディランツス・ティティマロイデス)


ラカンマキ

2007-06-06 20:31:19 | 100均観葉図鑑「ら」

☆ 調査中 ☆

 

 □ 

 

すみません、調査能力不足第2段。

ラカンマキ。
槇の木です。イヌマキという種類の変異種。
垣根や庭木にすると美しい。
ただ成長が遅いため、美しく刈り込むまでには時間がかかる。

というところまではわかっているのですが!!

幼木から育てる方法を教えてくれるサイトがまだ見つかりません。

観葉植物、というか、庭木ですね。庭木。
庭木を、こんなチビから育てるのは、園芸農家の方くらいしかいないんじゃ?
と思わずにはいられません。
これ、庭木にするためには何年かかるんでしょう?

という難問をのっけから次々と突きつけてくれるラカンマキですが。

遺憾ですが、わりと入荷します。
そして、売れ残ると枯れます。

何が遺憾かって、育て方をお客様にご教授できないので
売れ残ると、売り込み営業ができないんだなー・・・。

見た目はすごくかわいいんだけどなあ。
先端が丸い葉っぱとか。和風っぽい色具合とか。適度な茂り具合とか。
ちょっと変異種のテーブルヤシ、みたいな風貌。
勘違いして買われた方、いないです?

 

 □ 

 

邪推ですが。

メーカーさんは、注文が入った時で、手頃に育った植物がちょっと足りない時。

ま、これでいっか。

と、農場の垣根の枝を切り取ってきて突き刺して出荷してるんじゃ・・・。
とか思ってしまうんですーぅ!!!
懺悔します、ごめんなさい。

(ネームプレートが手書きでなく、ちゃんとしたものなので
それは有り得ないだろうと理性が告げる。)


リュウノヒゲ

2007-04-15 22:52:32 | 100均観葉図鑑「ら」

     *太陽大好きだけど、夏場は直射日光を避けて。
       暗さにそこそこ強いので、日当たりの悪い部屋でも可。

     *寒さにはかなり強い!
       0℃くらいまで下がっても平気!

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる。
       葉水はしないほうが良いでしょう。


□ □ 

道端の草シリーズ(失礼な・・・)第二段。

細い葉は、濃い緑と淡い緑のストライプ。
その葉が、まっすぐしなやかに立つ姿は清涼感があります。

こちらもやはり庭などで、風景を演出するときなどに使われております。
その風景写真を見ると、確かに、いいなあ。
と思わせる植えられ方をしておりますが、如何せん、売場ではこのように
写真の状態で販売しているので、全く!人気がありません。

だってしょうがないじゃない。草なんだもの。(みつをさん風に)

としか言いようのない姿。圧倒的に不利です。

今から暖かくなって庭弄りをしようと思われるお方様。
リュウノヒゲをお探しなら、当店へ。

(もう、端から探している人しか買ってくれそうもない)


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別名がリュウノヒゲ、で、本名はジャノヒゲでした。

ジャ、って蛇のことですよね?
あ、蛇にはひげはないんだった!あれは竜か。みたいな別名?
なんかオカシイ。

見た目はあれですよ。

コンシンネに似てますよ?(独断と偏見)

コンシンネと間違って買われたりしないかなあ。

なんて姑息なことを思ってしまうほどに売れませんが

コンシンネもさほど売れる種ではなかった

と気づいて、意気消沈なこのごろ。

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ラブリーハート

2007-03-27 22:29:09 | 100均観葉図鑑「ら」

     *太陽大好きだけど、夏場は直射日光を避けて。
       暗さにそこそこ強いので、日当たりの悪い部屋でも可。

     *寒いのは、やや苦手。
       5~10℃くらいは欲しいところ。

     *乾燥を好むので、水やりは抑え気味に。
       葉っぱには水をかけないように気をつけて。


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結局、見た目が第一!シリーズ第二段。(いつの間にシリーズ化したのか)

ホヤという種類の木ですが、葉っぱがハートの形をしている点に着目され
葉っぱだけを土に挿して商品化したものです。

もともとは、多肉の木の、一枚の葉っぱなんですが。
ただ形がハートだというだけで大人気。

植物にとってみれば、「ハート=可愛い」という概念さえもない次元の所で
人間たちの脚光を浴びるのです。
これは、自然の造形美云々、というより、その形に着目し、
この発想をした人間側に軍配があがった、といったところでしょう。

大体において多肉植物は生存能力が高く、
葉っぱのみを土に転がしておいても、根が出て成長するものが多いので
この形で売られていても何の不思議もないんですよね、実は。
(そんな言い方だと、商品、というより、葉挿しで増やしてる途中
・・・といった感は否めませんが)

土に植えられたバージョンが入荷するようになったのは、ここ1年~くらいのこと。

それまでは、根っこを木の皮のようなもので包んで縛ったような形で
葉っぱのみが入荷していました。(まさに葉挿しの途中経過、といった風体)

そちらをメインに取り扱っていたのですが、
この春から、このメーカーさんでの取り扱いが終了してしまいました。
(100円ショップでは良くあることで)

次回から入荷させる場合は、写真のような鉢植え状態での取り扱いになります。

ただし、こちらの入荷条件は40鉢以上、なので容易にはいきません。
上手く売り場のスペースを確保して、なんとか入荷するように頑張ります。

入荷しているのを見かけたら、どうぞよろしく。

40鉢ありますので。どんどんお買い上げください。
どんどん。



初めて、この子が入荷した時はなんだか分かりませんでした。
何せ、ハートの葉っぱの下に、木の樽みたいなものがくっついている。
(まあ、いわゆる前述の状態。お見せできないのが残念だ)

これは・・・植物、か?

という疑問のもとにネット検索開始。
素晴らしい世の中になったものです。分からないことはまずない。
正体から管理方法までを網羅し、その日のうちに順調に販売開始。

しかし、どうしても分からなかったのが、「その後」です。
葉っぱのみの写真はもちろん、木の状態の写真まで探しましたが

この葉っぱを育てるとどうなるのか?

というのが最大の疑問でした。もちろん、お客様にだって聞かれます。

「これどうなるんですか?」

「私も知りたいんです!買って育てて、ぜひ教えてください!!」

・・・とはサスガに言いませんでしたが、ものすごく言いたかった・・・。

まあ葉挿し状態であると考えると、
普通に根が育って、いつかはそこから新芽が出てくるのでしょう。
新芽が出たら、そのうちいつかは木になるのでしょう。

という仮定形で語ってます。そうです、まだ謎は謎のままです。

自分で買って確かめればすむ話なのですが
世間の人気とは裏腹に、私は、好みじゃないのであまり購買意欲が・・・。
いや別に、見た目が第一じゃないぞ!というむなしい抵抗をしている
わけではないのですが(笑)

お買い上げいただいた皆様のご好意で謎が解き明かされるのを
気長に待ちます。
他力本願は大得意でございます。

あ。
さっきから、木、と言ってますが、「木」というか蔓性の植物です。
先に紹介したグリーンネックレスなどの蔓の、頑丈版。
写真で見ると、かなり大きな植物です。

それから写真の葉っぱは緑一色ですが
葉っぱの周りに、黄色のふちどりが入るバージョンもあります。
どちらが入荷するかは時の運でございます。

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