「花司」や「エケベリア・ハルムシー」という名前もありますが
当店ではどのメーカーさんでも、ハムシーという名前で入荷します。
愛称はハムシー。
今人気の知事さんに倣って、そのまんまハムシー。
結構タフで、お客様にも愛想がよく、そこそこ人気もあるので
店では、枯れたことがありません。なかなかの優良児です。
*育て方*
明るさ |
強(夏以外、直射日光OK!) |
暗さ |
弱い(何が何でも明るい場所へ) |
寒さ |
強(5度くらいまで大丈夫) |
水やり |
普通(土が乾いてからたぷりと) |
葉水 |
嫌う(葉がおちます。注意!) |
■売り場での様子■
写真をご覧ください。
手前側の葉っぱが茶色くなっておりますが、グレ始めているのではありません。
(訳。枯れ始めているのではありません。)
仕様です。
産毛があるので、葉っぱは淡く発光しているようにも見えます。
その明るい緑色の葉に赤色の縁取りが入ります。
うっとりするほど、自然の造形美です。
過去にミニ多肉アソートで頻繁に入荷していました。
このメーカーさんになってからは、初めてなので、お久しぶりね!って感じです。
ですが、初回は「ハナキリン」というネームプレートで入荷してしまい
びっくりしたのしなかったの。ものすごくびっくりしたの。したかったの。
てな感じで、ちょっと混乱。
「あら~、これもハナキリンやの?」
「いや~、違うと思うんですよ」
「せやんねえ。うちのハナキリンこんなんちゃうわ~」
「ハムシーだと思うんですけどね」
「あら~、それはハナキリンやの?」
「へえ?何がですか?」
という、コントにもならない会話をした覚えがあります。
大阪人は、時と場合によってボケ役とツッコミ役を使い分けられるようになります。
日常が常に修行の場です。
ですが、さすがにお客様に、裏拳で、「なんでやねん!」とは云えませんでした。
(今、いいました、今!)
そんなツッコミ役を哀れに思ったのか、二回目からのネームプレートは
ちゃんと「ハムシー」で来てくれました。これでもう一安心です。
こんなブログを作成しておきながら、植物の事は全般的に
付け焼刃
ですので、そこのところをどうかひとつ
汲み取っていただけましたら幸いでございます。
(汲み取るだけの何があるのかはともかくとして)
■七咲のおすすめポイント■
このハムシー、花が咲くと「オリベランサス」という名前で売られるようです。
ん?ちょっと言い方、違うかな。
オリベランサスという花は、ハムシーと同じ植物です。
これでいいかな。
私はあまり花には惚れない人なんだな、と最近解ってきたのですが
(どっちかっていうと、葉っぱに惚れます。特に巨大な熱帯系にはイチコロです)
このオリベランサスはかなり、好みの花でした!
基本的に釣鐘形の花が好きみたいです。
町のお花屋さんで、外側はオレンジ、内側は黄色
という釣鐘型の花に興味をひかれて、近づいてみれば
その足元にはハムシーが!!
何で?!あ、寄せ植えされてるのか。と一度は思ったものの
どうも花の茎は、ハムシーから出ている!!どういうこと?!
で、ネットで検索して、同じ植物だったと判明したわけですが、
このハムシー。
葉っぱの状態でも花以上に華がある姿をしているのに
(淡く白く光るような肌とか。紅をさしたような先端とか)
さらに華やかな花まで咲かせるとは!あっぱれ!でございました。
天は二物を与えず、とは植物界には限らないようです。
ぜひ大きく育てて、その「華」を堪能して下さいネ。