葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

我が家の癒し系

2008-09-27 21:15:10 | ミニ多肉・サボテン

この子はいつ七咲ファミリーになったのか?

全く思い出せないんですけど!!(たぶん、冬~春?あたり・・・)

名前はうさ子。(ゲットジ。月兎耳、なので)

性格は、控え目。

見た目もほわほわしてるので、なんだか付き合いにくいです。

(お互いに距離を探り合っているような毎日)

 

■ ■ ■

 

友人から上だけ貰い受けました。別に要らなかったのですが。

(いえ!ゲットジ好きですが、ファミリーはもう随分前から定員オーバーなので!)

 

上だけ?

 

というのもですね。

友人宅に遊びに行ったとき、仔にゃんこがゲットジに猫パンチ!をかまして

ぽっきり!折れてしまった事件発生!

けむくじゃらなところが、仲間にでも見えたのでしょうか?

小動物のような獲物だと思ったのでしょうか?

それは謎ですが、仔にゃんこのする事に本気で怒るわけにもいかず合掌。

友人はそのままゲットジの寸断された上の方を捨てようとするので

 

ちょっとまて何故棄てる?!

 

と待ったをかける七咲。しかし友人の一声。

 

だって天に召されたで?

 

七 : 召されてません!召されてませんから、棄てないでください!

友 : 仔にゃんこの猫パンチをくらって10カウントで立ち上がった植物はいない!

七 : 10カウントって、・・・短いよ!!(つーかどんだけ猫パンチ野放しだよ!)

友 : 10日ほど水に挿したけど復活しなかった!

七 : 嘘だ。それは絶対、嘘だ!

友 : じゃあやってみるがいい!!

 

という話の流れで、七咲がぶっちぎれた上を、友人は鉢に残った下(茎と根)を

 

どちらが生き残るか賭けようじゃないか!

 

などと言い合って、それぞれの面倒を見る羽目に・・・。

 

友人の主張としては、「植物の生命線は根っこ!」です。故に

 

根っこが無事ならこの切株のような茎のどこかから、新たな芽が再生する!

 

というものでしたが、七咲も別にそれに異は唱えませんが

だからって、上を見捨てることはなかろう!

 

葉っぱだって生命線だ!上の葉っぱさえ無事なら下から根が再生する!

 

というのが七咲の主張でしたが

それを懐疑的に退けられたので、自ら証明するために、あえて!

上をもらってきました。チャレンジャーです、自分。

この時点で、賭けには負けたな・・・と思っていたので(あれ?主張は?)

賭けの対象はなるべく自己負担の軽いものを、と願うばかり。

 

店で、葉っぱが折れた場合(茎から折れる事は、そうはないです)

たいてい、しぼんで枯れてしまいます。

葉っぱから芽が出る事は出るのですが、やはり店ではメンテナンスが行き届かず

小さい子は生き残れず、大きい子は小さい子を生みだしただけで力尽き

結局は共倒れに・・・、という物悲しい結末を迎えるのですが

家庭でなら再生するはずだ!と確信できる、生命力の強さが、多肉植物。

 

一緒に落ちた葉っぱも保険でもらってきて、

茎の子は写真のように土植えに、葉っぱはその辺に転がしておきました。

そして、この通り↓葉っぱからは新芽が。

 

 

ここまでは、目論見どおり!

あとは、この子らをいかに萎れさせず、一人立ちできるようにするか、です。

根は出ていますが、この時点で水をやるのは危険だと判断。

 

多肉は葉っぱに水がかかるのを嫌います。

この、か細い根っこだけに水をやらないといけません。

なるべく、元の葉っぱの栄養分を吸収して大きくなってもらいます。

 

しかしながら店でそれは至難の業。

水をやるとどうしても葉っぱが水浸しになり、元の葉は腐り、新芽は萎れる。

水をやらないと栄養が足りないのか、やはり両者共に萎れる。

 

しかーし!家ではちゃんと、葉っぱに水をかけずに水をあげることが可能!

大鉢の淵にひっかけておくと葉っぱは土に触れず、根っこだけが触れている状態。

水やりも土の表面の湿った部分だけで水分補給。

多すぎず少なすぎず、しかも日光という紫外線が強い味方!

栄養不足を補ってくれているような気がします。

 

 

よし!ある程度大きくなった!もう大丈夫だろう、春になるし!

というわけで、上の大きい子と一緒に共同生活!

 

ここで七咲、ある事に気づきました。

 

なんでこの大きい子、枯れないんだろう?

 

小さい子にかまけていたので、大きい子をすっかりホッタラカシでしたが

一向に弱る気配がないので、ちょっと抜いてみよう・・・

と、鉢から抜こうとして驚愕!抜けん!根が生えている!!

 

おおう七咲の主張が正しかったことが証明されたようだ!

 

喜び勇んで、友人に写メる!ところが!

 

あれ?ウチの方、とっくにおらんで?

 

とっくに、って何?!とっくに!って!!おらん時点でメール頂戴よ!

友人の方は、水をやり様子を見ていたもの、日に日に枯れ、

ついには自力で土に返った、というのです。(自力で、って・・・)

 

上か下なら、生き残る可能性があるのは下だ!

 

と、七咲も信じていたので、これには驚きでした。

 

なんだか、昔読んだ童話を思い出しまして。

魔物と契約した農夫が知恵を使って、「してやったり!」というお話。

魔物の取り分は土の上、農夫の取り分は土の下。農夫は大根を作った!

とかいう・・・。

いや、七咲的には、面倒をみないといけない子が増えて

「してやられたり!!」って状況なんですけど・・・(じゃあ七咲が魔物か)

 

やっぱり、根が無事でも葉の一枚も残ってないと、生存率は下がるのでしょうか。

その点、七咲が貰い受けた方は、この通り 「折れた」 と

言われなければわからない程しっかりしていたのが勝因だったのでしょうか。

大きいのに関しては何にも世話をしてないので、不思議すぎます。

 

 

 

これが夏のころの話なんですが、今現在、小さい子は1匹のみ。

 

もう水やりも普通でいいだろう、と共同生活地帯に、気兼ねなく如雨露で

だばー、っとあげていたのですが、やはりこれがチビたちには過酷だったのか

いつの間にか、溶けてなくなってしましました。

(友人風にいうと、自力で土に返りました)

 

しまった!!ツメが甘い!!

 

おおきいのは新芽を出したりもしてますが、成長著しい、というほどでもなく

チビはもう完全にもとの葉っぱが溶けて見ているだけで危なっかしいし

この先、冬が勝負の分かれ目のような気がしています。

 

あ、賭けは七咲の勝ちではあったのですが、如何せん負ける気満々だったので

賭けそのものの商品が物凄くしょうもなく、今だに乗り気ではありません。

(勝ったら昼食決定権1年分。・・・優柔不断のわが身には、逆に罰ゲーム)

 

・・・これも、ツメが甘い、というのでしょうか。


コリウス

2008-09-26 14:41:56 | 100均観葉図鑑「か」

見目麗しく、実に豪華絢爛。

様々な色合いで、その場を華やかにしてくれる葉っぱです。

お店での愛称は「コーリー」。

フルバージョンは「金襴紫蘇コーリー」。

ふざけたバージョンは「きんきらコーリー」。

 

入荷する度に色合いが違うので、そんな感じになっちゃってます・・・。

ごめん、コーリー。

 

 

■お店での様子■

 

昨年は、もう来ないでください!とコーリーに八つ当たりしたほどに入荷しましたが

今年は一鉢も入荷しませんでした。

毎朝の戦いを覚悟していただけに、ちょっと拍子抜け。

(代わりにモスがきて、お願いだからもう勘弁してください!!でしたが・・・)

 

今日はコーリーの展覧会です。(過去記事はコチラ

昨年入荷して、たまたまカメラ持参で撮影できた子たちだけですが

次々といろんな子が来てくれたお陰で、飽きずに世話ができたと思います。

 

 

コーリー一族の中では、地味です。あ、いや、わびさびです。(フォローしたつもり)

なんだか秋の終りに紅葉しているみたいな感じです。

しかしこの時点では、緑が赤になるのか、赤が緑になるのかが解りません。

しかもその後、黒く縁取りが入るのか、緑に縁取りが入るのかも解りません。

全てが神秘のコーリーです。

 

 

 

なんと!蛍光ピンク!!派手すぎでしょう?!

これ自然の色合いで出して良い、色じゃないでしょう?!

蛍光ピンクは化学塗料の特権だと思っていたのに、なんだか

ガツン!とやられた気がします。(何を)

 

 

 

これも色具合がどうなっていくのかが謎なんですけども

(それを言っちゃうと、全員、どう変貌するのかがさっぱりですけども)

一番、よく入荷したのがこの子です。

コーリーと言えば、緑と紫。紫地に緑なのか、緑地に紫なのか。

ペンギンとかシャチとかについて、白地に黒なのか?黒地に白なのか? 

と悩むのに似てます。

 

 

 

この子は希少です。当店では。

これもコリウスですか?!と驚いて、ネームプレートの間違いを探したほどです。

それくらい入荷しません。

しかし、これを買って、家でそのうち紫になっちゃったら驚くよなー・・・

と、毎朝店で色具合の変化をチェックしていました。何の変化もなかったです。

 

 

 

紫蘇!紫蘇が来たー!と思った子。

ちょっと食用でもいけるんじゃないの?と思ったのですが

さすがに、つまんで食べる勇気はありませんでした。まだまだ小心者です。

 

 

 

2番目に多く入荷するのが、この子です。

あまり植物を知らなかった頃は、この色具合に度肝を抜かれていたものです。

さすがにこれはないな。濃い。ひたすら濃い!と気弱に敬遠しちゃう子でした。

あ、今ではちゃんと勝負しますよ?たとえ満塁でも。

 

 

コリウスだけで店先が華やかになるものの、その世話の苦労は如何なものか…

という思い出しかありませんが、のど元過ぎればなんとやら。

この全員を一同に会して、ぜひ、同窓会などをやってみたいものです。

一年過ぎて、そこそこ成長した時にあいまみえて

 

全員同じ顔になっちゃったのか!!?

 

だったら、結構面白いと思うのですが・・・。 

 

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

売れない、売れない。と、散々嘆いていましたが

入荷しなくなってから、その売れない原因の一端を垣間見た気がします。

隣の花屋さんで、一鉢78円で売ってました。

そりゃかないませんよ、一回り小さいうちの105円の子は・・・。

 

という訳で、ある程度勢いよく育った子が欲しいなら

100円ショップで購入するより、街のお花屋さんの方がお得ですヨ。

(なりふりかまわず余所のお店のオススメまでしてますよ)


シフレア

2008-09-25 18:14:33 | 100均観葉図鑑「さ」

今のメーカーさんでは、「カポック」という名前で入荷する植物。

・・・だと思うんですよ?

なので、お店での愛称は「カポック」。

愛称、というか、まあそのままなんですけども。

響きが好きなので、そのまま呼び捨てです。

なんとなく、間抜けで憎めない愛されキャラのような気がしてます。個人的に。

 

 

■お店での様子■

 

お店での様子は、まあ過去の記事で(コチラ)。

この子はネームプレートが「シフレア」になっております。見えますか?

しかし、このメーカーさんは何と

「カポック」も同時に入荷しておりました。この通り↓

 

 

この為、過去には、「緑はシフレラ、斑入りがカポック」、だと思っていたのですが

 

どうみても同じ植物、です、よね?

 

と、気弱になってしまうくらいなら記事にしなきゃいいのに・・・?

半疑問形で己を窘めておきました。何の効果もないですが。

 

ググれば

 

もしかして:シェフレア

 

と、聞かれる始末です。

なので、シフレアという別の植物があるとは考えにくい。

シェフレアもいろいろな種類があるらしいので、そのうちのどれかか。

(たとえば無理やり、バッサイアっぽいかな?と思ってみたり)

 

最近ではこの斑入りの方が入荷しません。緑一色ばかりです。(コチラ

て事は、この斑入りと思っていたのは斑入りじゃなくて!

これから緑一色になるところなのか?

もしくは、これから黄色一色に枯れるのか?

 

・・・いやいやいや、まさかまさか。

(謎です)

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

小さい状態で入荷する子は、将来どう化けるかが鍵です。

 

特に、木物の場合は、小さいうちは弱い子が多いように思います。

大鉢くらいでは「丈夫で育てやすい」、という売り文句で店頭にいたりする子も

小さいうちは、それほど丈夫じゃないような気がするし、

 

気を使うから育てにくい。(いろいろ)

 

というのが、100円ショップで木物を世話した総合的な感想です。

(木物がくると毎日手間暇かけて健康チェック。木物は変調に気付きにくい)

(代表に一度土から出てもらって成長具合をチェック。根はどれほどだ)

(水やりも~やらなさ過ぎず、やり過ぎず~。・・・自戒の一句)

 

まあこれは、個人的に植物との相性もありますし、

それには得手不得手というものも関係するのですが、

小さいうちはとにかく、根がどこまで育っているかが運命の分かれ道!

だと思われます。(全く根が出てない状態の子も、わりといますので)

 

ミニミニは可愛いですが、ミニのまま育てるのが苦手な方は

思い切って、そこそこ大きくしてしまいましょう。

ずいぶん丈夫になりますし、気を使わなくていいので楽です。

 

大きくし過ぎると、また気を使わなくてはいけないので

 

そこそこ

 

がポイントですヨ。嗚呼そこそこ万歳。


退職完了

2008-09-24 18:38:31 | 業務日誌
退職の決まった7月から、一体七咲はいつ辞められるのか?
と、ハラハラしていましたが(個人的に ^_^;)
9月20日、なんとか無事最終出勤日を迎えました。
そこから年休消化に入りまして、11月10日が退職日になります。

この件でやきもきしていたので、思いのほか記事は進まず
まだ写真はそこそこ余っていますので、もうしばらくお付き合いの程を
よろしくお願いします。


写真が尽きたら「葉っぱのミカタ3」仕様になる未定の予定です。

セローム(ぎっざぎざ)

2008-09-16 19:54:31 | 100均観葉図鑑「さ」

ピンボケしてますけどっ?!

 

と、思ったのですが、ぎざぎざ具合はかろうじて判別できるので

臆面もなく記事として上げておきます。

 

近眼の人は、こんな風にセロームが見えるのね~。

 

と感動していただければ・・・、と思ったのですが。

 

・・・しないか。

 

 

■お店での様子■

 

お店での愛称はセロ、のセロームです。(過去記事はコチラ。)

今のメーカーさんが送ってきてくれるセロは、↓こんな感じなので

 

 

過去のメーカーさんのセロのギザギザ具合に、一人テンション急上昇!

(つい先日も、クッカバラで散々、七咲一人が大騒ぎでございましたが)

 

ピンボケが恐縮ですが、先日のクッカバラ(過去記事はコチラ)の

一番目の画像も思いっきりピンボケしていました・・・。

(3匹並んでいるので、どの子に焦点を合わせていいか解らなかった模様)

そうか、セロとクッカバラはピンボケ仲間か・・・、とか言っている場合ではなく。

 

セロとクッカバラは、ぎざぎざ仲間なのですが、こちらのセロの写真の方が

まだ切れ込みが深く、ぎざぎざ具合がおわかりいただけそうです。

 

向こう側の葉っぱは、新芽で巻いていて、これから開く、ようにも見えます。

ぎざぎざ具合が確認できません。

できませんが、これで謎が解けました!

 

セロームが一年ぶりくらいに入荷した時に、

 

「あれ?セロームって、こんなんだったっけか?」

 

と、久々の対面時に、少々疑問が生じたのですが

何より、「この世で自分が一番信じられない」、と常日頃から痛感しているので

「・・・まあこんなんだったんだろうな」、と軽く流していました。

 

流した自分も信じられませんが、あっさり流されていった自分も信じられません。

そう何でもかんでも流して生きていて大丈夫なのか?

 

 

■七咲のおすすめポイント■

 

ぎざぎざ画像持ってるじゃん!!このバカたれ!!!あうち!

 

と、自分で自分に平手打ち。

何で部屋で一人コントをやるはめになっているのか、全くもってわかりません。

 

わかりませんが、過去の自分は(どうしてだか)

セロについて特に語る事がなかったんだな? と思われます。

(今の今までセロの写真を持っているとは露ほども思わなかったし)

 

熱く語れるまで熟成させていた、といえば聞こえはいいですが(いいか?)

たしかにこの一年ほど後で、そこそこ熱く語りましたが、それが

 

別の写真で

 

っていうのが、釈然としないというか、逆に自分らしくて釈然とするというか。

 

そこが、七咲おすすめポイント、といいますか。

 

(・・・何を勧めているのかね?)


ハートカズラ

2008-09-14 22:41:36 | 100均観葉図鑑「は」

葉っぱの形状から名前に「ハート」がつく植物は多いです。

着任した当初は、「あ、ホントーだ~かわい~な」 と思っていたものですが

最近では、「まあハートに見えなくもないですけど…」 と思うようになってしまいました。

感性が鈍ってきているのでしょうか。いかん、いかんぞ!(老いの焦り)

そんな感じで感性を若返りさせるために、あえてここは。

お店での愛称を、「ラブチェーン」にします。

ネットで検索して、思わず赤面した商品名です。

 

 

■お店での(過去の)様子■

 

この子も、もう入荷しないような気がするんですけども。

本当、ここのメーカーさんは色々、色々、面白い植物を納品してくれました。

よしブログを始めよう!と思い立って

写真を撮り始めた数ヵ月後に、取引が終わってしまったものですから、

なぜもっと早くに思い立たなかったのか、返す返すも惜しいです。

 

まあそんな感じで、あまり思い出もなく、様子も思い出せませんが

枯れることなく売り切れました。

葉っぱの色がちょっとくすんでいるのですが、それを補ってなお余りあるのが

ほんのりピンクの縁取りの可愛いさ。

 

育つと、蔓がのびてこの葉っぱがいっぱい連なります。

吊鉢にして垂れさがらせたり、高い棚に置いて壁の彩りに垂れさがらせたり

とにかく垂らしてお楽しみください。

 

暗さ、寒さにそこそこ強く、乾燥好きな子なので、お部屋にぴったり。

あ、日光も好きなので夏の激!直射日光を避けて、

日向ぼっこさせてあげるのも、お忘れなく。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

ラブチェーンで赤面しなかったですか?

愛の鎖、という商品名もあって、和名にするとさらに赤面ですよ、と思ったのですが。

メロドラマを見ると恥ずかしくて身の置き所がないです。

これは歳なのか、そうじゃないのかが悩みどころです。

 


ノリナ

2008-09-12 19:47:24 | 100均観葉図鑑「な」

ネームプレートはノリナ、ですが、トックリランという別名を持っています。

一般的に、どっちの呼び名が優勢なのかは謎なのですが

お店での愛称は「トックリーナ」。これで決定!

とはいえ、もうトックリラン、ノリナ、共にもう覚えてしまったので

あえて合体させて呼ぶ必要性もないのですが、

まあ、合体させてみたら意外とゴロが可愛かったので。

(あ、ノリトックリ、でも良かったかな。乗りツッコミ、みたいでなんでやねん)

 

 

■お店での様子■

 

これも昔、数回入荷した子です。

そして今ではトックリランという名前で時々入荷します。(過去記事はコチラ

結構葉っぱが伸び放題ですが、御世話がお気に召さないと

その先っぽからぐんぐん枯れていきます。

切っていくうちに、だんだん短くなっていく定めの長髪です。

短ければ短いほど、そのお店での管理状態が問われる、恐るべし仕様。

 

たまに他の100円ショップでは、

思いっきり枯れた葉っぱをたなびかせているのを見かけますが

当店のように枯れた部分を切って体相を整えるのと、

潔く、「枯れてますけど何か?」 と、開き直るのとは、

 

五十歩百歩なのかしら?

 

と、悩んでしまうところではありますが(良心の呵責が・・・)、

 

入荷した時点ですでに短く刈り込まれている状態で到着するようになってからは

 

いや、やっぱ体相を整えるのは大事なんだな

 

と、シミジミ、納得した次第です。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

おすすめも何も、トックリランですから。人気のない。

どっちの名前が主流なのか、統計をとってみたいような気がしないでもないような。

でも、それをしたからって、何がどうだ、ってわけでもないようなそんなような。

 

この写真では、二か所から葉っぱが出ています。

結構あちこちから新芽が出てくるようなので、思いがけない形になったりして

飽きが来なくて楽しいのではないでしょうか?

 

次はどこから生えるのかしら?

この辺から生えてくれたらバランスがいいのに。とか、

あら、この下の部分が徐々に膨らんできたわ、気のせいかしら?とか、

微々たる変化を気長に観察するのもなかなか面白いです。

いろんな表情を見せてくれるとお世話のしがいもあるというもの!

 

でも、相手は生き物ですので、思ったようにいかないのもまた事実。

 

トックリーナの成長したい自由意思に任せ、

 

放任するなり、根性を注入するなり、

 

お気に召すまま、お付き合いくださいますと幸いです。


ベンジャミン(バロック)

2008-09-10 17:08:06 | 100均観葉図鑑「は」

水不足で葉っぱが巻いているわけでも、枯れかかっているわけでもありません。

こーゆー奴なんです。

皆様お馴染みの、ベンジャミンの園芸品種だそうです。

ベンジャミンの、お店での愛称は「ベン」。

この子は、バロック、という名前で流通しているらしいので

ベンジャミン・バロック、で、「ベン・ロック」!(今決めました)

ひょー!カッコイイ!アメリカ映画に出てきそうだ!新人俳優か?

(そして多分悪役。独自の美学を貫いている孤高の悪役・・・と、また妄想が暴走)

 

 

■(過去の)お店での様子■

 

過去に、別のメーカーさんから一度だけ入荷しました。確か4鉢来たと思います。

と鉢数まで覚えているのは、この印象的な姿。

 

箱をあけ、面白い奴が来たぞー!と、嬉々として取り出し、名札を確認して驚く!

 

ベンジャミンですとー?!(ベンジャミンの過去記事はコチラ

 

ベンジャミンとなると、話が違う!面白い奴、とか言ってる場合じゃない!

枯れかけて巻いているのか?それにしちゃ、葉っぱが青々としているが?

でもこんなベンジャミン、ベンジャミンじゃない!

と、箱の中からベンジャミンを探す。いない。いないですけど?!

(名札を間違えて挿しているのかと思った失礼な行動)

 

釈然としないまま観葉植物の図鑑で調べるも、こんなの見た事無い。

のでネット検索。

 

ベンジャミン 葉っぱ カール くるくる 巻き ・・・

 

と、思いつく限りのキーワードで検索。

(ベンジャミンとカールの組み合わせで小説がヒットしたりして一人ツボでした)

 

バロック、シタシオン、カーリー、などなど、いろいろな名前が上がりましたが

全部写真、一緒ですけどー?!(一緒じゃないのも勿論あるものの)

またもや名前があふれ出ているパターンに遭遇。

個人的に、バロック、でヒットした画像が、

 

一番勢いよく巻いている!

 

と、思いましたので、当ブログではバロックと呼びたいと思います。

またどこかで再会することがあれば、ですが・・・。

 

 

 

■七咲のおすすめポイント■

 

このキレのいい巻きっぷりは、どうですか。

何もそんなに巻かなくても・・・、と思っていたのですが、

検索して知り得た事は、「今ヨーロッパで人気の品種で」というフレーズ。

ヨーロッパで人気だと、宣伝文句になりますか。凄いですなヨーロッパ。

おしゃれな感じがするんですかねえ?やっぱり。

 

「アメリカで人気の」、だと、どうですか?

その後に、全米支持率ナンバーワン!とかくっついてきそうな

フレーズに思えます。(洋画のCMがどれも「全米観客動員数№1!」なので)

 

「オーストラリアで人気の」、だと、なんだか環境保護に貢献してるっぽいし

「中国で人気の」、だと、美味しい料理になりそうな感じ。(中華料理か!)

 

などと物凄くくだらないことをつらつら考えてしまうほどの巻きっぷり。

今でも、他のお店で見た事はありません。

 

大きくなると、この葉っぱの巻きが緩くなるのか(ネットで見た写真の様に)

それとも、巻きが緩いのは、やはり別の品種なのか(名前が違う様に)

が、気になっているので是非とも、ベン・ロックの大きくなったところを見・・・

いやいや、ベン・ロックがビッグ!になったところを見てみたいのでしたー。

(俳優っぽく言いなおしてみましたの事よ)


竜神木

2008-09-09 15:27:55 | 100均観葉図鑑「ら」

竜神木、というのを見て思い浮かんだのが、「朴念仁」。

(ボクしかあってない、ボクしか。)

そーかー、お前、朴念仁っぽいもんなー。(濡れ衣)

というわけで、愛称は、ボクちん。(ひどい?)

竜神、という神々しい部分は抜きにしてボクちん。

いつしか、人の背丈を超えるほどになったら、竜神様!と崇めたいと思います。

 

 

■お店での様子■

 

この子は、去年のサボテンフィーバーで入荷した子です。

一年近く欠品が続き、もうこのまま廃番に突入か?と危惧していた頃に

多肉・サボテン欠品解除!の第一報が。

ひと月ほどしたら、また欠品報告がきたんですけれども。

いや、どうせすぐまた欠品だろうな、と第一報を聞いた時点で思っていたので、

そうはさせじ!と発注したんですけれども。

結局2回入荷して、フィーバーは終わりました。

 

それ以前に、他社サンからミニ多肉サボテンシリーズでさんざん入荷した、

多肉・サボテンの代表格です。

が、この通り、見た目、あまりにも地味なので人気がある方ではなく

(いや、他の子たちがド派手にきらびやかな容姿すぎまして)

不人気に相まって、繁忙期などで上手に構ってやれない時などには、

針で穴を開けた風船のように、日に日にしぼんでいき、

それを止める手立てもなく、枯れていきました。

 

いずれ竜神様になる木になんてことを!!

 

と、今では思うのですが、当時は名前も知らなかったので

おおう枯れたー・・・。と思っただけでしたが。

 

今回も結構長い事居残り組みでした。

最後の一鉢がどうしても売れず、品定めの度に鉢からぬけて転がりまくってました。

根っこが、ちょろりとしか生えてないんです。こんながっつりしたガタイなのに。

おまけに、土はサボテン用に砂並みにさらさら、

それを乾燥ぎみに管理しているので、あっさりと抜けて転がります。

そんな環境で元気を失くしていき、表面にしわがよってきたので

見かねて、家に連れて帰りました。救急救命、自宅バージョンです。

 

日当たりのいい場所に出して、水やりを多めに、加えて乾燥を確保。

誰にも触れられない安住の地で、少しでも根が育てば、と思ってのことですが

4か月、七咲家で頑張って、しわも消え、自力で立つまでに回復!!

 

もう持ち上げても転がりません!

 

よし、今だ!!と、店に戻して、二週間ほどで売れました。

すがすがしい別れに拍手喝采。BGMのドナドナも今回ばかりは、マーチの様。

初めてサボテンの救命に成功しました。

もう二度と起こらない奇跡のような気もしますが。

 

サボテンは滅多に入荷しないので、観葉と違って日々触れ合うこともないため

不調を見抜きにくく、気づいてた時はたいてい手遅れで、あっという間に

 

ミイラになります。

 

まさに朴念仁です。朴念仁としか言いようがありません。

しかし、そんな朴念仁が、こちらの愛情に応えてくれた時を思うと

抱きつきたいほど感極まります。

お返しに思いっきりトゲをさしてくれるんでしょうけれども。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

七咲、そこそこ爬虫類好きです。なので竜も大好きです。

(爬虫類?!竜は爬虫類の分類ですか?!)

(・・・東洋の竜はともかく、西洋の竜は哺乳類ではないと思うんですよ)

そういうわけで、この子もまあ嫌いではないですが、

見た目は面白みに欠けますね? 

もっとこう、トゲが危険物並みに派手だとか、竜神のように肌がうろこ模様だとか、

・・・だったりすると、即買い!なんですけどねえ。

 

と、いう感じで、不人気なのもうなずける。と思っていたのですが。

 

春、大阪市立大学理学部付属植物園に行ってきました。

そこの熱帯植物系の温室の周りをうろつきました。

熱帯植物大好き人間としては汗にまみれてでも入りたかったのですが、

部外者立入禁止だったので、未練がましくうろつくだけにとどめました。

 

ガラスの向こうのめくるめく夢のような楽園!

楽園とは得てして、常に凡人は入れないもの、と相場が決まっております。

凡人でもいい。理学部、と聞いただけで入れない。学生さん万歳。

 

その中心に、人の背丈を超えるほどの竜神木が!

 

凄い!凄すぎる!いいなあ、温室!住みたいぜ!

毎朝、お神酒をおそなえしちゃうな、こりゃ!

悪さもできないまっとうな人間に改心するのもわけないよな!

学生は、夜に動き出さないかどうか見回りとかしてるよな、絶対!

 

と、竜神木ファンクラブでもない七咲も、相当テンションが上がりまくったくらい、

ただただ、圧巻でした。

人間が、鑑賞用にミニチュアに仕立てたサボテンの本来の姿はやはり、

自然の偉大さに恐れ入って、拝んでしまいます。

 

ぜひ、そこそこ、大きくしてみてください。

 

(そこそこ、以上に大きくするのは個人的には無理かなあ、と。

やはり竜神様を崇める社(温室)から立てないといけないですから・・・)

 

100円ショップの子は大抵一本の柱状態ですが、これが育っていくと

西部劇に出てくる姿のように枝分かれするので、予想できない面白さです。

人みたいな形になって、テンガロンハットをかぶせたくなるかも?


我が家の沈黙

2008-09-07 21:43:17 | グリーンドラム

今年の春で一年が経ちました。

一年経っても、こんなちっこい植物は(我が家では)初めてだ!

これでも、結構、大きくなってはいるのですが。

名前は、大きい方グリ、小さい方がドラです。(グリーンドラム)

性格は、慎重。もしくは、じっくり熟成。(そんな性格の表現聞いたことない)

 

じわじわじわじわ、葉っぱに埃が積もってるんで拭いてやりたいんですけど

拭いた葉っぱを、ポロリ、とやってしまいそうで、手を出しかねています。

 

■ ■ ■

 

ちょっと見づらいですが、2本、植わってます。 

大きい方がグリ、といいますが、なぜかグリの方ばかり新芽が出ます。

なので、ますますグリが大きくなって、ドラは少々置いてけぼり?

と思っていたら、この春、ドラに初の新芽が!!1年かけてやっと新芽か!

 

お前も気が長い奴よのう。

 

と、毎日気にかけていたのですが、新芽はその後大きくなる気配もなく

おいおい大丈夫か?という不安をよそに、勢いよく!枯れました。

その後、ぴたり、と成長が止まり、うんでもすんでもなかったのですが

8月末の少し涼しくなったあたりから、またドラに新芽が!

頼むぞ、今度こそ!と力いっぱい励まそうとして、方向転換。

 

もう見守らないから、気にするな!好きなように大きくなるがいい!

 

放任することにしました。

飼い主に似て、プレッシャーに弱いのかも知れないしな。との見解です。

それが、効をなしたのか、今順調に大きくなっています。

写真はありません。撮ったりしてまたプレッシャーを感じられてもいけないので。

 

ここはひとつ、ドラの第一子なので、慎重に放任したいと思います。

 

 

■ ■ ■

 

 

さて、そんなグリとドラ。

日向ぼっこさせているので、写真のグリ・ドラは外に居てますが

ウチの子たちは全員、基本、室内育ちの、もやしっ子です。

外になんか出したら、雨風に負けるわ虫のたまり場になるわ放任されるわ、で

 

そんな危なっかしい場所に出すなんて恐ろしい!ブルブルブル・・・

 

という、物凄く過保護な意識を持つダメダメ飼い主であります。

(単に、目の届くとこにいてくれないと世話できない、ってだけなんですが)

 

とはいえ、リビングも、「10人くらいお客様を呼んでホームパーティをしましょう」

っていう程には広くない上に、家じゅうの家具が集まっている場所なので

そんなところに七咲ファミリーが大挙していて、狭いのなんの。

 

リビング以外の部屋は年中暗くて冬は寒いため、「置くならリビング」、なんですが、

その為リビングは、「人間よりも植物優先」という環境になっていて

ありとあらゆる動作に、植物が邪魔なのなんなの、ってそりゃあもう、

・・・邪魔です。(直球!)

 

洗濯物を干す前に植物をどける、炊事場を使う前に植物をどける、

カーテンを閉める前に植物をどける、掃除の前に植物をどける、と

とにかく、「どける」ことから一日のすべてが始まるといっても過言ではない。

 

大きい鉢は、この「どける」で、人間が「あー!もー!」と言えばいいのですが

(あー!もー!って言うのは多分に旦那様ですが)

小さい鉢は、どけなくてもまあ人間が避ければいいか、という意識が働いて

つい、またいだりよけたりしてその場をやり過ごします。

これが、グリとドラの悲劇。

 

避けたつもりが、意外と避けてなくて蹴っ飛ばしたり、

避けて蹴っ飛ばさなくても、そこに居た事を忘れて、つい接触して転がしたり、

とにかく、夫婦そろっての虐待か?!と言わんばかりに

ごろごろごろごろ、鉢を蹴り飛ばし蹴り転がし、その度、土をぶちまけ、

 

ひー!ごめーん!とか言いながら、

 

したくもない鉢からの脱出をさせられたグリとドラを植えなおしたり・・・、

という事件が頻繁に!頻繁に発生!!

その数、年間数十件!!(謝れ!)

 

こんなにも蹴り転がされているにも関わらず、元気でいるこの子たちが

健気でなりません。

 

いやー、意外と頑丈だな、グリとドラ。

 

とか言ってる場合ではないので、なんとかこれからもリビングで

人間と植物の快適な関係を続けるために。この春!

 

一念発起して、スチールの棚を買いましたー!!

 

5号鉢なら余裕で8個は並ぶでしょう、という棚が3段!

て事は、24鉢も置けるんですよ!(5号鉢なら)

 

・・・なんだ、まだまだ増えても大丈夫だな、これがあれば。

 

というのが、棚を組み立てて出来上がったときの感想です。

(おいおい、こらこら)

 

そういうわけで、あんなに蹴り転がされていたグリとドラは今

棚の2段目にお引っ越しして、もう転がされることもない安息を手に入れました。

 

よかったなー。これで一安心だなー。

 

と、グリとドラには言った反面、そんなところにいられちゃ

七咲が毎朝、愛でてやることができないじゃないかー!と、少々不満です。

 

別に蹴り転がすのが愛でることではないですよ?

ないですが、あんなに蹴り転がしていたのに、・・・いやそうじゃなくて

蹴り転がすほど体当たり的に親密(?)だったのに

なんだか、遠くにいってしまったみたいで寂しいです。

一種、遠距離恋愛?

 

まあ七咲の「可愛がりたい欲求」より、グリとドラの身の安全が第一と考えて、

今しばらくはそこに居て貰うつもりではいますが。

いつまで辛抱できるでしょうか。