葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

ガジュ新天地

2010-11-02 20:10:06 | ガジュマル
ご無沙汰しております間に、なんと11月になっておりました。
七咲の人生において、2010年の10月は存在してなかったような気さえします。

11月になって日々寒くなってきておりますが
葉っぱちゃんたちも徐々に活動を休止し、すっかり沈黙状態です。

毎年この時期になると、
次の春までもう一切の記事ネタが生まれる気がしないんですが…
とりあえず、ご無沙汰していた間の七咲ファミリーの変事です。



  

切っても切っても、枝も根も伸びまくるガジュマルのガジュが
今年は一向に伸びませんでした。

新芽はぽつぽつと出るのですが、そのまま枝を伸ばすまでには至らず、

今年は剪定もしなくていいから楽でいいやな。

とか思っていたのですが、夏を越えたあたりから、やや不安がもたげる。

成長期の前にがっつり剪定しても、ひと夏が終わるころには
ザンバラになっているほどの活きの良さが自慢のガジュが、なんたる体たらく!
良く考えれば、楽でいいなあ、とか言ってる場合じゃないんじゃないか!?
(いや、良く考えなくても緊急事態だ)
(いや、良く考えなくてもっていうか、いつもちゃんと良く考えて、っていうか)

鉢底をチェックしてみても、根っこが妙に繊細だ。


いや、繊細だ、というか、底から根っこがはみ出してるのは、普通、
見て見ぬふりしていい事態じゃないんですが。

去年(?)の夏の剪定では、夏前に剪定して秋には再び剪定が必要なほど
ひと夏に成長したので
一年に二度も根っこを剪定する危険を冒したくないな、と思い
とりあえず、夏ほっといて秋に剪定する作戦に出ていた今年のガジュマルなんですが。

夏前に根を整理しなかったせいで、鉢の中で根が詰まり、成長しきれなかったようです。

ううむ、色々ままならない。いつものことだが。

そういうわけで、ガジュマルを鉢から抜いて、一回り大きい鉢にお引っ越しさせました。

 → 

鉢は、以前にも記事にした「レチューザ」です。

ええーと。
この鉢に関しましては、パリソタのパリィを抜いて、という経緯があるのですが。

パリィが弱っていたからレチューザを明け渡したのか、
ガジュの成長を見込んでレチューザを乗っ取ったのか、

もはや、卵が先か鶏が先か、のような話になるので
どっちを先に記事にすればいいのかサッパリ解らなかったのですが、
ガジュマルの記事を先にしてみました。

ガジュが先になった理由は、次回、パリィの記事で明らかになると思われます。
いや、そんな大した理由じゃないんですが。



  

そういうわけで、底面潅水鉢にお引っ越ししたガジュ。9月の中旬ごろの様子。



か細い根っこを整理して植え替え、住居が広々した途端に新芽が一斉に出ました。

ああ、ゴメン。ガジュ。
ガジュなりに、気を使って狭い鉢の中でおとなしくしてたんだな、と思うと
いじらしくてなりません。

元気になってくれてよかった。
来年はちゃんと成長期前に剪定して、成長期後にも剪定するよ。



そう誓った、ガジュマルの気根部分。

買った当初は、何の面白みもない3つ又だったこの部分も、
今やあっちらこっちらと気根が絡みあっています。

この様に、土に着地した気根は、土からぐいぐい水分と栄養を補給して、ぶっとくなります。

気根を、自力で面白いオブジェにできる!というところを買って、
奇妙奇天烈な気根が形成されている他のガジュマルの鉢には目もくれず
なんの変哲もないただの三つ叉を買い求めた七咲ですが、今のところ

その当時の判断や良し!

といえるほどの成果は、出ておりません。
出ておりませんが、もうガジュはガジュとして在るだけで良い。と思っているので
この冬は、初底面潅水の冬!という事を念頭に、今から、ガジュへの警戒態勢を強めます。

ガジュマル

2009-09-09 06:35:28 | ガジュマル

ガジュマルの守り神、「幸釣りにゃんぼろう」です。(勝手に七咲命名)

倉敷チボリ公園に遊びに行った時の木彫りのお土産物です。

210円です。(そんなとこまで赤裸々なブログ)

 

ガジュマルの枝のまたにぼんやり座って、一日中、幸せを釣ってます。

あんまりぼんやりしているので、そのうち

ガジュマルの気根に絡まれて身動きがとれなくなるんじゃ?

と、心配しているのですが、それでも彼は幸せを釣り続けるのだと思われます。

 

大漁だね!!

 

 

  

ガジュマルの根っこを整理した写真を撮った、と思っていたのですが

見つかりません!!

撮ったと思ったのは、夢だったのか?

それとも、誰か違う人が撮っていったのか?

七咲が頻繁に体験する七不思議ですよ、うんうん…。

(あと七つもこんな脱力系の身の回りが存在するのかと思うとなけてくる?)

これは8月の写真で、今はもう少しコンパクトに刈り込んでます。

ちょっと水切れでトラぶって、葉っぱに異常が出ていたので

悪い枝は全部切り取りました。

(ガジュの枝切りに関しては、もう何の躊躇いもないです。素晴らしい慣れ)

それでも、一応元気です。

 

元気がありすぎでごわす!

 

7月に根っこを、半分程整理して植え直したのに

もう、鉢の底から根っこが出てきております。

これから秋になるっていうのに!お前はまた!!

と、怒りたいのを、…我慢我慢。

 

ガジュマルは頑丈だから、そこそこコンパクトに育てても大丈夫だろう。

 

という認識の方を改めました。

 

ガジュマルは頑丈だから、天井に着くほど育てよう。うん、そうしよう。

 

小さいひざ丈サイズくらいで保っていきたかったのですが、

一年に2度も根切りをしないといけないくらい成長するんじゃ、

むしろ大きくしてやった方がいいかもしれない。という感じがするのです。

(というか、一年に2度も「根切り」という綱渡りはしたくない本音)

 

来年、大鉢を買いに行きます。

 

小さいと冬を越せない(気がした)ので、大きくなって欲しいセロやらジジやら、

大きいと夏に弱る(気がした)ので、大きくしたくないマメやらブレコやら、

植物によって、適正サイズがまちまちなのが、悩みの種です。

 

願うようには、いかないんですよネー…。

 

 

  

大きくすればするほど、また他の悩みが出てきそうな気がして

もう大変。

害虫、病気関係はもとより(大きいほど、対処が困難そう)

ガジュを大鉢にして、それを置くスペースがあるか?!

…これですね。

 

あ。病害虫、といえば。

昨日、余所様のブログで、「植物病院」の存在を知りました。(今頃?)

本当に在ったー!!(今頃)

大鉢が入院とかしてました。

大体、七咲のあの妄想どうりの存在でした。

 

おおう。在ったんだ。そうか。

もう世の中に、無いものなんか何もない、って気になりますな。


ガジュマルの挿し木

2009-05-14 12:31:03 | ガジュマル

ここのところ、七咲地帯に限って梅雨入りしたかのような

湿っぽい記事ばかり続いて無念でしたが、

そのカビっぽさを吹き飛ばす救世主、ガジュマルの本家と分家の登場です!

 

ガジュマル本家は、あの写真の様に剪定後もバリバリ元気です。

周りがヘロヘロになっていようが、七咲がジメジメしていようが、

我関せず!

という態度で、剪定された形を

一刻も早く元に戻すぜ!俺はやるぜ!

と言わんばかりの成長ぶり。(剪定の意味が…)

 

これほどまでに、

「唯我独尊」、「傍若無人」、という態度に腹立つどころか、ときめいてしまうのも

こやつ以外にはいないだろうよ!

というくらいに、頼もしい。

 

いまだかつてこんなにも

ガジュがいてくれて良かった!(心底)

と思った事はありません。

 

 

  

今でこそこんな事が云えますが、思えば去年の今頃は

「よもやお主、妖精の代わりにハダニを棲まわせているのか?!」

それは

「何 の 嫌 が ら せ だ !!」 

と、首根っこ捕まえて問いただしたいほど、大ピンチでした。

(成長気だというのに、葉は次々色が抜け、舞い散る日常)

しかし、そのガジュの店子(ハダニ)に特に何の対策も打てず

(ひたすら葉水で流すのみ。大体、埃とハダニの区別がつかない…)

ただただ傍観していたというのに、弱っていたのはただのポーズか?

(構って欲しい仮病?)

と疑ってしまうほどの生命力。

 

その生命力は、挿し木でも存分に発揮してくれていました。

 

4月に剪定してそのまま挿し木した分家も、のりのりで元気!

枯れるどころか、新芽を出して広げる始末。

これは、本当に全員生き残るかも知れない!と思っていたのですが

GWに突入する前から、ちらほらと脱落者が現れ、現在こんな状態です。

なんか、…右の分家だけ異様に、減るのが早いんですけど。

何の呪いだ。

 

毎日、枯れていく子を1本、また1本、と間引いて行きながら

根っこを確かめるものの、まったく出てない状態です。

そうか。

元気そうに見えたけど、切り花と同じで、

本体に残っていた生命力だけで、生きながらえていたのか。と納得。

けど、本体に残っていた生命力だけで新芽を出す、というのも

恐ろしく頑強だな…、と恐れ入りました。

 

その隣は、ハイドロで挿し木。

ハイドロでも挿し木、っていうのか。

 

こちらも新芽が出てきていますが、根っこはまだ出ていません。

 

ここまで来て、「そういえば!」と思いだした存在。

水挿し。

この後、水だけ入れとくのもなあ…と思ったので、ためしに保水剤を投入。

しかし、やはり水と保水剤でも発根を促せず、日に日に枯れる。

完全に枯れ木になったところで、興味も失せ(元々棄てる部位だしネ)

部屋の片隅に追いやられていたのですが

この記事を書くために思い出し、いい加減覚悟をきめて棄てるか。

と、取り出してみれば

おおう!芽がー!!

こっちも、芽がー!!

 

二本挿してましたが、両方とも、生きてました。

 

生きてた、んです、よ、…ね? 

 

と、恐る恐る取り出してみれば、短い気根も生えておりました。

怖い。

もはや、その生命力は、凄い。という言葉では言い表せない。

生きろ。

 

 

  

久しぶりに楽しい記事が書ける!

と張り切って筆を奮って1000文字書いたところで、ミスって

全文消去されました。

 

とてつもなくハイテンションの記事だったのですが、全く思い出せず!

この場合、たった1000文字ぽっちを

すぐさま復帰させられない自分の脳を恨みます。

(ショックで全データが跡形もなく吹っ飛ぶ)

 

右の分家に降りかかる、悪魔の手毬唄的なミステリー仕立て

のところまで書いてたんですけどネー。(めっさ初期じゃん!!)

仕方ないので、ローテンションで仕上げました。

 

こんな時デジタルは不便です。という恨み事が白々しいくらい、

もう何回も何回も繰り返してるミスなので、

いい加減!自分がキーボードのどこを押したがために

そのミスが誘発されるのかを見極めたいんですが、

ブラインドタッチだから、魔のキーを押したが最後、一瞬で画面が切り替わり

なすすべもなく、理解不能。 

 

でも多分、キーを見ながら入力していたとしても

ハッと顔をあげたとたん見知らぬ画面が目に入るので、

やっぱり理解不能。

なんにせよ、パソは理解不能なんですよ…。

 

(Enterキーのあたりに魔境があるらしい!というところまでは突き止めた)

 

 

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ガジュマルの過去記事

2009年4月・・・剪定と挿し木の様子。一人で大わらわ


がじゅまるの春

2009-04-13 11:12:48 | ガジュマル

ガジュマルの剪定は4~5月!

ということなので、もう待ち切れずに4月に突入した途端に、剪定。

なぜならば、「ガジュマルの成長は恐ろしく速い」ように思うので…。

もたもたしてたら今年の春・初夏の成長だけで

鉢から根っこが溢れる事も有り得る!(可能性として)

そうなった時には、梅雨時の湿気が多い時に植えかえ、をするので、

6~7月までには、なるべく剪定のダメージを回復させておくために。

今!今切っておかないと!・・・です。

 

そうでなくても、去年の初夏から葉っぱが傷んで傷んで、

秋ごろまで不調を引きずっていたガジュなので、

育成方針をコンパクトに転換。 

多分、その方が管理しやすいはず…、なんですが。

これもまた、凶と出るか吉と出るか。

 

  

前日記事の、マメをぷち剪定した勢いのままに、ガジュの剪定になだれ込む。

当然、あの文房具ハサミで。

まず悪くなっている小枝を切り、難ありの葉っぱも切り取った状態。

ここから、あの3扇型になっている3本をガッツリ切って

理想の形、「コンパクト」に剪定したいと思います。

 

だったら、最初から、3本を切れば話は早いのですが。(作業も早いですが)

わざわざ、二度手間にしたのは、心の準備です。

 

ためしに小枝を切ってから、いざ大枝へ!!

 

細い枝のマメとは違って5mm以上あるので、まずハサミの耐久力と

七咲の精神の耐久力を試さないといけません。

これが素人の悲しいところですが、

小枝で心構えをすませて、いざ本番!

 

天にも祈る気持ちで、ガッツリ、大枝を切りました。

ぎぃやああああ!恐怖の乳液が…!

さ、さすがゴム系の木だぜ、ガジュマル!溢れんばかりの乳液が怖すぎる。

小枝でも乳液は出るんですが、これが大枝ともなるとケタ違い。

ゴムの木はこうやって、ゴム液(?)を取るんでしょうけど、

慣れない素人に樹液は、わけなく怖いです。

あ、あと、ガジュマルは特に記述がなかったのですが、

樹液のなかにはかぶれたりするものもあるので

手袋なんかをつけて作業した方が安全です。

(七咲は「死なばもろとも」、の気迫で素手でいきましたが)

 

これを3本も繰り返すのかと思うと、もう心臓持たないよ。

と、泣く泣く3本と、中途半端なその下の2本も剪定終了。

一年分の緊迫感と切迫感を使いきったような気がします。

ということは、この先、1年は心臓が縮みあがらないということでしょうか?

無敵だな!!

…というのは、おいておいて。

 

コンパクトガジュ丸(左)。と、これだけ切りました記念(右)。

お疲れ様でした、ガジュ!

お疲れ様でした、自分!!よくやった、自分!!

自分をねぎらう事を忘れないのが、寄る年波に打ち勝つ秘けつですかね。

…ま、それも、おいておいて。

今度は、この切った枝で、挿し木の準備を始めます。

まず、元気そうな1本を取り出しまして。

2~3節の長さに切って、下の方の葉っぱを全部カット。

上の方の葉を半分にカット。図鑑によりますと、こんな形にするそうですネ。

・・・。

上の方の葉は、完全に新芽なので(3月くらいから新芽ラッシュ)

ぺろんぺろんしてますけど、良いのでしょうか。

と、今、この文章を作成しながら、ふと不安に思う…。

(切ってる当時は、必死だったので露ほども思わず)

上も切って、中間の古い葉でやった方が良かったか?と思っても

もう後の祭り。

他の枝も、同じようにカット済みだし!!(もういい!強行突破だ!)

あの一本から、これだけの挿し木用部品が造れましたが、

これが完全に生き残るという保証がないので(挿し木初めてですし)

他の枝も、可能性があるやつは全て、挿し木用に作成。

こ、こんなに、できちゃったよ、オイ。どうする気だ。(20本ある)

いや、どうもこうも、挿さないと話は始まらないので、挿します。

はぁ~い♪ガジュマル保育所のできあがり!!

 

…なんだこれ。

いいのか、これで…。

と思ったものの、こんなに一度にいっぱいの挿し木をする人もいないのか

図鑑では2~3本の挿し木の図しかないので、あまり参考にならない。

もういい!強行突破だ!!

(こればっかり)

棄てるのもなあ、と思ったので、挿し木用の小枝を切り取ったあとの

大枝もとりあえず、ドレッシングの空きビンに水差ししてみる。

(もう植木鉢がない)

お、なんかオシャレだ。(いやいやオシャレじゃないオシャレじゃない)

 

こんな感じで、とりあえずガジュは作業を終えました。

今、挿し木してから約1週間ですが、植木鉢の保育所の面々は

元気です!!

表面的には、元気に見えます。

というのも、瓶の方の水差しの子は葉っぱが枯れてしまいました。

植木鉢の葉っぱは今のところ、変化が見られません。

=元気!!

…という短絡的な図式を勝手に成り立たせていますが、

無事、行き伸びてくれる事を祈ります。

切ったのも(七咲)、切られたのも(ガジュ丸)。切って挿されたのも(ガジュちび)。

張り切って行こう!!

 

 

  

ガジュはどんどん成長するので、七咲も調子に乗って

どんどん鉢を大きくしてきました。

大きくして、たくさん妖精を住まわせないといけないからな!(現地の伝説)

と、思い、どんな妖精がきてくれるものかと楽しみにしていましたが、

店子がくるより先に物件が難ありになってしまったので、

大型マンションから、小型アパートに変更です。 

一刻館のように素敵な管理人さんじゃないですが

むしろ良い! と言ってくれる妖精サンをお待ちしております。 

 

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あ、ガジュ切った精神疲労がもとで、剪定鋏買ってきました。

明日はその(無駄)話していいですか。


ガジュマルの冬

2009-02-10 11:22:22 | ガジュマル

去年の冬は難なく乗り越えましたが、

春から初夏に、新枝が3本扇状に伸びてきたあたりから

絶不調です!がじゅ丸です!

(あ、ちなみに「がじゅ丸」は七咲がつけた愛称。正しくはガジュマルです)

絶不調のまま倒れもせず春夏秋を乗り切り

冬にここまでがっつりと存在感を主張するとは…

侮りがたし生命力のガジュマルです。

 

  

「締め殺しの木」と言われるくらいなので(by.咲くやこの花館)

侮ってはいなかったのですが、それにしても倒れません。

夏から秋くらいまでは葉っぱが落ちる度に悲観していましたが

最近では葉っぱが落ちてきても

「こりゃー!旦那様の前で粗相をするんじゃない!」

と丁稚を叱れる、年季の入った番頭さんみたいに肝が据わってきました。

全体を見ると結構元気そうでも(現在、我が屋で最も幅を取っている)

枝一つ一つを見ると、もう虫の息なんですが。

 

昨年の初夏から、新しく枝を伸ばし始めて、

「さあ締めゴロシの仕事人が本領発揮だ!」

「他の植物を近づけるなよ!(うっかり締めゴロされるぜ?)」

チャララ~…チャ、チャ、チャ、チャ、ラ、…チャララ~(by.仕事人のテーマ)

なんつって、仕事人風に「締めゴロシのがじゅ」のノリで遊ぶ七咲。

そこからずっと不機嫌のがじゅ丸です。

 

締めゴロシのがじゅ。っていう仕事名が気に入らなかったのかなあ…

(腐っても現実逃避)

 

  

デジカメを整理していたら、昔の写真が出てきました。

使わないデジカメ、おもちゃも合わせて4台くらいあるんですけど。

しかも相当古いのはスマートメディアですよ。

新しくノートパソコンを買いに行った時、

「スマートメディアはどこに入りますか?」って店員さんに聞いて

失笑されましたよ?

 

物が捨てられないのでいつまでも大事に取ってありますが

どんどん時代においてけぼりになって、どこにも繋げません。

古い写真は当然、カメラの中でお蔵入りなんですが、

今回、奇跡的にパソコンに取り込める写真を発見したので、記念にアップ。

しておきます。

この写り具合、「締めゴロシのがじゅ」っぽくないですか。なんか怖い。

仕事がすんだら仕事だぜ。(藤田まことサン風に)

自分の撮影の腕の悪さが、こんなところで活かされるとは。

(いやいや、活かされてないから)

 

この写真が、100均の鉢から最初に植え替えた写真です。

まだ新しい気根が生えてきておらず、立ち姿がきれい。

(今、あの根っこの辺りは、ぐだぐだの絡まり具合ですからね…)

 

この大きさが、七咲の理想です。

春になったら、ここまで刈り込みます。

(本音は、天井を突き破るほど大きくなって欲しいけども!) 

刈りこんだ枝で、ミニ盆栽にチャレンジ予定。

うまくいけば知人に配れます!

 

…配れるほど「ミニ盆栽ができる」、と思っている所が、夢見がちです。

春が遠いので夢を見るしかする事がないというか。


我が家の苦労人

2008-11-17 07:34:43 | ガジュマル

今年で4度目の冬を体験する、我が家の古株です。

名前は、がじゅ丸。(ガジュマル)

しかしお店にもちょくちょく入荷するので、

お店での愛称「ガジュ」と混同して、家でもガジュ、と呼んでいます。

性格はお気楽。目を離しても一人でほいほい楽しそうに成長します。

しかし、あまりにも目を離しすぎ、今、がじゅ丸大ピンチ!!

 

我が家にピンチじゃない子はいないのか!

 

全くもって波乱万丈な一家です。

 

 

■ ■ ■

 

大ピンチの話ばかりするのも飽きたので、まず成長の記録。

 

まず去年の春先頃。(そのころの過去記事はコチラ。)

購入時のポットが小さくなったので、この鉢に植えかえて1年。

 

さらに鉢が窮屈そうになってきたので、2度目の植え替えをした夏。

この鉢は、マメの鉢を新調した、お古。です。

我が家では、マメが優先(お兄ちゃん)、そのお下がりをがじゅ丸(弟)に、

という感じで、代々受け継がれ行きます。

そして、がじゅ丸の妹が、メイですな。(今、あの鉢はメイが着てます)

 

しかし、ここにきて、マメのお下がりが追い付かないほどに成長!

この時期、マメは倒れるの倒れないのと大騒ぎ。

がっつり散髪されてて、マメを鉢から抜いてる場合じゃない!という時です。

兄ちゃんが弱ってる隙に、まんまと成長を追い越し、

でっかくなったがじゅ丸に負けて、お古じゃない新しい鉢を買ってやる事にしました。

 

しかし!この、新しい鉢が大問題!!

 

鉢なんて100均で買ったら100円なんだよ!(当たり前だ)という事で

是が非でも100円の鉢を入手!するために、近所の100均を行きつくす。

5件回ったが、さすがに5号鉢以上の鉢を置いている店が近所にない。

繁華街にあるような大きな店舗に行くには、仕事が忙しくて時間が取れない!

そうこうしている間に、鉢の底から根っこが次から次へと伸び放題!

株も根づまりで弱ってきて、もう次の休みまで待てない状態。

 

どーするの!と切羽詰まるまで放任する七咲体質顕在。

(マメとブレ子にあれだけ右往左往させられていても改まらないのは何ゆえに?)

 

自分の店にはないのか?と問われれば、ない!と答える潔さ。

 

当店のコンセプトは、目指せ100均!ではなくて、目指せフランフラン!なのです。

フランフランやらアフタヌーンティのような品揃えでないといけません。

店を預かる店員としては、アフタヌーンティに、コーナンで売ってそうな

実用的な大鉢は置けません!

 

そもそも納品の契約から、大鉢は発注書にすら載っていないので、

私的権限で「入荷させてみました~テヘ」とやる事は可能ですが(自由奔放)

それをやるには、まずメーカーさんに交渉して

「大鉢のカタログ送ってください」というところから始めないといけません。

そうなると本部にばれて大目玉!!な可能性大、なので、自重しました。

(バレなきゃやれる、店員任せの小規模店舗万歳)

 

もうのっぴきならない状態まで来ているので、仕方なく

当店の正規の園芸売り場で購入する事にしました。

 

その売り場で、顎が床につくほど愕然とする七咲。

6号鉢が698円、という値段にも「何ですとー?!」って感じでしたが、

そのどんくさすぎるデザインが、もう耐えられないほどダサい!

100円ならデザイン云々を言ってる場合ではありませんが、7倍も出して

 

このデザインは泣けてくる!!

 

というほどヒドイ。(七咲的に)

無地にシンプルにしてくれれば文句も言わず購入しただろうに…

(やぼったい意味不明の薄茶色に、何を狙ったのか理解に苦しむ波模様)

の鉢を見て、心の中で、家でおニューの鉢を待っているがじゅ丸に土下座。

 

すまん!母ちゃん、このどんくさい鉢をお前に着せることが何より耐えられない!

 

七咲は、お世辞にもスタイリッシュとは云えない人ですが

デザインへのこだわりと、それを全うする志は、天をも貫くほど高いです。 

困った事に、それは「美的感覚が洗練されている」 というものではなく、

「自分の心が一片の曇りもないほどに納得するまでこだわる」

というものなので、自分で自分の首をひたすら締める、という性質です。

 

今回はそれに付き合わされる、不運ながじゅ丸。

近所のスーパーから百貨店、ホームセンターに至るまで足を運び

こうなったら絶対妥協しない!(何のために?)という鉄の意志でもって

鉢を探しまわる日々。

一方がじゅ丸は、もう駄目!もう限界!という日々。

 

それを見かねた天の采配か、ついに、大手の100均で6号鉢を購入!

見よ、このシンプルさ!潔さ!

色は自己主張を控えどんな背景にもマッチする様に保護色の極み、

形は容れ物としての役割に徹しどの角度からも視線を妨げない禁欲的ライン。

これぞ、植物の葉を引きたて、根を守る、鉢としての究極の美!!

 

・・・か、どうかはわかりませんが、

とりあえず毒にも薬にもならない辺りで手を打ちました。(100円だから)

本当は、その隣にあった、「ゴミ箱」が最も理想とする色と形と容量だったのですが

鉢とゴミ箱の原材料成分の違いに不安があったのと(ガジュへの悪影響)

ゴミ箱の底を、鉢のように加工する技術がなかったという点で、

自分の頑迷なる美へのこだわりを捨てました。(100円だから)

 

ともあれ、そうしてやっと、おニューの鉢を着せてもらって

がじゅ丸はご機嫌か、というと、そんな訳はなく(当然だ)

今現在、倒れるか倒れないかの瀬戸際に片足を突っ込もうとしております。

 

 

植え替えるまで、葉が落ちまくり、新芽は枯れまくり、していたのですが

植え替えてからもしばらくは、その勢いが止まらず、

そんな弱った子を、直射にさらす(元気になるかと思って)という失態を犯し

元気な葉っぱまで、葉焼けを起こしております。

 

加えて、ハダニまでいるんじゃないか?!という疑念にさらされた、夏。

だったので、朝晩朝晩、ひたすら、葉水。

遅刻しそうでも葉水、友人との待ち合わせ時間をずらしてでも葉水、

家事より葉水、食事より葉水、梅雨より葉水、とにかく葉水、という

じめじめじめじめした毎日を送って数か月。

 

これでハダニが減らなければ、ついに薬を投与、という事態かもな・・・

と腹をくくる七咲。

 

そもそも七咲は、園芸の超!素人なので、虫やら病気やらに縁がありません。

お店の子は、そこに至る前に売れてしまいますから、

水、風、光、という、3大基本管理だけで修行してきました。

うちの子たちも、この3大基本管理だけで今まで育ってきました。

 

ところが!

ついに、虫、病気、という一つ上のステップに踏み込もうとしています。

それもこれも、がじゅ丸が勝手にステップアップしてしまったからです。

 

ちょっと待てー!なぜ主人をおいて勝手に先に進もうとする!

どうみても七咲はまだステップアップする段階にないでしょーが!

と、悪態をついても後の祭り。

 

勝手にステップアップしてしまったものは仕方がない。

子は親を踏みつけて進むもの。存分に踏みつけていくがいい!

 

と、図書館で、虫、病気、の本を立ち読み。

ついでに、その隣にあった伐採、剪定のコーナーも立ち読み。

そこで七咲、開眼!! 

 

ミニ盆栽にすりゃいーんだよ!がじゅ丸って名前なんだし!

 

そうだ、古風な名前にちなんで、盆栽にしてやろう!春になったら!

(とりあえず、今は冬を乗り切る事を念頭に)

 

思えば、鉢で大騒ぎしている時に、「鉢を大きくする」、というよりも

「がじゅ丸を小さくする」、という方向に目がいかなかったのが、大失態。

(いつも、これ以上大きくするな!と怒られているわりに・・・)

あの時点で、盆栽にしていれば良かったのに。と思わずにはいられませんが、

それもまた七咲。(ことわざ風に誤魔化してみる)

 

というわけで、この冬はいるんだかいないんだか解らないハダニと戦い、

手を取り合って冬を乗り越え(ガジュ丸と七咲は寒さに弱い同士)、

めでたく、春の盆栽、という新分野に挑戦するまで、あと5か月。

 

今回の大失態を踏まえて、まず盆栽用の渋い鉢を探しに行きます。

 

 

■ ■ ■

 

最後は、のほほんと締めましょう。去年の秋~冬頃の写真です。

日向ぼっこ3兄弟。左から、兄ちゃんのマメ、弟のがじゅ丸。新しい妹のブレ子。

 

・・・この頃、君たちは本当に、平和だったよネ・・・。

 

(ブレ子が茶髪でぐれてきてたけど)


がじゅ(ガジュマル)

2007-03-13 22:55:41 | ガジュマル

お恥ずかしながら、うちの子です3。

二度目の冬を見事に乗り切り、春になったら一回り大きな鉢に植え替えてやらねば
そろそろ伸び放題の根っこが窮屈そうです。


  

がじゅまるの樹という歌を聴いて以来、一度それを見てみたいものだ!
と思っていたところ、念願かなって、わが店に入荷!!

まさかこんな小さな木では満足するまい(見るなら屋久島で本物を!!)
と思っていたものの、速攻で買い求めてしまった程のかわいらしさ。
ミニチュアっぽくて、なんだか微笑ましかったので。

その昔、パキラを枯らしまくって落ち込んでいたので
(あ、ベンジャミンも枯らしまくったか)

もう木物は買うまい。

と心に決めて周りにも宣言していたのですが、その舌の根も乾かぬうちに
あっさり購入してしまうのが、妖怪「草木枯らし」の恐ろしいところ。

しかし、反省も含め、今度はしっかり基礎知識を仕入れてから育成するぞ!!
とネットで調べまくったので、妖精うんぬん、という知識まで仕入れてきて
これはもう、いよいよ屋久島まで本物を見に行かねばなりますまい!
(船と飛行機が苦手なので沖縄まではいけませぬ)
或いは、ベランダで身の丈三寸!でっかく育てるか!?(それはアホです)
などと途方もない夢を見てしまうほどには、強い子です。

購入時は小さな鉢だったのでテーブルで育てていましたが
何の変化も見られないまま、半年が過ぎ、恐怖の冬に突入!

この年の冬は、脅威の大寒波とかが来て、大阪にも雪が積もり
ベランダで雪だるまを作ったほどに寒かった年でした。
胸の高さまで育った豆の木が枯れ、サンセベリアが1~2本枯れ
サボテンが2鉢枯れ、他にも名も知らぬ子たちが次々と枯れ
(身の程わきまえず、大所帯か!)

枯れまくりオンパレード総力戦!!

といった中、頑丈に冬を乗り切りました。
成長もしないけど枯れもしないんだな・・・と、そろそろ興味がうせてきたころ(オイ)
春の兆しが見え始め、春になり、初夏になりかかる頃ようやく

なんか新芽が出まくってるんですけど?根っこ伸び放題なんですけど?

と変化に慌てふためき、大急ぎで一回り大きな鉢に植え替えました。
そこから成長が早かった!

一年目の葉っぱと、二年目の葉っぱの大きさは、10倍ほど違う!!

なんで?!
というか、「そこから別の木を接木しときましたよ」 と言われたとしても(誰にだ)
「ああ、そりゃどうも」 と納得しちゃうほどの違いが!!(納得しちゃうのか)

お店で売られているミニ観葉植物は、成長抑制剤が使われている
と聞いたことがあります。(ジャックと豆の木、でした確か)

テーブルで楽しめるように、小さいまま育てる為らしいのですが
それが切れると、突然、成長が始まるとか?この子もそれか?

という謎のままに、2度目の冬に突入。
この冬は暖冬で、いつ水断ちを始めればいいのだろう?と結構、悩んだものの
湿潤保持のために一応、葉水で何とか乗り切りました。
実は葉っぱがあちこち変色しはじめてきたので

早く春になって!!!

とハラハラしてるんです。

今日もまた白くなった葉っぱを発見。心臓に悪いから見ないようにしようかと・・・。
(だめだろ、それは)




  

葉っぱの成長を見るのが、楽しみで楽しみで仕方なかった夏。
(根っこも楽しいのですが、それは前回で語りつくしたので(笑))

新芽は淡い黄緑です。これがいつ、他の子と同じ深緑になるのか?
それを見極めたいのに、いつの間にか他の子と同系色になってるんです・・・。

新芽はぺろぺろの薄さで、柔らかい手触りです。
これがいつ、他の子と同じような厚みある堅い手触りになるのか?
これも見極めたいのに、いつの間にか以下同文。

新芽は「く」の字型に成長します。本当に「く」の形です。
これがいつ、他の子と同じような楕円形になるのか?(これが最大の神秘)
これも見極めたいのに、やっぱりいつのまにか以下同文。

ですが!

「く」の字のまま、冬に突入して成長が止まってしまった葉っぱが一枚あります。

今の最大の関心はこの子です。

果たして、「く」の字のまま一生を終えるのか?!

それとも春、成長が再開するといつのまにか楕円形になっているのか?!

こんなに春が待ち遠しいのは、
冬眠を終えて空腹でへろへろになっている熊か私か?!って程に
春が待ち遠しいです。

真偽やいかに?!