姐さんのお陰で、ツルヒメハゲが強烈な印象です。
しばらく脳から離れません。
ので、七咲ファミリーネームは「ソバっち」にしました。
せっかく可愛い花が咲いているので、蔓姫と呼んでやりたいトコロでしたが、
正しい名前がインプットされるまで致仕方ありませんですな!
…姫のじいやとしては無念でなりません。
この草を初めて見た時。
雑草だ!雑草ですよね?雑草だったら摘んで帰ってもいいですよね?
と、路地の隙間から顔を出していたこの草を見て、
持ち帰って植えたい衝動に駆られました。
(他にもペンペン草とかカラスノエンドウとかが、欲しくてたまらない)
そしたらたまたまそこにいた姐さんが
「やめとき。そのへんの犬のしっこついてるで」
と、的確な助言を…!!
(そんなところまで頭回りませんでしたよ。さすが年のこ…、いやいや、ごほごほ)
そして、ウチの庭に生えてるから今度持って行ってあげるわ。
という運びになったのですが。
この状態で来て、七咲ビックリ。
七 「姐さん!ビニール袋って!」
姐さん 「上だけ切ってこうかと思ってんけどな。
あんた煩いからな、土付けてきたったんやないの」
七 「いやそれはありがたいですけど、ビニール袋って…」
そういや昔、菊菜もらったときは割れた急須に植わってた事を思い出す…。
雑草にそんなんいらん!と云う姐さんを何とか説き伏せて、鉢底石投入。
その上に、ビニール袋の底に溜まった土を入れて、
そのまま、そっくりツルヒメソバを入れました。
いやん。ワイルドすぎる。
というのはもうこの際置いておいて。
七 「土がこんだけしかないですけど…」
かろうじて残っていた、観葉植物の土、を足して入れたものの
ちっとも間に合わない。
姐さん 「何で土ないんよ、あんたんとこ」
七 「普通はないですよ」
姐さん 「欲しいゆうたら、土くらいあると思うやろ」
七 「だって鉢ごとくれると思ってたんですよ」
姐さん 「アンタずーずーしい」
七 「ハイ!その通り!!」
仕方ないので、姐さんとこの土を全部落として、根を洗って
室内・ベランダ用の土で新たに植えようとしたのに、姐さんのダメだしが。
姐さん 「あかん!これは地植えやってんから、ちゃんとこの土使い!」
他はおおざっぱでワイルドで豪快なのに、なんでそこだけ細かいの?
と思ったものの、まさか反抗できるはずもなく
姐さんとこの土、観葉植物の土、サンセベリアの土、をミックス!!
なんのつながりもない土が3層で形成されてますけど!!
いいですかコレ!?
姐さん 「ええねん。どうせ雑草やねんから、どんな土でも育つわ」
七 「(地植えの土が、とか言ってた人とは思えないな)」
そんなこんなで、色々と、無理やり植えました。
まさかビニール袋のまま保管しておくわけにもいかなかったので
とりあえず空いているこの鉢を使いましたが、小さい…。
近々、100均で大ぶりのプランターでも見つけてこようと思います。
それまで、このソバっちが元気でいるかどうかが
も・の・す・ご・く!謎なんですが。
そんな豪快な姐さんは、旦那さんの定年を期に田舎に移住する!
ということで、大阪を去って行きます。
結果的に、さよならされたのはさびしい七咲の方でした。あれ?
(前日、スミレ編参照)
姐さんには御餞別に、ブレ子ミニを差し上げましたヨ。
ブレ子ミニ、七咲ファミリー卒業です。
ま、そのうち、第2、第3のブレ子ミニが出来るはずなので寂しくはないですネ。
(この夏は剪定しまくる予定だから~)
さてさて。
さらりとソバっちを植えたようですが、実はものすごく手こずりました。
絡み合ってて、どれが根っこでどれが茎かわからない!
いちいちほどきながら、「これ!この感覚!めっさ覚えある!!」と
グリーンネックレスが入荷した時の事を思い出す。
蔓を伸ばして気根を出して地面を這って行く植物なので、
全部繋がってるんですよ!
地球の重力、思いっきり無視してませんか?って感じになってるのを
(根本も土に根を下ろし、先端も土に根を下ろす、ついでに間でも土に根を…)
とりあえず解して、一本の状態に戻して植えた状態です。
これもソバっちにはいい迷惑なんだろうな、ということで
大きいプランターを買って、そこに伸び伸び這わせようかと思ったのですが、
(樽型の可愛いデザインのとか。レンガ型のかっちょいいのとか)
地植えから鉢植えにしても育つのかどうか不安がいっぱい。
姐さん的には「どんなんなっても育つわ」ということなんですが
今朝みたら、ぐったりしてました。
ぐったりされても!!
って、思ったので、とりあえず日陰に置いておきました。
頑張って雑草根性をよみがえらせてくれる事を祈ります。