葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

ノリナ

2008-09-12 19:47:24 | 100均観葉図鑑「な」

ネームプレートはノリナ、ですが、トックリランという別名を持っています。

一般的に、どっちの呼び名が優勢なのかは謎なのですが

お店での愛称は「トックリーナ」。これで決定!

とはいえ、もうトックリラン、ノリナ、共にもう覚えてしまったので

あえて合体させて呼ぶ必要性もないのですが、

まあ、合体させてみたら意外とゴロが可愛かったので。

(あ、ノリトックリ、でも良かったかな。乗りツッコミ、みたいでなんでやねん)

 

 

■お店での様子■

 

これも昔、数回入荷した子です。

そして今ではトックリランという名前で時々入荷します。(過去記事はコチラ

結構葉っぱが伸び放題ですが、御世話がお気に召さないと

その先っぽからぐんぐん枯れていきます。

切っていくうちに、だんだん短くなっていく定めの長髪です。

短ければ短いほど、そのお店での管理状態が問われる、恐るべし仕様。

 

たまに他の100円ショップでは、

思いっきり枯れた葉っぱをたなびかせているのを見かけますが

当店のように枯れた部分を切って体相を整えるのと、

潔く、「枯れてますけど何か?」 と、開き直るのとは、

 

五十歩百歩なのかしら?

 

と、悩んでしまうところではありますが(良心の呵責が・・・)、

 

入荷した時点ですでに短く刈り込まれている状態で到着するようになってからは

 

いや、やっぱ体相を整えるのは大事なんだな

 

と、シミジミ、納得した次第です。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

おすすめも何も、トックリランですから。人気のない。

どっちの名前が主流なのか、統計をとってみたいような気がしないでもないような。

でも、それをしたからって、何がどうだ、ってわけでもないようなそんなような。

 

この写真では、二か所から葉っぱが出ています。

結構あちこちから新芽が出てくるようなので、思いがけない形になったりして

飽きが来なくて楽しいのではないでしょうか?

 

次はどこから生えるのかしら?

この辺から生えてくれたらバランスがいいのに。とか、

あら、この下の部分が徐々に膨らんできたわ、気のせいかしら?とか、

微々たる変化を気長に観察するのもなかなか面白いです。

いろんな表情を見せてくれるとお世話のしがいもあるというもの!

 

でも、相手は生き物ですので、思ったようにいかないのもまた事実。

 

トックリーナの成長したい自由意思に任せ、

 

放任するなり、根性を注入するなり、

 

お気に召すまま、お付き合いくださいますと幸いです。


虹の玉

2008-04-08 19:12:17 | 100均観葉図鑑「な」

冬眠中に一度だけ入荷した子です。

が、過去には何度も入荷したので、結構おなじみの子かもしれません。

これの品種違いで、全体が赤く、先端が黄色くなるのは「オーロラ姫」といいます。

先のタマツヅリと同じセダム属なので、次いで紹介しておきますね。

お店の愛称は「虹子」。

虹子、って。女子なのか?それは、容姿のせいで? と、いうより

「私が守ってやらねば!」 という闘志を駆り立てる子なので。虹子、です。(笑)

 

*育て方*

明るさ

最強(夏でも直射日光OK!)

暗さ

弱い(何が何でも明るい場所へ)

寒さ

強い(0度まで下がっても大丈夫)

水やり

普通(土が乾いてからたっぷりと)

葉水

嫌う(葉が落ちます!注意★)

 

■お店での様子■

 

「守ってやらねば」ならないくらい、この子もぽろぽろと、その葉っぱが落ちます。

先のタマを圧倒的に抜くくらい激しく落ちますが、そうそう入荷はしないので

軟弱王の称号は授けておりません。当人がそれをどう思っているかは謎ですが。

 

過去の「ミニ多肉アソート」という商品で度々入荷し、度々泣かされてきました。

このメーカーさんに代わってからの入荷は初めてではないでしょうか。…ね。多分。

すかさず防御カバーを装着し、赤紙POPを無粋に張り出す、無情の店員。

 

★厳重注意★

虹の玉は、葉の部分が非常に脆く、少しの衝撃で

葉が落ちて丸裸になります!!

品定めはなるべくお手を触れず、眼力と直感

お選びいただきますと大変!ありがたいです。

 

という、この異様に目立つPOPを見て

 

買いたくなるか、買いたくなくなるかは五分だな・・・

 

と、張り出した本人が一番、その所業に躊躇して心中穏やかではなかったのですが

なんとか!無事に完売しました。(少々敬遠されていた感はあるものの)

ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございます。

 

これからもガツガツ張り出しますが、その時はまたご協力をお願いいたします。

あ、もちろん、当店以外でも、この軟弱一族を目にすることがありましたら

眼力と直感! で、お選びください。

もとよりお求めでないお客様は、なるべく遠巻きに見守ってあげてください。

 

余所の店の子の、その身の安全までも案じずにはいられない気分にさせてくれる

虹子なのでした~。

(今日のわんこ風に・・・)

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

大体、お客様に向かって「厳重注意」を強要するあたり、どんな大上段だよ・・・。

と恐れ入らずにはいられない、己の所業。

 

以前勤めていた店では、こういう注意喚起のPOPのことを

マイナスPOP、とか ネガPOP

とかいいまして、POP作成原則中、最もやってはならない事、でした。

(ん~。わかりやすい例をいくつか。

グラスは重ねられると密着してとれなくなる恐れがあるので重ねないでください。

とか、長い爪がひっかかると破れますので、試着はご遠慮ください、とか

そういう、店側の財産を守るため、の注意喚起ですね)

 

ネガPOPを作成する事自体、「読んだお客様に不快感を与える」行為として

御法度なのです。

 

なので、こういったPOPを張り出すということは、その店は、その状況に対して

もう俄然、のっぴきならないところまできている!!

と思ってもらって、いいかもしれません。

(当然、うちは、のっぴきならないですから。虹子に関しましては)

なので、ちょっとは同情して、お店の財産を守ってあげてください。

(七咲としましては、いつもそういうPOPを目にする度、ここに張り出すに至るまで

苦渋の決断があったんだろうな。と勝手にドラマを想像して目頭が熱くなります。)

 

(今はどうかは知りませんが。まあ15年くらい前の話ですから・・・)

 

そんな感じで、小売業界における、売り手と買い手のタッグマッチを彷彿とさせる

社会派的な話題つくりにも欠かせない(かどうかは謎な)虹子。

我が家の一員として迎え入れるためには眼力と直感を要求され、

おのずと植物力を上げてくれる(かどうかはおいておいて)虹子。

 

秋には丸い葉っぱの先端が赤く色づいて、とても美しいです。

と、とってつけたようにオススメしてしまう、虹子。

 

また入荷しましたら、どうぞ、よろしく。


ネフロレピス

2007-06-18 22:29:01 | 100均観葉図鑑「な」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給をすると良いです


□ 
□ 


シダの仲間です。

新顔さんです。

鮮やかな緑の葉っぱが、みっしりと茂っていて可愛いです。
しかし、一枚一枚をとってみても、熱帯地方の葉っぱらしく
すらりと三角形に伸び、絵になる姿をしています。
好みもありますが、結構この形体の葉っぱはいい雰囲気があります。

とはいえ、あっさり売れていきましたので
これ以上の観察報告ができません。

また次回入荷に期待です。

久々に、あっさり仕立てでお送りしました。


□ 

 

仕事が一段落したので、新顔の植物を調べにパソコンへ向かいます。
仕事場でもネットで調べ物ができるいい時代になりました!
(昔なら帰り道に本屋で立ち読みするところですよ本当)

とりあえず売り場のPOPを作るために、基本性質だけを調べます。
そこでは何と

ネフロレピス・・・加湿を嫌う

とあるじゃないですか!!

パソコンの画面もそのままに、慌てて売り場にすっとんで帰りましたとも!

2~3日加湿状態にしていましたが、まだ
目に見えて弱っている、という感じではありませんでした。
とにかく、鉢を斜め置きにして、通気性を確保。
土を乾かして事なきを得ました。
(湿らすか、乾かすか、しか出来ない世話師って・・・;)

植物の応急処置は、早ければ早いほど効果があります。
早めの修正が、枯れる終末への直滑降を防ぐことができますので
何か過ちを犯した!! と気付いた時は、一刻も早く正してあげましょう。

植物は、一夜にしていきなり枯れる、という事はまずありません。

体調不良の時は、何らかのサインを出してくれているものです。
そのサインを見逃さないためにも、日々の観察が必要になってきます。

なんの変化もない単調な毎日にこそ、輝ける未来がある、という事ですね!

(あまりに書くことがないので、輝かしい(?)言葉で締めてみました)

シダの仲間、ということで、前回のプテリス(5/8)と同様に
湿潤がお好みだろう、とこまめに水をやっていました。
□ 

ナンヨウスギ

2007-06-09 20:26:09 | 100均観葉図鑑「な」

     *太陽大好き!夏でも直射日光OK!
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給をすると良いです


 □ 


島南洋杉、といいます。

庭の木の枝を切って植えましたシリーズ第2段(し、失礼な)。

まさにもう杉の木の枝。って感じの外見なのです。
これが成長して、杉の木になるのかと思うと・・・。
思っただけで花粉症の人はたまらないでしょう!
(私は違いますから他人事で恐縮です)

過去に入荷した記憶が、曖昧です。
今現在、売れ残っております。次も入荷するかどうかは不明です。

無機質な説明でごめんなさい。
長く付き合うことになれば、また愛情も湧くのですが
今の時点では、観察も特にする事がなく、これが精一杯・・・。

無念でする。


 □ 


もみの木にも似ているので、どうでしょう?
生クリスマスツリーとしてご購入いただくというのは?
(え?邪道?)

今年の冬までに飾りをぶら下げられるくらい大きくなるとは思いませんが
まあ先行投資として、ゆくゆくは「我家のツリーは生木なのよ!」
と、誰にも自慢できる立派な姿になるでしょう。
・・・多分。

大阪くらい暖かいと庭木でもオッケーですし。
孫が成人する頃くらいには、飾りも映えるのではないかと。
20年計画。壮大すぎる。

いやあ夢のある話ですよ。(そうか?)

いや実は毎年、クリスマスの時期には可愛い飾りが出揃うので
家では、鉢モノの植物は全てクリスマスカラーで装飾します。

クリスマスツリーに似ても似つかぬガジュマルやら豆の木やら
果てはサンスベリアまでサンタやらトナカイやらくっつけ
リボンでオメカシして、植物だけが!クリスマス一色になります。

人間はメリクリ~♪とも言わずプレゼントも買わず、
チキンもケーキもなく、食卓は和食一辺倒!なんですが。

クリスマスにはとんと興味がないくせに、飾りのあまりの可愛さから
つい誘惑に負けて飾ってしまうのでした。

まあ・・・根がミーハーですからね。