過去に書いたトックリラン(別名ノリナ)の写真が
あまりにも、あんまりだったのですが
最近入荷した子は、まだしもトックリランの特性を伝えられるかもしれない?
と語尾上がり的に思い、撮影してきました。
売場での愛称は「トックリ」。
味もそっけもないですが、これくらいが丁度良い。
それくらい、売場でも味もそっけも人気もない子です。
*トックリラン 育て方*
明るさ
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強い(夏でも直射日光OK!)
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暗さ
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弱い(何が何でも明るい場所へ)
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寒さ
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強い(5度まで下がっても大丈夫)
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水やり
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乾燥(土が乾いてから2~3日程)
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葉水
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嫌う(葉っぱが落ちます注意★)
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■お店での様子■
過去から何ら変わりなく人気のないトックリラン。(過去記事はコチラ)
時の流れに翻弄されず、不滅のものって素晴らしい。
とか言ってる場合では当然なく
少しは翻弄されてビッグに売れる子になって欲しいものです。
植物界の流行がよく解らないのですが、トックリランの流行がきたら
すかさずそのチャンスをものにしたいと思います。
売れないアイドルの営業をしているマネージャーのような気持ちです。
さて、そんなトックリランの幹の部分の写真です。
ウチに来る子は、大体土の中に埋まっていて解りにくいのですが、
まあ、こんな感じで膨らんでくると思っていただいていいかと思います。
いや、思っていただくより、大きく成長した画像が載っているサイト様で
ご確認いただくのがいいかと・・・。
当ブログの売りは、しょぼい!へぼい!ちんまい!でございます。
ちんまい子たちを見て、成長した姿を見、感動していただくのも一興。
また、成長した子のちんまかった頃の姿を、在りし日の姿を
しみじみ懐かしんでいただくのも、これまた一興。
どっちのベクトルでも、ちょっとした、感慨に浸れると自負しております。
(・・・というか、そこしかないというか・・・)
■七咲おすすめポイント■
膨らむんです。どうですか?買いたくなりますか?
正直、私はあんまり・・・膨らむくらいじゃ購買意欲はそそらないだろう、と
思ってはいるのですが、
まあ、これでトックリに対する義理は果たした。(自己満足)
と、勝手に解決しておいて。
最近入荷してくるトックリにかんしては、幹よりも気になっている事があります。
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過去に入荷していたトックリは、こんな感じで
「長髪が気障にたなびくニクイヤツ」。
だったのですが、今の子は、上の写真の通り、短髪です。
あれはフレームいっぱいで切れているのではありません。
たまにそういう写真も撮ってしまう人が何をいわんや、って感じですが(笑)
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こんな感じで、ぱっつんぱっつんにされています。
なぜ?どうして?長髪を短髪にする必要が、どこにあるのか?
出荷の際に、あまりに長すぎて、並んで絡まってうっとうしいのか?
いや、それをいうならワイヤープランツだって解けないくらい絡んでいる。解くけど。
ここまで短髪にされては、お店でこれ以上短髪にできない!!って話ですよ。
と、内心ビビったので
トックリランの管理を「乾燥」から「普通」レベルに切り替えました。
トックリは乾燥好きということなので、あまり水をやらなかったのですが
居残れば居残るほど、葉っぱが枯れて、切って、枯れて、切って、
を、こ れ で も か と繰り返します。
乾燥好きじゃないんかい!
と叫んでしまいそうなほど、乾燥に弱いので、最近は水をやるようにしています。
他の乾燥好きの子も、気をつけて乾かしすぎないように
目を光らせるようになりました。
どうも、この赤チャンたちは、まだ「乾燥」というものが
自分の好きな環境なんだ~♪
と理解してないような気がします。それくらい、枯れます。
今回の子たちも、とりあえず「普通」レベルで水をやっています。
土が乾いたら、鉢底から流れ出すくらいたっぷりと。
これが当店の「普通」レベルです。
個々の様子にもよりますが、まあ2~3日に1回くらいのペースで
状態を保てるようになりました。
乾燥の場合は土が乾いてからさらに長々様子を見るので、
月に1~2回くらいの割合になります。 そこまで居残られると悲しいですが。
しかし、この短髪も、メーカーさんが
「枯れて~切って~、また枯れて~♪ あ!どした!(合いの手)」
を繰り返した結果なのだとしたら
メーカーさんでも枯らすのに素人が枯らさずにいられようか?!
いや、枯らさずにはいられまい!
と、変な自信をもたらしてくれる、凄い奴です。
おかげで、気が大きくなって(だって枯らさずにはいられまい、ですよ?)
はっはっはっ、枯れとけ、枯れとけ!!
という気構えで接しているので、今のところ、まだ切ってません。
人間も葉っぱも、神経質になりすぎるのも問題です。
あ、別に髪の話じゃないですよ?葉っぱです、葉っぱ。