葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

サンセベリアの花

2007-11-28 17:24:44 | 100均観葉図鑑「さ」

ウチの売り場でサンセベリアをお買い上げ下さったお客様が

「花がさいたで~」

と報告してくださったので、ぜひ!見たいです!!と懇願すると
写真を持ってきて下さいました。

すかさずその写真を奪取!
同じフロアにあったカラーコピー機へダッシュ!

抜かりなく拡大コピー完了!

アリガトウゴザイマス!貴重なものをご提供いただきまして!
拡大コピーは売り場に張り出して、今も他のお客様の喝采を浴びております。

「ウチのも咲いたわよ~」と携帯の写真を見せてくださった方もいらっしゃいます。

なんだか手塩にかけて育てたわが子が(いえ実際には育ててないですけど)
皆様のお家で愛されているんだなあ~。という実感が湧き、
とても嬉しくなった次第です。幸せのおすそ分けを頂いた気分です。


という訳で、サンセベリアの花です。
ユリの花のように強い香りがするそうです。

写真、いつもに増して見難いですか?
実はこれ、拡大コピーを壁に貼って、それをデジカメで撮りました。

スキャナをつなげば明瞭な画像になるのですが
今そんな暇はありません。今でなくとも過去にも未来にもないかも知れません。
かろうじてプリンタはつなぎましたが、今年の年賀状は手書きです。
デジタル生活は、まず心のゆとりが必要だと痛感しております。

えーと。話がそれました。

上の方の棒みたいなのがつぼみ。
下の方で、開いているのが花です。(そりゃそうだろう)

ウチの売り場では、株を裸で1本105円、という販売方法なので
お買い上げに不安を訴えられることもありますが

ご安心ください!!

裸でも、105円でも、この通り!

家族の一員として一緒に毎日を過ごしているうちに、
こんな愛情のお返しが、あなたにも与えられるかも知れません。

(ウチのセベっちはクールな奴ですが)


セロカバー

2007-11-27 19:01:48 | 業務日誌

前々回の入荷鉢から、ださい紙カバーを透明セロファンに変えました。

植物の防御に、コピー用紙の再利用を使用していたのですが

見目が悪いのと、お客様の不興を買っているのとで、対策を立てました。

見目が悪いのでお客様に問答無用でひっぺがされる子がいる。
ひっぺがされて、ぶっちぎられている子がいる(防御カバーなのに、防御が婀娜に・・・)
という苦難の日が、陰ながら続いていたのでした。(なんの陰だ。売り上げのか)

いや、私は苦難は感じていなかったのですが(絶対防御に勝るものなし)
葉っぱちゃんたちは感じていたと思うので(物云わず耐え忍んでいたと思うので)

このような仕様になりましたヨ。

へろへろした子、絡まる子、一人で立たない子は、これからこの防御カバーです。

名づけて、セロカバー!!

以降、セロカバー、という謎の単語が出てきたら、「ああこれか」と
思ってやってくださいまし。

当分は、これです。

当分、というのは、このセロファンが続く限り、という感じです。

実はこのセロファン、カレンダーの梱包資材をひっぺがして
切り刻んで使用しています。

どこまでも貧乏性を全面に押し出している売り場です。


コウモリラン

2007-11-26 23:24:18 | 100均観葉図鑑「か」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *水やりは普通に土の表面が乾いたら、たっぷりあげる
       時々葉っぱにも霧吹きで水分補給するといいです


 □ 


初入荷です!

やや厚みのある葉っぱは、ビロードのような見た目と手触り。
面白い形をしているのですが、写真の右下の方の葉っぱ、
トナカイの角みたいじゃないですか?(いやー今クリスマスなので)

図鑑にはビカクシダ、という名前で載っていました。

この葉っぱが鹿の角の様なので、そんな名前らしいのですが
(じゃあビカクのカク、は角、だとして、ビって何?ビ、って。美。かな?)
実は、もう一枚。

レタスみたいな葉っぱが、この角の葉っぱの下に隠れています。
写真では見にくいのですが、濃い色の下にある薄い色の葉っぱ、これです。
相変わらず、やっつけ仕事な写真ですみません。
(せめてネームプレートを外せばまだ見やすいものを・・・)

トナカイの角っぽいやつを、べろーん、と持ち上げて撮りました(笑)

初め、何かの雑草が紛れ込んでいるのかと思って取り除いてやろうとしたのですが
コレがどうもくっついているらしい手ごたえがあったので全鉢確認。
やはり、くっついているらしい!と、慌てて店事務所でネット検索。
(ネットサーフィンで遊んでる訳じゃないんです、解ってチーフ!)

それによると、水を溜める組織だそうで
その図鑑の、大きく成長した写真では茶色になってましたが
月日がたっても、とれちゃったりはしないみたいです。

危なかった・・・。
無知のせいで大事な貯水タンクを引っぺがされるところだったコウモリラン。

ちなみに図鑑で見た大きく成長した姿は、わかめ!!わかめです!

びろーん、でろーん、と巨大な葉っぱが垂れている姿は圧巻です!

不気味系がお好きな方にはオススメです。
なんかもう、ものすごく不気味で、カッコいい姿に成長します。

・・・褒めてるんですよ?一応(笑)


  □ 

 
さあ、新顔のコウモリラン。

どうですか?怖いですか?
売場にきた時点では、まだ写真のように子供状態なので
あまり怖くはないですか?

実物を見にきてください。わけもわからず怖いです。
畏怖、といいますか。
これが成長したらさぞや!という予感のような怖さ。

ちなみに私、自宅の天井にぶら下がっていて欲しいほどコウモリ大好きなのですが

(秋吉台の鍾乳洞では感極まって写真を撮りまくったものの
現像したらまっ黒けだらけで何がなんだか解らなかったものの
この画面のどこかにコウモリがいるのね、と捨てもせずに取ってあるほど)

この名前だけで、こやつを買いたいとは思えませんでした。

シダ類は結構、不気味系が多くてウキウキしますが
これはあんまりウキウキしない不気味系でした。つまり真の不気味系?

その独特の姿形から、熱狂的ファンが多いというのもうなずけます。
ぜひ、天井からぶらさげたい。
多分、わかめが垂れ下がってるみたいに見えるだろうけど(笑)

ちなみに前日の「入荷」記事で問い合わせを受けた友人には

怖ッ!度、レベル100

で返事を返しておきました。ついでに、怖い画像のURLも送っておきました。
七咲、本日休みだったので明日行って売れてたら
「奴め、買いおったか」と思う事にします。

それくらい、売れてません。
んー。ビカクシダ、という名前をアピールした方が売れるかなあ。
と、POPの変更を検討しています。

売れてたらいいんですが。多分、もう入荷しないような気もするので。
(根拠はない、ただの勘ですが)

コウモリラン(プラチセリウム、ビカクシダ)


入荷

2007-11-25 17:30:18 | 業務日誌

観葉植物の通常入荷です。

□ □ □

アイビー(4/29)…ほそ長ーい!長くなーいのもいるけど。色々まじって10鉢

キカズラ(10/28)…無節操なほど長ーい。いや、いいんですけど(笑)

クロトン(3/4)…細長い葉っぱタイプ。人気2番手の方、ともいう・・・

クリプタンサス(2/10)…緑と淡い赤。まあゆっくりしていきなさい

コウモリラン(新顔)…うわっ!こわっ!!なんだ、この植物・・・

ゴムノキ(6/16)…お、久々。濃い緑色タイプ。汚れてない!オッケーイ♪

シノブ(7/8)…ちっさ!!入荷史上初、ってほど小さいですが・・・売れるかな?

シンゴニウム(6/1)…緑に黄緑の斑紋タイプ。ベーシックな奴です

テーブルヤシ(2/4)…おー!夏以来のお目見えです。まだ倉庫にいますが

ディフェンバキア(6/11)…幅広。奇麗に斑が入ってます

ハナキリン(7/7)…珍しく花が咲いてないのが残念だが、まあ売れるだろう多分

フィロデンドロン(5/9)…濃い緑色タイプ。これで売り場には3色勢ぞろい

ペペロミア(4/2)…セルペンス。今回の子は写真と違って、こんもりしてて可愛いです

ミリオンバンブー(10/11)…斑無タイプ。やっぱりお得な2本植え

リボンカクタス(7/14)…緑タイプ。虫っぽいやつです(過去記事参照)


□ □ □


今回の目玉は、コウモリラン。

名前を見る前から、不気味系が来た!!と怖れ慄いた感じ。
なるほど、素晴らしいネーミングセンス。

とか書くとまた、珍種好きの友人が来店しそうなので
怒られる前に画像をアップしておかなくては!!(ハートファーン事件

とあせっていたのですが忙しくて記事を書きかけのまま放置していたら
やはり来ましたよ!今度はメールが(早いよ。管理人を凌ぐそのチェックぶり)

「どれほど 怖ッ! なのか数値で表せ」(By変わり種マスター)

え?ええーと。・・・数値で?!無茶云うな。

その後の展開は、この後の「コウモリラン」でご確認ください。
(明日くらいには、たぶん)

 

それからアイビーやらシンゴニウムやら、いろいろ。
色違いの子の写真は遣り切れなくなる位、撮りためているのですが

(こいつは撮ったか?撮ってなかったか?まあいいや、撮っとけ!で、数十枚)

遣り切れないうえに、整理と管理が追い付きません。
ようやく「もくじ」を整える段階に入ったところです。
七咲の仕事の遅さには定評があります。(自慢だ)
HPなんかもう存在意義すらも見失いがち。(自爆だ)

そんな牛の歩み寄りも鈍い管理人なので
数種類の姿で入荷してくる子は全部アップしておきたい気は山々なのですが
もう少々、おまちいただけましたら幸いでございます。

バレンタインが終わる頃にはまた暇になります故。
(そういや2月で1周年か・・・)


ガラクノマイ

2007-11-22 20:47:08 | 100均観葉図鑑「か」

     *太陽大好き。夏でも直射日光OK!
       暗さに弱いので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒さに強い
       5℃くらいまで下がっても大丈夫

     *乾燥を好むので、水やりは抑え気味に
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


 □ 


ふにゃふにゃした柔らかい赤い茎に、白い縁取りの丸っこい葉っぱ。
葉っぱはやや厚みがあります。
多肉植物です。

7/31に書いた、というか今書いてきた 「ポーチュラカリア」 の
斑入り品種がこの子、ガラクノマイ。漢字で、雅楽の舞、です。

過去に、ミニ多肉という商品名でアソート入荷していた中に
時々混じっていました。

しつこいくらい何度も書いてきたような気がしますが
ミニ多肉は品質保持が困難な商品で、いつも人気のない子が
丸裸にされるのですが(茎を残して葉っぱが落ちてしまいます)
この子も例にもれず、丸裸になる子でした。

挿し木で殖やすようですが、売り場で見ていた限り、
丸裸から復活することはなく、茎がしぼんで枯れてしまったので
そんなに強健な印象はないのですが(図鑑では強健品種入り)
まあ、過酷な売り場で「強健で過ごせ」というのも酷な話かな、と。
(丸裸にされて強健も何もないだろう)

そんなぼろぼろの思い出があるガラクノマイですが、
今回は、この安定感のある鉢のお陰で、無傷でのりきりました。
今日帰る時に確認しましたが、まだ1鉢残っています。
「欲しい!」と思われた方は、ダッシュでお買い上げください。
あまり頻繁に入荷する子ではありませんですヨ。


 □ 


多肉・サボテンは、めったに欠品解除が解けないのですが
今日、本部から「メーカーさんに入荷しました~」との連絡がきました。

惜しい!!昨日発注したとこだよ!

もう一日メールが早ければ発注に間に合って
今週末は多肉・サボテンが入荷していたのに!!残念無念!!

なんて裏事情をも暴露する。その心は。

一人で悔しがるのも寂しいので皆様にもその悔しさをお裾分けしてみました!

・・・ありがた迷惑な店員ですみません。

それはそうと。
ミニ多肉で入荷していた時は、ミニチュア盆栽、といった体で
結構私好みに可愛かったのですが
この鉢で入荷すると、その可愛さがあまり活かされていないように思います。

体のわりに鉢が大きいので見栄えがよくない。
他の観葉植物に比べて、少々、貧弱そうな感が否めない。
(植物自体が貧弱なのではなくて、成長の段階が未熟で)

かと言って過去のミニ鉢で入荷されたらまた丸裸の悲劇になるので
これはこれでいたしかたない問題ではありますが。

ぐい飲みに植え替えてあげると、かなり可愛いのじゃないかな?
と思うので、興味のある方は是非に、ぐい飲みに植え替えて
ミニチュア盆栽をお楽しみください。

・・・んー。

たった今ポーチュラカリアの記事でさんざんふざけてきたので
今ここでふざけようにもふざけるネタがありません。すみません。
(そこを謝るのか)

ガラクノマイ(雅楽の舞、ポーチュラカリア・バリエガータ)


トラディスカンチア

2007-11-19 18:44:33 | 100均観葉図鑑「た」
     *太陽大好きだけど、夏場は直射日光を避けて。
       暗さにそこそこ強いので、日当たりの悪い部屋でも可。

     *寒さには強い!
       5℃くらいまで下がっても平気。

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる。
       時々、葉っぱにも霧吹きで水分補給すると良いです。


□ 
□ 


今回「トラディスカンチア」、というネームプレートで入荷しましたが
今まで「ゼブリナ」というネームプレートがついていました。

この「ゼブリナ」(ブログ7/1)は
正式には、トラディスカンティア・ブロスフェルデアナといいます。

どうしてゼブリナというネームプレートがついていたのかと推測すると

トラディスカンティア・ゼブリナ(ブログ3/4
という植物繋がりだったと思われます。多分。
(他にゼブリナでひっかかる子がいない)

この両者は、姿形は瓜二つ、しかし色違い。という感じです。

紫ゼブリナの緑バージョン。だから「ゼブリナ」で。

くらいの認識で刺されたネームプレートが、今回なぜか

「親分、こいつは違うのにゼブリナの名前はまずいっすよ!」

てな声が聞こえるくらい迅速に(?)
トラディスカンチアのネームプレートに差し替えられている。と推測。

なんだろう。お上の手が入ったのかな。

「ゼブリナと偽ってブロスフェルデアナを売りさばいた輩をひったてい!」

・・・。

賞味期限の改ざんやら地鶏の偽りじゃあるまいし、あるわけないですか。
そんなこと。

などと一人でもやもやしてしまうくらい
前回までの「ゼブリナ」と今回の「トラディスカンチア」は同じ者ですので
(という風に思いますので)
これからは、「トラ子(愛称)」と呼ぶ事にします。
皆様方にも、どうぞ、よしなに。

(今まで「(ゼブリナの)ニセ子」と呼んでいた事を鑑みるに
随分と、その処遇は改善されたのではないかと)


□ 


ゼブリナ、というネームプレートで入荷してたじゃないか!今まで!!

と、入荷時、開箱一番に絶叫(内心で)したものの、自分の過去の記憶に
イマイチ自信がなかったので、帰って図鑑で調べてみよう。と帰宅。

どう見ても同じ植物にしか見えないのだが、もしかしたら
今まで入荷してた子と、今日入荷した子は微妙な違いがあるのかもしれない。
たとえば裏が縞縞だったとか。産毛があるとか。

その微妙さ具合を図鑑で確かめよう、と帰宅して図鑑の写真を見るものの、
昼間見た子はしましまだったっけな?とか、産毛はどうだったっけか?と
今度は図鑑の写真を前に、昼間の記憶が定かでない。

いやだ!こんな脳!!

いやだけど、自分の脳。嘆いても始まらないので、翌日、再び確認。

するとここでまた、

実物を前に、昨日見た図鑑の写真の微妙な記憶が定かでない!

とかいうと

童謡か!!(白ヤギさんとー黒ヤギさんがー・・・)

ってな話になるのですが、さすがにそれはありませんでした。

・・・いやだ、こんな妄。

トラディスカンチア(トラディスカンティア・ブロスフェルデアナ)

□ 

ペペロミア(グラベラ)

2007-11-17 20:09:23 | 100均観葉図鑑「は」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので、日当たりの悪い部屋でも可

     *寒いのはやや苦手
       5~10℃は欲しいところ

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       葉っぱには水をかけないように気をつけて


 

この子の親記事は10/27です。

もう二度と入荷しないかも、と悲嘆にくれていましたが

奇跡の再入荷!!抜かりなく撮影成功!
(いやここで抜かったらただのトンマですから)

忙しいのに撮影してる場合じゃないのよ!

とか言ってる場合じゃないのよ!!

と気合で撮影してみましたが
1回目の入荷より葉の茂り具合が乏しいのが惜しい・・・。

どうですか?グラベラデスカ?!(訊くな訊くな)

ペペロミア(ペペロミア・グラベラ、ペペロミア・バリエガータ)

 □ 

ピレア

2007-11-12 22:20:25 | 100均観葉図鑑「は」

     *半日陰が好きだけど、冬場は明るい場所へ
       暗さに強いので日当たりの悪い部屋でも可

     *寒いのはやや苦手
       5~10℃は欲しいところ

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       時々、霧吹きで葉っぱにも水分補給するといいです


□ 
□ 


細く繊細そうな茎は赤く、そこに小さな葉っぱが
ぽつぽつと、茎の軌跡を辿るようについています。
葉っぱは灰色がかった緑で、4~5枚が集まって、花のような形状です。

遠い過去に一度だけ入荷した事があるのですが、

遠い記憶を手繰り寄せる事にも、いちいち
労力がいるようになってきた寄る年波には勝てない私でも(長い)
難なく思い出せた程の印象的な子です。

なんだか飾りみたいに愛らしいです。

ピレア、というネームプレートが付いていますが
これまたピレア一族も、これでもかというほど図鑑に載っておりました。

この子は「ピレア・グラウカ・グレイシー」というらしいです。
お洒落な外見の子は、お洒落な名前の語呂あわせ、みたいな感じでした。
グラウカ・グレイシー。なんだか可憐な女優さんを想像してしまいます。
(そして妄想が広がります。果てしないので、ここでの記述は自粛します)

行きつけのサイトさんでは「最近流行し始めた為詳細が不明」との事でしたので
愛らしい外見とミステリアスな内面を存分に自慢し、
お楽しみいただけるのではないかと思われます。
今週も10鉢入荷したので、営業口上でございます。

いや、わざわざ口上を述べなくても、程良い人気で順調に売れていますが。

一番有名どころのピレアと言えば、アルミプランツ(3/24)ではないでしょうか。
私でも見たことあるくらいですし。(それが物差し)

先日、売り場で「このピレアと、この本に載っているピレアは同じなんですか?」
と質問されたのですが、口べたの為うまく説明できませんでした。
(ってそんな先日の政治家みたいな釈明はよしなさい)
すみません。同じだけど同じじゃないんです。

「この本に載ってるピレア」、はアルミプランツだったのですが
確かに両者を並べてみると、同じ「ピレア」という名前で括られたら
そりゃ猜疑心も生まれるってもんです。
それくらい、両者に(外見の)共通点はありません。

会社で育成POPを付けるためにネットで検索して
アルミプランツが出てきた時には、思わずびっくりして売場にとってかえしましたよ。
あれ?ピレアじゃなくて、ピレネだっけか?と激しく動揺したので
以降、ついこの子を呼ぶ時はピレネ、と言ってしまいます。

記憶操作も大概、思いのままにならなくなってきた今日この頃でございます。


□ 
□ 


前回の入荷と今回の入荷で、二回目なのですが(ハイ上手に足し算できました)
今回の子は伸び伸びです!

御覧の通り茎は儚げなので、例によって紙カバーを装着したのですが
その紙カバーでは防ぎきれない程、茎が長い!

一応並べて見て、その身を案じた結果

ダメだ!安心できない!!

と即決し、紙カバーの上段に、さらに紙カバー。

ダブル効果で身の上安心!一生涯お任せ2段防壁紙カバー!

となんか保険のCMみたいなキャッチコピーを(内心)呟きつつ
ダサイ仕様にしておきました。

それくらい、ぷちぷち切れます。
ここまで、ぷち切れ予想に心痛したのはブライダルベール以来かと。
そしてブライダルベールと同じく、隣の子と絡まります。
いちゃこくな!と仲睦まじい両者を「ええいどっちがどっちのだ!はっきりしろ!」
と叱咤しながら、腫物を扱うようにほどくのは入荷時の一度で十分です。

細い、切れる、絡まりあう、の3大病には2段で安心終身ダサイ紙カバー!
(CMのパクリはもういいから)

そしてブライダルベールと同じく切れた子はそっと鉢の中に挿しておきました。
根付きますように。

入院のお見舞いに鉢植えは「寝付く」ということから控えるようですが
私は切り花よりも鉢植えをもらったほうがありがたいです。
切り花は日一日と弱っていくのを枕元でハラハラ見てなくてはいけないので
かえって心臓に悪そうです。

私が入院した時には、是非とも鉢植えをお願いします。
病室で「毎日水をやる」という生甲斐を得て生き生きする上に
こんな辛気臭い所から一刻も早く連れ出してやらねば!!(失礼)という
使命感に燃えて、早期退院できると思うのですが。いかがでしょう。

いかがでしょう?って、まあ入院する気は毛頭ないんですけど。
獲らぬ狸の皮算用。結構じゃないですか、暗算が得意になって。
(そういう問題?)

ピレア(ピレア・グラウカ・グレイシー)


入荷

2007-11-10 22:34:08 | 業務日誌

観葉植物の、通常入荷です。


□ □ □


アイビー(4/29)…斑無しの緑一色タイプ

アスパラ(2/5)…もう好きなだけ自治領として草原を広げるがいい(達観)

アロエ(8/8)…いつもながら小ぶりで、損をしていると思うぞ?

ガラクノマイ(未)…あ!ポーチュラカリアの記事書きかけだった!(衝撃)

キカズラ(10/28)…丈夫だからいいが、飛ぶようには売れないな(ただの感想)

クリプタンサス(2/10)…葉が密集してた前回と変わって、間延びしている感じ

ゼブリナ(3/4)…銀紫のタイプ。緑の子と同じく、丈夫さがウリ。

ディフェンバキア(6/11)…細長タイプ。幅広に比べると人気がない(観察)

トラディスカンチア(未)…聴き覚えあるぞ、この名前!と思ったら・・・

ハートファーン(7/11)…でか!!・・・でかければ丈夫、って事でもないのが痛恨

ピレア(11/12)…記事、まだ書いてな い の に ・ ・ ・(早く書け!)

フィロデンドロン(5/9)…久しぶりに緑一色タイプ。新鮮に見える(笑)

ペペロミア(10/27)…撮影機会キター!!多分、グラベラなんだ。多分。

ミカヅキネックレス(3/25)…久しぶりに見た!入荷数が少ないのでご注意☆

ミリオンバンブー(10/11)…緑一色タイプ。2本植えでお買い得でっす!

+α ラブリーハート(3/27)…たっぷりあります、40鉢!


□ □ □


第二土日、という事で、「商売人は度胸!」の2倍発注をかましましたが
本日大変に忙しくて、売り場に出せませんでした・・・。
倉庫に2箱眠ってもらっていますです。

スミマセン、お客様。そしてゴメンナサイ、葉っぱちゃん達。
なんて、己の不甲斐なさが身にしみる秋。
・・・秋は関係ないか。(年中不甲斐無いことだし)

さてさてそんな諸事情は置いておいて。

今回の特筆はトラディスカンチア。

「ゼブリナ」という名前で入荷してたじゃないか?!今まで!

と入荷時には思ったのですが、家に戻って今図鑑を見ると
トラディスカンチア・アルビフロラ、かな?もしかして?という感じ。
昼間の記憶が曖昧で、図鑑の写真と一致しているかどうかが謎。
スミマセン、明日出勤してまた確認します。

それから、ハートファーン。これから寒くなると言うのに、

君たちはまた水風呂に浸かりにウチに来たのかね?

ウチは流行りのスーパー銭湯ではございません。浸かるのもほどほどに願います。

願います、っつーか10鉢も浸けてやるほどスペースに余裕がないよ?
もう夏とは違うんだから。(メリクリ年末年始で大わらわ。物理的にも心情的にも)

それはともかく、でかい。

上でも言っていますが、でかい。かなり、成長が進んだ状態です。(当売り場比)
だからといって、それは何の安心材料にもならないところが如何ともし難い。
また毎日救急救命の日々です。殺人的な挑戦状です。
(毎日救命してるんじゃそれはもう救急じゃないんじゃ?)

あとピレア。
すみません、前回分の記事を書く前に入荷記事に追い越されたりして。

 

8月の連日更新が夢のよう。
・・・夢だったのかな。

つーか、8月の連日更新って
年末までのエンジンを使って更新してたんじゃないかな。
で、あれで使いきっちゃったんじゃないかな。(他人事のように言ってみる)

無理するからもう。以降に悪影響が出ているじゃないですか・・・。
スミマセン、善処します。


リボンカクタス

2007-11-06 22:22:24 | 100均観葉図鑑「ら」

     *太陽大好き。夏でも直射日光OK!
       暗い場所は苦手なので、日当たりの悪い部屋は不可

     *寒いのはやや苦手
       5~10℃は欲しいところ      

     *水やりは普通に、土の表面が乾いたらたっぷりあげる
       葉っぱには水をかけないように気をつけて

親記事は7/14に掲載済みです。


 □ 


さてさて。
いつものように入荷してきた植物の箱を開け、今回のメンバーを確認。

と。
お?なんだ、この新顔?と思って箱から出したら、ネームプレートが
「リボンカクタス」となっているではありませんか。

え?今回、どこにもリボンカクタスは入ってないが?

と思わず箱の中にリボンカクタスを探してしまいました。
付近のネームプレートが間違って刺さっているのかと思って。

そんな感じで、いつもと違う容姿で入荷してきたリボンカクタスですが
「私もみましたよー」という情報をいただいたので、じゃあ検索だ!!と
ハリキッテ検索できました。ありがとうございます。

しかし検索してみて驚いたのなんの?
世間ではどうもこの姿の方がメジャーなようなのです!

じゃあウチに頻繁に入荷してきていた真緑のリボンカクタスは希少なのか!?
しまった!希少価値を前面に押し出しておけばよかった!
(そういう問題ではない)

ググーっと検索かけると、ペディランサス、という名前で、バーン!と出てきます。

この写真では葉が密につまっていますが
成長した姿は、茎がじぐざぐと折れ曲がり、そこに左、右、左、右、
と葉っぱが規則正しく映えてきています。
多分、この子も伸びるに従って、そのような姿になると思われます。
葉っぱは寒くなると、ピンク色に紅葉(?)するようです。

かなり見ごたえのある姿に成長しますので、俄然興味が出てきました。

(売れ行き如何を心配するでもなく、体調不良になるでもない…
まあお好きにくつろいでいてください、というような淡白な付き合いだったので)

枝分かれせず、一本調子で高く伸びますので
(このブログで同じような成長を見せるのはサンデリアーナですな)
そういった姿をお好みの方は、ぜひとも大きく育ててくださいね。

幾本も束ねて、一斉に直立している姿はとても美しいです。



完売しました!!

何故に?!

見た目はなんか、しなしなのキフペペロミアって感じなのに
何故売れるのか?(失礼にもほどがある)

キフペペはあんなに売れないのに、この子が売れるというのが解せない。
いや。この子は当然キフペペじゃないから売れるのか…。

キフペペとホヤチェリーを足して2で割って、しなしな感を掛算すると
この子が出来上がるような気がします。

売れない子と売れない子を足したり割ったり掛けたりすると売れるのか。
こうして園芸界には新種を生み出す技術が発展していくのか。
成程。園芸家の皆様の努力に感心しきりでございます!

と。

たった4鉢完売で大騒ぎ。

するものいかがなものか。失礼しました。
しかし緑リボンカクタスの売れ行きから考えて、この完売の早さは
予想をはるかに上回っていたので。(おまけにしなしなしてるのに)

やはりリボンカクタスと言えば、この斑入り品種がメジャーなのか。
単に物珍しさでお買い上げなのか。
次回入荷で、見極めたいような、無理なような。
2種同時に入荷してくれると解り易くていいと、願っております。

えー。
なぜ4鉢完売かといいますと。

1鉢、瀕死の状態で入荷したからです。
そりゃもう、一目見るなり

ぐおー!わかめ!!

と叫んだほどに、葉が生わかめのように垂れて、地に這うありさま。
一応、水不足で「くたーっ」となる症状に似ていたので水をあげましたが
一日待っても回復せず、水切れではなかったか・・・と敗北宣言。
(多肉なので水切れに弱いというのもおかしな話か…)

あと考えられるのは、生まれて初めて輸送されて

トラックの振動に酔った

せいで、わかめ状になってしまったのか?!
という事くらいですかね…。
(それが仮にも植物を世話する者の言う事なのかね?)

一応、ストックに避難させておりますが一向に回復の兆しがありません。
なんかもう、生き返る気がしないんですが。
かといって、ご臨終、って感じでもないんですが。

一体どうしてこんな事になっているのか、不思議でたまりません。
でもデジカメのバッテリーが切れて、わかめまでは撮れませんでした。

これがここ最近の、一番の無念です・・・。

リボンカクタス(大銀龍、ペディランサス)

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