そこは海の見えるカフェだった
港に着いた船が
のんびりと出発のときを待っている
君はこの景色が好きだと言った
そしてふいに呟いた言葉が
あまりにも僕の心と似ていて
思わず目をそらした
「悲しいことばっかり」
君がときどき見せる微笑みには
切ない色が混じっている
その瞳の奥は寂しく
少し暗い影を帯びているように見えた
秋風が吹き始めた
夏の終わりの日
アイスティーの溶けた氷と
一粒一粒の水滴
マルボロの匂い
この瞬間に込み上げる切ない思いは
みんなが知らなくてもいい
君と僕だけが知っていれば
それでいい
港に着いた船が
のんびりと出発のときを待っている
君はこの景色が好きだと言った
そしてふいに呟いた言葉が
あまりにも僕の心と似ていて
思わず目をそらした
「悲しいことばっかり」
君がときどき見せる微笑みには
切ない色が混じっている
その瞳の奥は寂しく
少し暗い影を帯びているように見えた
秋風が吹き始めた
夏の終わりの日
アイスティーの溶けた氷と
一粒一粒の水滴
マルボロの匂い
この瞬間に込み上げる切ない思いは
みんなが知らなくてもいい
君と僕だけが知っていれば
それでいい