何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

笑わせたかった

2018-03-22 20:44:34 | 
今日も窓の向こうは曇っていた
その向こうを知りたくて
何度も拭ってみる
窓に映るのは一艘の船と
その船を漕ぐ自分だけ

笑わせたかったけど
こんなことじゃ笑わないことぐらい
知ってたよ
救ってあげたいなんて感情は
間違っていることぐらい
知ってたよ

さみしい人
見ていると
苦しくなる
差し伸べた手を振り払ってでも
行きたい場所に望んでる愛はあるの?

私が聞きたかった答えはどこにもない
手がかりもないまま
ひとり船を漕いで行く