何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

海の底

2018-05-21 22:17:52 | 
甘い匂いに包まれたベッドの中
踊らされ続けてた僕の身体
全部わかったフリの演技
知らないフリの前戯
見たこともない淀んだ色のシーツの海で
一匹の魚が悶えてる
落胆し続けて
震えたのはあの時
繰り返し繰り返す
精神の攻め合いに
疲れ果てて眠りについた心
どこまで甘受すれば
報われるだろう
沈んでいく海の底
苦しくて息もできないのなら
もう愛なんて
知らないままでいいと思ったんだ



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