何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

光を失くした

2019-01-18 22:02:07 | 
あの時出した答えが
正しかったのか
間違っていたのか
確信もなく
薄闇に紛れて
いつまでも揺れ動く
柔らかな光
まだ大丈夫
もう少し
僅かな光を
消えないように
絶えないように
そっと両手で包んだ
出会った頃の輝き
眩しかったあの頃
そして僕は今
君が高く飛ぶための助走
見抜かれてしまう嘘ほど
悲しくて残酷なものはない
中途半端に寄り掛かれる場所は
この光を失くした心を
わがままにさせるだけ
切なくさせるだけ