たけのこごはん

醤油を入れるのを忘れてしまいました。
昆布、酒、塩はしっかり入れたので、上品な味といえなくもない?
今まで何回も作ってきたのにはじめての失敗です。
やはり人はそんなに強くはなくて－－というところで
こころここにあらずです。

話のあう人

食べきれないので、電話で食べる?と聞いてから近所に
配ってきました、筍。こどもの同級生のお母さんで、こどもは
仲良しではないのですが、気のあう人がいます。
姑のこと、夫のこと、こどものこと、雪のこと、近所のこと
いろいろ話して来ました。働いている人なのですが、今日は
お休みだったそうで。近所は結構年配の人ばかりで、話の種目が
いつもとは違って楽しかったです。

筍の山

奈良から筍の山が届きました。米糠付きで。
御主人を亡くして以来、まだ立ち直れていない友人からで
もう充分生きたよね－－－というところで、話がいつも
終わっていました。
生きていれば、いろいろ次から次と悩みは起きる、
それが生きているという証しなのでしょう－－－－－－

思い出

思い出はいつも五月にかえっていく
砂浜を裸足で駈けたあの日に
波はわたしをからかい
風はわたしを包んで
わたしのお下髪は風にゆれ
黄色いりぼんが肩で踊った
　十五歳頃に書いたものです、思い出はかえっていくという言葉は
　その頃とても気に入った有名な詩のパクりです。
　今日から五月と思ったら思い出しました、十五歳の思い出なんて
　こんなものだったのだろうか?と懐かしい－－－