「テロリストのパラソル」は私の好きな本です。こんな時代になって
模倣犯のバカタレまで出て、いい本だと人に薦めても、テロリストと
いう言葉だけで、拒否されて残念です。
この本にもちょっと似たような人物が脇役で登場しますが。
主人公がかっこいい、38才でこんなに出来た人現実にいるだろか?
「生活はいつも立派で誇らなきゃいけないものなんですか。
そんなの、きれいごとじゃないですか。自分の意に反した仕事を
がまんして、生活を誇るかどうかなんて考えず、一生懸命働いている」
これは取り巻く味方の部下の言葉ですが、味方の方はそれぞれさわやかで
一生懸命。一生のうちに、こんな上司に出会えた人は幸せ者です。
友情のせつなさ、厚さ、損得抜きで行動する潔さ、こんな人に
なりたいものですが、現実はたかがチンゲンサイで喧嘩している
ありさまで、バカだね------
映画あるいはTVドラマになるなら、主演は伊原剛志さんがピッタリです。