あたしはぶす子!@天国!
海女のなんちゃんのわかめ漁も終盤に入りました。
遅れていた気温も水温も、5月下旬辺りから一気に上がって来て
昨年は8日しか出漁できませんでしたが、今年は......
6月10日現在で16日と、昨年の2倍の出漁、わかめちゃんも質・量ともに、そこそこの豊漁です。
ツルツルの柔らかわかめちゃん、たくさん獲れました。
あれっ、なんちゃん上がってこないよ?
何て事もなく、ご安全な毎日に感謝!
この2か月弱の間は朝4時に起きて、センパイ海女さんと3人で海チェック、5時に出漁の吹き流しを揚げ、
5時10分~kanpe船頭さんと、海女小屋に畳表を引きつめて
6時過ぎには港で伝馬の出航を待つ
6時40分ごろいざ出漁
陸から泳ぎ出す海女さんと
伝馬に乗る海女さん
三国は2種類の海女漁があります。
海女漁の短い期間
楽しいことが沢山ありました。
香港の美人ブローガーちゃんが遊びに来られ,わかめ干し体験されたり、
地元の地区のみなさんのわかめ干し体験
雄島漁業組合米ヶ脇支所が回覧板で募集したところ、
老人会を始め、区民の皆さんや、お子さん、お友達
50名もの方に参加いただきました。
そして、
三國中学校の職場見学のみなさん
まずは、サンセットビーチのビーチクリーン。
Nan's Seaでsurfshopのお仕事見学した後に、
わかめ干しのお手伝い
池ちゃん隊長の指導のもと、まずは粉め干し
そして、板わかめ干しにも挑戦しました。Mahalo!
そして、今年は5月29日にめの入会!
米ヶ脇の海女さんと安島の海女さんのわかめ獲りバトル~
米ヶ脇と安島の地先境を入会といって、
両方の地区の海女さんが一緒に漁ができる、緩衝地帯となっています。
その入会の解禁日は、早朝6時30分ごろに、米ヶ脇と安島の海女さん全員が入会である東尋坊のがけ下に集結します。
ナンチャンが海女になった当時は
何十槽もの伝馬が東尋坊に浮かび、50人以上の海女さんが一斉に潜ってわかめ獲り。
桶と桶がぶつかるほどのすごい風景があり、
新米のなんちゃんは
安島の海女師(深潜りのベテラン海女さん)に怒鳴られることも.......
でも今は、高齢化で海女の数が半数以下に激減
和気あいあいの入会となっています。
ちょっと寂しいな~
そんなわけで、わかめ漁もあと何日入れるかわかりませんが、15日まで頑張ります。そろそろ、ご予約のわかめのお届けで来たので、ちょっとだけある分は次回のブログにて、ご予約開始します。
お楽しみに!