サンセット日記

日本海は三国サンセットビーチのsurfshop Nan's Sea所属、ロコ猫ぶす子とシルビア、天国より海を見守ってます

ナホトカ号重油事故から10年

2007-01-06 17:32:24 | 社会・経済

Busuko__1明けましておめでとうございます!

A Happy New Year!

Hau'oli Makahiki Hou!

あたしはぶす子!07年のお正月もショップのファンヒーターの上で寝正月してたのよ。

元旦と今日3日は波が腰腹たま胸近くとナイスなお正月。Nan's Seaの皆は、初乗りやら、40%off Saleやらあわただしく働いてる。正月そうそうご苦労さん!

ところで、
皆さん覚えていますか?

10年前の1月7日
私達の住む福井県三国町の雄島ロシアタンカーナホトカ号の船首部分が座礁しました。
大量のC重油をひきつれて............

海は真っ黒な重油で埋もれていました。あたしやシルビアは重油の匂いで、毎日クラクラ酩酊状態。幼かったシルビアはおびえて、あたしも不安で不安で、眠れない日が続いたものです。でも...................

「海が悲鳴をあげている!」

Nan's Seaにはサーファー、ライフセーバー、ウインドサーファーを中心に海を愛する仲間達が集まって、その日のうちにボランティア本部が自然発生したのです。もちろん、サーフショップはクローズしてお店には延べ2000人以上の人がボランティアにやってきました。

世界中の、たくさんの心ある人々のおかげで、半年後には日本海は、よみがえりました。
金沢大学の理学部の教授の継続的な調査によると、10年後の今、海は完全復活しているそうです。

驚異的な自然の浄化作用に驚かされると共に、
過酷な真冬の日本海に駆けつけてくださった、ボランティアの皆さんに感謝しきれない思いの10年でした。
オーナーのnanちゃん達、ローカルサーファーはあの時のボランティアの皆さんに、完全復活した三国の海を見ていただいて、感謝の気持ちを伝えれる様何かactionを!と考えているのですが、何せ観光の町。
行政、観光協会は「もう思い出させないで!」との方針..................

もっと前向きに考えられないのかなー?
そんなジレンマの中、あたしぶす子が自信を持ってボランティアの皆さんにお伝えできる事がひとつだけ。


「皆さんが助けてくださった三国の海、もっともっときれいになる様、ローカル達はクリーンビーチして守り続けてますよ!surferも、漁師も、海女も、地元の子ども達もみんな今まで以上に海を大切に育んでますよ!」

とりあえず、07年1月7日9:30~
三国サンセットビーチでローカルサーファー達がクリーンビーチを吹雪の中決行します。
10年前のボランティアの皆さんへ感謝を込めて....................
皆さんお手伝い頂けませんか?


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