怪獣ベビーと歩む道

「すくすく育って」の思いを真ん中に、
日々のニュース、美味しいもの、旅行、映画など心にうつるヨシナシ事を

年長さん卒園

2009-03-30 23:17:42 | society
今年も「送る会」がありました。

年長児の父母に、幼稚園の思い出などを語ってもらい
その他イベントを交えて、送別するという
年中少の父母が開催する会です。

総勢20名のお話。
今年、心に残ったのは
Iくんのお母様。

「独身時代は、子供好きでもなく、皆なんでわざわざめんどくさい思いして
子ども育てるんだろうかと思っていました。
特に、子どもがグレるくらいならまだしも、事件の加害者になってしまったら
被害者の方にも、申し訳なく...、産まなきゃ良かったと思うはず...」

あー、わかるー。
私も同じ事思ってたー。
フツーは、被害者になるのを恐れるみたいだけど
加害者になったときの恐怖を考えると...、子供なんていらないっ、なんて。

「それでも育ててみたら、可愛くて、かわいくて。
万が一、息子が加害者になったとしても、
お母さんは、味方になって、守ってあげようと、今では思います」

普段、クールなお母さんで
Iくんも、大柄な大人びた子なので
「可愛い」という形容詞に、なんだかびっくりでした。
でも例えは極端だけど、心情はよく判る...。

その他、
「入園したてで、泣き叫ぶ我が子を、『お預かりしますー』と抱えて教室に運ぶ先生の姿を見て
息子への心配より、ババ抜きで、ジョーカーを引かせてしまったような、先生への申し訳なさを感じながら
会社へ向かいました...」

とか、
「モンテッソーリの先生は、膝丈のスカートをはくように決められていると聞いたのですが、
こちらの園に来てみると...ジャージ...。
でも、ジャージ、良いですよね!一緒に走り回ってくださって、
抱きついてくる大勢の子どもたちを相手にして...」

などなど、ストレートに愛情/感謝を伝えないひねった感じが
今年の年長さんのご父母らしさでした。
コメント
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