FIAT500とnapdesignな日々

FIAT500とフラワー、時々ネコ達
空間デザイン、店舗ディスプレイ
オリジナル什器制作します

化石と進化系統樹

2017-08-19 | チンクとグリーンとネコ達





























本日晴れ!























近年まれにみる勤勉さは
周知の通り
(周知?)


で、ここ数日は断崖絶壁歩行モード設定ゆえ
尋常でない集中力が常


普段、そこは意識して鍛えてはおらず
ゆえに
擦り切れ気味






昔懐かしい

「24時間働けますか?」

っと云う問いには

「ほぼ24時間働けるけど
その後、ほぼ24時間寝ちゃう」

っという結論

結局、あまり意味がなかった現実を自覚








そーゆーわけで
長い言い訳の後
昨日は、前々から行きたかった
「テオヤンセン展」
衝動的に行ってきた






















きっと一度は目にしたことが、、、



heo Jansen
"Strandbeest"

テオ・ヤンセン
「ストランドビースト」





































昆虫や動物のようなかたちをした、風を食べて動く巨大な人工生命体
ビースト(生命体)の
デモストレーションが一日に数回行われる















こういうのは、屋外で海や空を背景に
動いているのを観たかったなぁっと思っていたけど
実際、動いてるのをみると
「歩いている」のを眺める感覚に近く
海空の元でなくとも感動






至近距離でみると、砂浜で歩行していた頃の
砂や石などがついていて、なぜか親近感








































風がないので、動力を押す力で対応したり
コンプレッサーを使ったり

デモストレーションも、いろんなビーストで開催されてました







コンプレッサーで、歩かせる








プラスチックチューブ、大量のタイラップで固定








不具合が発生したときには、こちらのフランス人の方が対応
デモストレーションなども、この方がお世話されてました



























展示物には、パネルで説明などの表示がされてますが
これを読むと、もう「テオヤンセン」さんの、ビースト達への
愛情がひしひしと伝わります

倉庫を「墓場」と言ってみたり
動かなくなってしまったビーストを「化石」
プラスチックチューブを「細胞」と言ったり
もう、何回か読み進めて行くうちに
生きものとしてしか、見れなくなる












私も押してみましたよ の、図
思ったよりも、うんと軽々歩き出し、驚いたけど











会場内は、カメラ撮影も動画撮影もOKの表示があり
この作品は動いてるところを
身近でみるのが、楽しいなぁと








なんて云うか、勝手な私の持論ですが
クルマと同じで
何度も手をかけて、修理やメンテナンスや掃除を繰り返すと
「長年大切にされて来たモノ」
だけが持つような、オーラというか
そーゆー雰囲気がして

それが見る人を惹き付けるというか
暖かな気持ちさせるんだろうなっと思いました

















とにかく、壮大で楽しい展覧会でした
いつものような静かに、しんとした展覧会とは違い
あちこちで感嘆の声や、拍手が聞こえ
良い雰囲気だったなぁ


期間は9月の18日までだそうですよ♪


































三重県立美術館♪


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