先日、小僧らが勝ってしまいました。正直、優勝する可能性は20%くらいと思ってました。新人戦は1回戦敗退したチームでしたが、同じ地区のもう一つの代表がベスト4入りして第4シード枠を持ってた関係で、地区大会優勝チームの小僧らにはラッキーなシード枠からの全県春季大会になりました。おかげで、夏の総体を優勝するために、今回の目標設定は最高目標は優勝でしたが、現実的目標は3位以内、最低目標はベスト4って事で設定できました。そんな感じで練習してたせいか、優勝したものの、想像してたほどの感動はありませんでした。小僧らのアシスタントコーチをしているShow2↑も「あまり実感が沸きませんね」って話してたのも共感出来ます。
先日、私は「下手でも勝てます」ってお話をしました。それは、きっと優勝で出来なくて何が足りないのかって話の流れでコメントしようと思ってたからです
。中学生に指導するコンセプトとして、「上手な選手より強い選手を目指せ」って言ってます。ここ数年の選手に比べたら、今年のチームはいろいろな面で軟弱軟弱…(byジョジョ
)って言いたいくらいのメンバーでした。ただ、ここ数年の中では、正直1番上手なチームです
。その上手さで、弱い選手が勝ってしまった事に、指導者としては反省です
。
それに比べたら、娘っ子らの方が私が目指してるテニスに近いです。実際、試合を見たテニス関係者から「なんでこんなに下手そうなのに勝つんだろう?」って言ったコメントをよく聞きます(そー言えば毎年言われてるなぁ
)。その理由はいろいろあるんですが、その中の1つに彼女らの人間力の強さがあります
運動能力が低くても、常日頃の生活態度や何事にでも真剣に取り組む姿勢とかが立派だといい試合が出来るようになると思ってます。当然、娘っ子らには特に褒めませんが、心の中では感心してます。こういう事が試合の中に出てくるもんです。タカピーがチーフコーチになって3年目に入りましたが、夏は娘っ子の活躍に目が離せません
。
そんななんで、目標も大事ですが、ソフトテニスを一生懸命やる目的を再確認して、夏に向かいたいと思います。その時に強い選手になってることを期待して…