ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

神仏に感謝の気持ちが湧かない

2021年01月27日 | 教え
質問者:ハイル禅師 神仏に感謝と言っても
自分の境遇は最悪でそんな気持ちも湧きませんが
なぜ感謝が必要なのでしょうか?

私:人はどんなに金持ちでも悩みや不安は必ずあるものです
まして貧困層の人や病苦に悩まされた人ならば尚更苦悶が
増幅してきます

それではなぜ自分が不遇であっても感謝が必要なのかと
言えば 今を生かされているからです

地球上の物質はすべて創造神の物であり
人間は物質はおろか自分の肉体でさえ
永続的に所有できず一時的な借り物にしか過ぎない

つまり多くの人間には貧困・病苦・人間関係の悩みが
必ずありますが それも修行の一環になっている

また感謝は相手を感動させる力もあります 
例えば昭和天皇が米国に行った時に
戦後の穀物補給などに対して感謝を述べると
米国民はたいそう感動したそうです

現在の状況がどんなに不遇であっても
感謝の気持ちを持っている人は
どこからか助けの手が差し伸べられることもあります

逆に愚痴や怨嗟は邪気・邪霊を引き寄せます

どんな状況下であっても絶えず感謝の気持ちを持って
生活している人は神仏の守護も届きやすく
菩薩の心を持った人だと言えます