ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

寿命とは老衰で亡くなることを意味するのか

2021年05月18日 | 教え
質問者:ハイル禅師 一般的に寿命とは老衰で亡くなることを
意味するのでしょうか?

私:確かに100歳も生きれば寿命で亡くなったと
いう言い方もされますが 厳密に寿命というのは
条件なしで自分が亡くなった日となります

また何歳で寿命になるのかはその人の持つ徳分に
よります

例えば18歳で子供を出産した母親が何度も赤子を殺めて
公園に遺棄したとします
 
まだ未成年の母親は自分の将来にしか考えが及ばず
罪の意識が薄いので平気で過ちを繰り返すとする

だがこの罪はいつか自分自身で償わなければならないのである
これは逮捕されて服役することで罪障が少し軽くはなりますが
来世は自分の寿命が短くなります

基本この世的に刑罰に復せば陽罪となり少し罪が軽くなり
刑罰から逃れれば陰罪となり罪が重くなる

何歳で病死や事故死 或いは災害死するのかもその人
特有の因縁に因ります

つまり夭折者は16歳で脳卒中で死んだり25歳で心筋梗塞で
死んだりしますが 若い年齢であろうと徳が無くなったから
寿命が切れたのです

要するに死因も年齢も場所も選ばずに自分が亡くなった
年月日時が寿命になります

寿命は先天的徳分+後天的徳分からなり後天的徳分は
徳積み出来るので最大限努力されるべきです