ハイル禅師語録

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一神教と多神教の概念の違い

2021年05月19日 | 教え
質問者:ハイル禅師 一神教と多神教の概念の違いとは
神様の数でしょうか?

私:一神教はキリスト教・ユダヤ教・イスラム教が代表ですが
それは崇拝対象を創造神にしているからであり 多神教の
ヒンズー教・儒教・神道なども基本的には同じなのです

なぜそのように神霊が変化されるのかといえば時代や国に
よって人々が求めるニーズや文化度が変わるからであり
ただ多神教は崇拝対象が下位の神にまで到っているという違い
があり単純に神様の数だけの問題ではない

基本的には一神教の宗教は戒律が厳しく大らかではないが
多神教の宗教は協調性があり大らかな良い面もある

一神教の概念にはない真実ですが 神霊界の神霊はその時代の
相応しい形や姿で働きを変えてお出ましになる特徴がある

例えば同じ国常立大神様でも日本に顕れる時とエジプトに
顕れる時では名前も姿もエネルギーも波動や神徳も全く
別物となります

当事者たちの民族の風習や生活習慣レベルに合う象徴的な形
でもって顕現されるためです

つまり多神教の神々はギリシャ神話でもエジプト神話でも
多様に化身されるのは神様の都合ではないのです

結論を言うと一神教でも多神教でも神霊は自在性と多様性を
持ち合わせており時代の背景や民度等に合わせる形で
姿・形・名前・働きを変えて神徳を人々に与えてきた
のであります