ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

霊界の話で利害が生じる

2021年05月22日 | 教え
質問者:ハイル禅師 霊界の話の内容には発信する側と
受け取り手の間で人間の我が入り混じって
利害が生じるのは仕方がないのでしょうか?

私:利害のみならず自分の言動に対しての評価なのか
非難なのか 沽券に関わると真実を捻じ曲げようと
するのは発信者も受け取り手も同様なのです

例えば某教団では名のある霊人の言葉を借りて
「信者が退会すると死後に霊界の下層に落ちて豚の姿になり
数千年臭い世界で苦しむ」と発信しますが たちのわるい
このような大嘘は悪質極まりない

またある女性が自分の店の経営を放置して慈善活動ばかり
していたが ある縁で霊能者の力を借りて亡くなった女性
の父からの霊言で「慈善活動より本業に精を出してくれ!」
と伝えられました

それを聞いた女性は霊能者を山師罪で訴えました
自分の亡き父に慈善活動を褒めてほしかったのに
逆を言われてカチンッ!ときたからです

この話自体は真実だったが実直な霊能者が空気を読まず
正しく伝えた為に告訴されたのです

このように霊界の話もそれぞれの思惑や利益が絡むと
真実が歪められて悪用されやすい

霊界の内容自体が目に見えない話である以上
自分が都合の良いように悪用したり解釈する
誠がない組織や個人も多いからなのであります